多くの設計現場では、
「何回リフローを通したか」が議論されます。
しかし、金属組織の観点から見ると、
寿命に効くのはリフロー回数ではありません。
はんだ接合部に形成される
η層・ε層(拡散層)は、
リフローを1回行っても、7回行っても、
ほとんど厚くなりません。
一方、
150℃前後での高温放置では、
金属間化合物層が一気に成長します。
これは再結晶化温度を超え、
拡散が加速するためです。
つまり問題は、
- 使用環境
- 保管条件
- 通電時の自己発熱
にあります。
「溶けなければOK」という判断は、
寿命設計としては成立しません。




コメント