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実務で使えるExce演習付き!!

食品、製薬、環境分野における

バイオリアクター設計スケールアップ基礎実践

【WEB受講(ZOOMセミナー)ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

オープンセミナー WEB受講

化学医薬食品・化粧品

バイオリアクターの基礎・実践までの幅広い知識,バイオリアクターの操作方式・シミュレーション,バイオリアクターの設計とスケールアップの基礎・実践,バイオリアクターの設計とスケールアップの実際の計算法について,具体的な事例・演習を交えながら分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師

東洋大学 理工学部応用化学科 名誉教授 工学博士 川瀬 義矩 先生

千代田化工建設(株),東京都立大学工業化学科,ニューヨーク州立大学化学工学科,ウォタール―大学を経て現在に至る

講師紹介

日時
2025/6/17(火) 10:00〜16:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円  
テキスト
PDF資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式

WEB受講のみ

※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。

受講対象

関心のある方はどなたでも受講可能です。

業種、所属部署、レベルは問いません。

予備知識

特に予備知識は必要ありません。
バイオリアクターの設計とスケールアップについて基礎から実際まで分かり易く解説いたします。

習得知識

1)バイオリアクターの基礎から実践までの幅広い知識が得られる
2)バイオリアクターの操作方式についてシミュレーションを含めて学べる
3)バイオリアクターの設計とスケールアップの基礎から実践まで学べる
4)バイオリアクターの設計とスケールアップの実際の計算が学べる など

講師の言葉

 食品、製薬、環境の分野におけるバイオリアクターの基礎から実践まで丁寧に解説いたします。バイオリアクターの操作方式についてシミュレーションを含めて詳しく解説いたします。

 バイオリアクターの設計スケールアップの考え方と計算については撹拌槽バイオリアクターと気泡塔/エアリフトバイオリアクターの具体例を示しながら解りやすく解説いたします。実際の設計およびスケールアップの計算について配布しますExcelのテンプレートを使って具体的に解説いたします。

 

プログラム

1. バイオリアクターの基礎と実践
  1-1 バイオプロセス
     1-1-1 生産目的に適したバイオリアクター
     1-1-2 微生物、動物細胞、植物細胞の培養
  1-2 バイオリアクターの実例
     1-2-1 微生物培養バイオリアクター
     1-2-2 動物細胞培養バイオリアクター
     1-2-3 植物細胞培養バイオリアクター
     1-2-4 固定化生体触媒バイオリアクター
     1-2-5 固体培養バイオリアクター

 

 

2. 微生物の反応速度の基礎
  2-1 酵素反応の反応速度
     2-1-1 ミカエリス・メンテン式
  2-2 微生物反応の反応速度
     2-2-1 モノー式
     2-2-2 基質消費速度
     2-2-3 酸素消費速度と呼吸速度
     2-2-4 代謝産物生成速度
  2-3 阻害反応
     2-3-1 酵素反応における阻害
     2-3-2 細胞増殖における阻害
  2-4 反応速度定数の決定
     2-4-1 ラインウィーバー・バークプロット
     2-4-2 Excelのソルバーを使った方法
  2-5 固定化酵素、固定化微生物の反応速度
     2-5-1 担体に固定化された生体触媒
     2-5-2 有効係数
  2-6 発酵熱(反応熱)の計算
     2-6-1 反応温度の影響
     2-6-2 発酵熱の計算

 

 

3. バイオリアクターの操作
  3-1 バイオリアクターの操作法とシミュレーション
  3-2 回分操作
  3-3 反復回分操作
  3-4 流加培養
  3-5 連続操作
     3-5-1 ケモスタット
     3-5-2 灌流操作
  3-6 実際の混合
  3-7 バイオリアクターの混合状態と収率

 

 

4. バイオリアクターの設計の基礎と実践
  4-1 設計のスペック
  4-2 撹拌槽バイオリアクターの設計計算
     4-2-1 撹拌槽バイオリアクター設計における重要なパラメーター
     4-2-2 設計計算例
  4-3 気泡塔バイオリアクターの設計計算
     4-3-1 気泡塔バイオリアクター設計における重要なパラメーター
     4-3-2 設計計算例
  4-4 エアリフトバイオリアクターの設計計算
     4-4-1 エアリフトバイオリアクター設計における重要なパラメーター
     4-4-2 設計計算例
  4-5 固定化酵素・微生物バイオリアクターの設計計算
  4-6 嫌気バイオリアクターの設計計算

 

 

5. バイオリアクターのスケールアップ
  5-1 撹拌槽バイオリアクターのスケールアップ
     5-1-1 スケールアップのパラメーター
     5-1-2 幾何学的相似
     5-1-3 撹拌槽バイオリアクターのスケールアップ計算
  5-2 気泡塔型バイオリアクターのスケールアップ
     5-2-1 スケールアップのパラメーター
     5-2-2 気泡塔バイオリアクターのスケールアップ計算
  5-3 エアリフトバイオリアクターのスケールアップ
     5-3-1 スケールアップのパラメーター
     5-3-2 エアリフトバイオイオリアクターのスケールアップ計算
  5-4 CFDによる流動解析
     5-4-1 撹拌槽バイオリアクター
     5-4-2 気泡塔バイオリアクター
     5-4-3 エアリフトバイオリアクター

 

 

6. バイオリアクターの設計・スケールアップにおけるトラブル解決
  6-1 バイオリアクターのトラブルを解決する戦略
     6-1-1 非ニュートン流動特性によるトラブル
     6-1-2 泡沫層の形成によるトラブル
  6-2 バイオリアクターの設計とスケールアップに失敗しない戦略
     6-2-1 スケールダウンアプローチ
     6-2-2 CFD(流動解析)の活用

 

 

7. バイオリアクターの展開
  7-1 シングルユースバイオリアクター
  7-2 バイオリファイナリーにおけるバイオリアクター
  7-3 バイオ水素生産におけるバイオリアクター
  7-4 バイオメタネーションにおけるバイオリアクター
  7-5 微細藻類によるCO2削減のフォトバイオリアクター
  7-6 バイオリアクターにおけるAIの活用
  7-7 ウイルスワクチンのバイオリアクター

 

 

8. 質疑・応答

略歴

早稲田大学理工学部応用化学科、大学院応用化学専攻博士課程
千代田化工建設(株),東京都立大学工業化学科,ニューヨーク州立大学化学工学科,ウォタール―大学を経て現在に至る

日本語の主な著書:「生物反応工学の基礎」、「微生物、動物/植物細胞を培養するバイオリアクター:設計とスケールアップの基礎」実習ExcelテンプレートCD- ROM付、「エアリフトバイオリアクター」、「撹拌装置の設計とスケールアップ」実習ExcelテンプレートのCD- ROM付、「Excelで解く水処理技術」等
学術論文:外国の専門誌に200報以上の技術論文を発表