はんだは“冷やし方”で寿命が決まる… 急冷はなぜ効くのか

エレクトロニクス

はんだ付け後の冷却工程は、
軽視されがちです。

しかし、はんだ組織は
凝固時の冷却勾配で決まる
という事実を無視できません。

緩やかに冷却すると、
結晶粒は粗大化します。
粗い組織は、

  • 不純物層が明確になり
  • クラック進展経路になりやすい

一方、急冷すると、
緻密で微細な組織が形成されます。
これは、疲労寿命を延ばす論理的な結果です。

【本記事について】

本記事は、TH企画セミナーセンターが主催する実装技術分野の専門セミナーにおいて実施された
講師による講義内容、質疑応答、ならびに紹介された実務事例をもとに、
TH企画が製造業向け技術情報として編集・再構成したものです。

セミナーで実際に議論された内容を踏まえ、
最新の実装トレンドや、現場で判断に迷いやすい故障対策・品質評価の考え方について、
技術的背景と判断のポイントが伝わる形で整理・解説しています。

本記事は、現場技術者、品質管理担当者、設計者が
日常業務における技術判断の参考情報として活用できることを目的としています。

執筆・編集:TH企画 技術コンテンツ制作チーム

自動車用途など高信頼性が求められる分野で、
意図的に急冷工程が入る理由はここにあります。
冷却は“後処理”ではなく、
寿命設計そのものです。

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