実装設備の挿入率・搭載率から設備生産性,設備総合生産性の求め方,製品形態から実装ライン設計の仕方,プリント基板設計,部品電極,はんだ材料,設備/治工具の4項目から見たはんだ不良要因・対策方法について,長年の経験に基づき分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
前 株式会社弘輝テック 実装シニアアドバイザー 谷口 成人 先生
元 住友電装株式会社電子事業本部 生技開発部 担当部長
- 日時
- 2025/2/21(金) 11:00〜17:00
- 会場
- 受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
- テキスト
- 製本資料(受講料に含む)
受講概要
- 受講形式
会場・WEB
- 受講対象
はんだ付け生産ラインの現場スタッフ
はんだ付け製品事業の生産技術部門の方
はんだ付け製品事業の品質保証部門の方
はんだ付け製品の基板設計、回路設計担当の方
- 予備知識
・実装設備の挿入率、搭載率、設備生産性
・フローはんだ付け及びリフローはんだ付けの概略を知っている
・はんだ不良の名称を知っている
(ブリッジ、ツララ、ブローホール、フローアップ不足、マンハッタン、ソルダーボール、ぬれ不良)
- 習得知識
1)実装設備の挿入率、搭載率から設備生産性、設備総合生産性の求め方
2)製品形態から実装ライン設計の仕方
3)プリント基板設計、部品電極、はんだ材料、設備/治工具の4項目から見たはんだ不良要因と対策方法
- 講師の言葉
実装ライン設計とは、生産を開始するにあたり、製品形態を把握した上で、どのようなライン構成にするかである。即ち、製品形態に応じたプリント基板の実装工程であると言える。その流れを説明するとともに、生産性、例えば設備の挿入率や搭載率から設備生産性や設備総合生産性を求める計算問題を解きながら理解を深めていきます。
はんだ不良の原因と対策については、生産ラインの設備から原因と対策を見つける手法を紹介します。フローソルダーとリフローソルダーに分けて プリント基板設計、部品電極、ソルダ材料、設備/治工具の4つの項目からアプローチする方法です。いずれも動画でイメージを掴んで頂き、マイクロソルダリング技術者試験合格に繋げます。
プログラム
1. 実装ラインと実装工程管理
1)実装ライン設計
・プリント配線板の実装工程
・実装ライン設計の業務の流れ
・実装ライン設計時の設備仕様に 基づく作業
・実装設備と連結するメリット/デメリット
・実装ラインでの検査工程の順序
・実装ライン設計に関する問題
・実装ラインの環境
2)生産性の評価
・自動挿入機の挿入率
・自動挿入機の設備生産性
・設備生産性、生産効率を 求める問題
・挿入工程の作業内容についての 問題
・実装ラインと物流システム
3)実装工程管理
・本生産に入る前の準備作業
a)プリント基板供給装置
b)挿入機
c)印刷機
・ソルダーペーストの印刷工程での問題
・接着剤塗布機での準備作業と注意点
・部品装着機(マウンタ)での準備作業と注意点
・リフローソルダリングでの作業
4)その他
・混載実装についての問題
・実装順序についての問題
・検査工程順序についての問題
・ライン設計についての総合問題
・ブリッジ発生時の確認と調整
・ぬれ不良発生時の確認と調整
2. ソルダリング不良と防止策
1)ソルダリング不良発生要因(概論)
2)フローソルダリング不良と防止策
3)リフローソルダリング不良と 防止策
4)マニュアルソルダリング不良と 防止策
5)鉛フリーソルダリング特有の 問題点
6)工場における改善事例
7)各種メッキのソルダリング特性
まとめ 質疑・応答
まとめ
質疑・応答
略歴
住友電装(株)電子事業本部生産技術部 担当部長
・車載のはんだ付け製品立上げ ・鉛フリーはんだ工法開発 ・はんだペースト及びフラックスの材料開発(はんだの品質改善の為)
・マイクロソルダリング技術者、実装工程管理技術者、マイクロはんだ・オペレータ/インスペクタ
(以上 日本溶接協会) QC検定2級(日本規格協会)の資格取得の為の勉強会 講師
株)弘輝テック・名古屋技術部・実装シニアアドバイザー
・はんだ付け初心者向けの“はんだ付け講習会”講師
・製造側から見たプリント基板への要求仕様
・ポイントはんだ付け装置拡販の為のプロ営業マンの育成計画
・セレクテイブはんだ付け装置のベンチマーク調査と分析