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実際のトラブル事例と対策法の具体的経験から学ぶ!

モータ騒音・振動基礎低減対策法(応用編)

今知りたい実務に役立つモータ騒音と低減対策法~

【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみ:ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

オープンセミナー 会場受講WEB受講

エレクトロニクス機械

モータ振動・計測・評価,モータ電磁騒音,永久磁石モータ騒音,ファン騒音,システム装置騒音など,モータ騒音・振動と低減対策について,長年の経験と研究基づき,事例を交え分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師

Nodaモータテック事務所 代表 野田 伸一先生

工学博士 (モータ博士)

講師紹介

日時
2025/6/3(火) 10:00〜16:30
会場
受講料

(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円  

※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。

テキスト
製本資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式

会場・WEB

受講対象

モータ&インバータに関心のある方ならどなたでも受講できます。
モータシステム設計、開発、研究、生産、製造技術、品質、検査管理、営業を業務で扱っている。
一般的な機械工学、電気工学の知識を持っている。

予備知識

一般的な機械工学、電気工学の知識を持っている方であれば理解が進みます。

習得知識

「学ぶ立場」「実際に業務で使える内容」に重きをおく。モータ技術に関わっている初心者からベテラン経験者。モータ騒音・振動について再知識を得ようとする人が、本講座を受講すれば一通りの「モータ騒音・振動と低減対策」がすんなり理解でき、習得できる。本研修では「48年間の実務に携わった経験とノウハウ」について解説と事例を紹介する。

1) モータの振動・騒音

2)モータの固有振動数

3)モータ電磁騒音

4)モータのファン騒音

5)機械的要因によるモータ振動騒音 など

講師の言葉

 モータは、洗濯機、エアコンなど家電製品、産業用、工作機械や医療機器、最近では電気自動車(EV)が注目され、幅広い分野で使用されています。モータは小型、軽量、高速、高効率などの幾多の技術改良がなされてきました。しかし、騒音・振動に課題が残る。
 本講座では、モータ振動・騒音の課題や過去のトラブル事例と対策法の具体的事例を多く交え解説する。モータ騒音・振動について、さらに一歩知識を得ようとする人が、「モータシステム騒音発生メカニズム、対策設計法、トラブル事例・対策」で理解を深めることができる。モータ設計開発の実務に携わった48年間の経験とノウハウをモータ振動・騒音の1人者の講師の解説と事例を紹介する。

受講者の声

講師の長年の経験に基づく内容は参考になる点が多いと感じました。個別の質問もでき満足です。

現在抱えている課題の解決の糸口がみつかりました。参加してよかったです。

質問にも丁寧に解説いただき、疑問点が解消されてよかったです。

実務に役立ちそうな内容が豊富で参考になりました。

分かりやすい解説でよかったです。資料も参考になります。

プログラム

1.モータ振動騒音の                      計測と評価方法

 ・モータの騒音測定と騒音評価(時刻歴、キャンベル特性、トラッキング)

  
 ・振動センサ、周波数分析(FFT)、モーダル解析結果とその対策への読み方のポイント

2.モータ電磁騒音

 ・電磁騒音の要因と対策法(永久磁石PMモータ)


 ・低減事例:電流制御キャンセル、インバータ制御音、キャリア分散法

3.永久磁石モータの騒音

 ・電磁振動を打ち消すモータフレーム構造


 ・可変速モータの共振点での騒音低減事例

4.モータのファン騒音

 ・ファン騒音の特徴と音圧、干渉音、共鳴音


 ・低減事例:風量と回転バランスを損なわない不等配ピッチ羽根

5.システム装置での                            モータ振動騒音

 ・相手機械との組み合わせ振動低減対策法(対策の落としどころは何か?)


 ・トルクリップル要因と低減事例(電磁-電気-構造-制御の連携解析)

6.Q&A事例紹介 

 ・騒音低減の解決方法の取り組みで何が重要か?


 ・システム機器で騒音が発生した。どのような手順で解決・対策していけばいいか?その他7件紹介


 ・集中巻線と分布巻線の騒音はどのように違うか?その他7件紹介

略歴

1977年4月~2013年9月:(株)東芝・電力社会システム技術センターに属し、回転機を研究・開発
            ・電機応用システム開発部 回転機研究・部長
2013年10月~2023年7月 :ニデック(株)モータ中央基礎研究所 研究部 部門長
2023年8月~ Nodaモータテック事務所 代表

著作
(1) 1999年,電気設備に対する騒音対策,(株)フジ・テクノシステム出版,音の環境と制御技術   第Ⅱ巻 応用技術,166-177.
(2) 2006年,誘導電動機の電磁振動と騒音の会席技術,電気学会技術報告,誘導機電磁騒音解析技術調査専門委員会,第1048号.
(3) 2010年、電磁振動&騒音設計,第7章 モータ固定子鉄心に作用する電磁力による振動現象、(株)三松株式会社出版所,91-121.
(4) 2011年、「モータの騒音・振動とその低減対策」、発行所 (株)エヌ・ティー・エス
(5) 2011年、静穏化&快適化、設計技術ハンドブック,産業機械、(株)三松株式会社,丸善出版、122-152.
(6) 2014年、「モータの騒音・振動と対策設計法」 科学情報出版(株)

受賞歴
・1993年5月 ( 社 ) 電 気 学 会 論 文 賞  回 転 機 部 門
・2000年8月 ( 社 ) 日 本 機 械 学 会  オーディエンス賞
・2006年4月 ( 社 ) 日 本 電 気 協 会 関 東 電 気 協 会  最 優 秀 賞
・2006年11月 (財) 電 気 科 学 技 術 奨 励 会 電 気 科  学 技 術 奨 励 賞
・2008年4月 (社)日 本 電 機 工 業 会 電 機 工 業 技 術 功 績 者 表 彰  優 秀 賞
・2012年 5月( 財 ) 国 際 会 議 E L V C O N2 0 1 2  論 文 優 秀 賞

学会委員歴
・2006年 4 月:・機 械 学 会 運 営 委 員 ( 2 年 間 )
・2006年:電 気 学 会 ・ 電 磁 騒 音 委 員 会 会 員 ( 3 年 間 )
・2011年 9 月:国際音響学会 Internoise2011 の幹事委員・座長
・2013年 ~ 現 在 :モータ技術シンポジウム委員