テーマ創出ノウハウ,事業創出スキル,仮説構築スキル,計画策定スキル,モチベーションマネジメント,コミュニケーション,情報共有のノウハウについて,体系的に分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹 先生
東レ、パナソニック等にて材料開発・開発マネジメント業務を経て現在に至る
- 日時
- 2025/3/12(水) 10:30〜16:30
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します
- テキスト
- 製本資料(受講料に含む)
受講概要
- 受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
※Live配信のみ(録画視聴はありません)
- 受講対象
・開発部門管理者、マネージャー
・管理者候補のリーダー
・新事業、新商品開発、企画等に携わる人
- 予備知識
必要ありません。
- 習得知識
1)テーマ創出
2)事業創出スキル
3)仮説構築スキル
4)計画策定スキル
5)モチベーションマネジメント
6)コミュニケーション、情報共有 など
- 講師の言葉
VUCAの時代と言われ、激烈に変化する社会やニーズ対応するには、成長はもちろん、現状維持ですら新技術、新商品を生み出していかなければなりません。この中核を担うのが言うまでもなく、技術部門であり、企業の存続・成長のためには技術部門の活性化、効率化が欠かせません。
ここで重要となるのがマネジメントですが、技術部門マネジメントは、研究開発業務をマネジメントすれば良いわけではなく、蓄積した技術や人のマネジメントはもちろん、マーケティング、人材育成など多岐にわたる複雑なものです。そして、技術部門の業務は他の部門のような「できて当たり前」を前提したものとは大きく異なり、リスクを取ってチャレンジすること、ある意味では失敗も織り込んだマネジメントが求められます。
また、技術者は個性や信念が強いという側面も持っており、さらにこれらも時代と共に変化しています。そのため、技術部門のマネジメントには他部門とは異なる考え方、対応が必要となります。
本講演では、複数企業でのテーマ創出から具現化、指導育成、マネジメントの実務経験、様々なケース、規模、目的に合わせたコンサルティングによる知見をもとにした、実践に即した新事業、新商品開発のアイデア創出から開発実務、人材育成といった技術マネジメントについて技術者目線、技術者の立場で詳細に解説します。
- 受講者の声
企業内での経験からの知見が多々あったのでとても参考になりました。内容が多かったことと、咀嚼できていない点がるので復習して理解を深めます。
細かい気になった点はありますが、ほぼ期待通りの内容で勉強になりました。
網羅的に、幅広く説明があり満足している。
非常に聞き取りやすい講義で理解が進みました。多くの内容を勉強できたので、実務にいたしたいと思います。
プログラム
要所にて演習を実施することで、理解と実践を促進します。
1.【イントロダクション】
企業においてものづくりとは何かという基本と共に、そこで求められることについてイントロダクションとして整理します。
・ Not Academia
・ 演習
・ 必要な要素
・ 魔の川・死の谷・ダーウィンの海
・ 三位一体
・ 結果を成果へ
など
2.【実務マネジメント】
まずマネジメントの基本として技術部門はもちろん、全ての部門、業務に共通するマネジメントの考え方と遂行について重要ポイントを中心に解説します。
・3つのマネジメント
・ マネジメントの必須ポイント
・ 3つの想定
・ ターニングポイントとクロージング
・ 判断のルール
・ 3つの制約
・ 管理する項目
・ 監視すべき項目
・ ドライビングフォース
・ 管理者力
・ チームビルディング
など
3.【技術部門マネジメント】
他部門とは異なる技術部門のマネジメントは何か、そして、人を育て、成果を出すためのマネジメントの考え方について、技術部門マネジメントの特徴も踏まえつつ解説します。
・ 技術部門のマネジメントとは
・ 技術のマネジメント
・ 人材のマネジメント
・ 組織のマネジメント
・ 環境のマネジメント
・ ミッションマインド
・ チャレンジ環境
・ アウトプットスキル
・ グランドルール
など
4.【技術部門マネージャーが求められること】
技術部門を束ねて成果を出すために、技術部門のマネージャーが求められる現場マネジメントのポイントについて解説します。
・ 3性
・ 演習
・ 説明力
・ マルチコミュニケーション
・ 現場コミュニケーション
・ 店仕舞い
・ 商品化
など
5.【テーマ創出】
開発部門がその役割を果たすために必須のものであるテーマ創出をどうマネジメントするかについて解説します。
・ マネージャーの役割
・ そもそも開発テーマとは
・ 空から地上へ
・ コスト問題
・ ブレインバランス
・ あれも、これも?
など
6.【目的と目標】
商品開発、技術開発はもちろん、業務を行う上で基盤となるものであるにもかかわらず正しく理解されていない目的・目標について改めて解説します。
・ 即答できなければいけない質問
・ 目的と目標の関係
・ 技術部門における目標の条件
・ 目的・目標のマネジメント
など
7.【計画】
マネジメントの中核をなすものの一つである計画の考え方と遂行について、マネージャーの役割も含めながら解説します。
・ マネージャーが示すべき計画の基盤
・ チェック&フォロー
・ 優先順位
・ リソースマネジメント
・ 予算計画
・ スケジュールの条件
など
8.【モチベーションマネジメント】
成果のレベルを決めるものとも言えるモチベーションについて、その基本からマネージャーの役割も含めて解説します。
・ モチベーションの重要性
・ 演習
・ 2.0から3.0へ
・ モチベーションを決めるもの
・ モチベーションへの影響要因
・ 能力とモチベーション
・ 演習
・ 内的要素と外部要因
・ モチベーションへの影響
・ 褒美(インセンティブ)と罰
・ 期待理論
など
9.【技術マネジメント:創出・継承】
研究開発テーマの推進以外の技術部門マネジメントに求めれる重要なものである技術の継承と共有化について解説します。
・ ベンチマーク
・ 要求
・ 継承とナレッジの共有化
・ 演習
・ 継承することの本質
・ 二つの成長
・ OJTが機能しない理由
・ 良い訓練とは
など
10.【技術部門の評価】
マネジメントの重要な要素である評価について、広く取り入れられている目標管理、成果主義の課題、技術部門特有の難しさも踏まえつつ解説します。
・ 目標管理と評価が失敗する理由
・ 目標管理と技術部門の関係(成果主義の影)
・ 技術部門の目標管理と評価に必要なこと
・ 評価の基盤
・ 技術部門の評価でマネージャーに求められること
など
11.【技術部門における指導と育成】
・ 時代・社会の変化とともに変わる指導
・ 演習
・ 指導は失敗の価値を見いだすことから始まる
・ スキル、知識の先にある指導のゴール
・ ソクラテス式教育法
・ 現在から未来へと繋ぐ指導
・ 成長イメージが育成を具現化する
・ 技術部門にこそ求められる冷暖熱
・ 声かけのポイントと雑談の価値
・ 冷暖熱
・ 声かけ
など
12.【指示の出し方】
その一つ一つが成否を左右するとも言える日々マネージャーが発する指示について、どのような指示が求められるのか、どうすれば部下が自律的に動くのかといったことも含めて解説します。
・ 演習
・ 指示の内容
・ ???指示
・ 目安
・ 2つの指示
・ 技術屋の特性
・ 説得と納得
・ 納得の基盤
・ ダメ出しが仕事ではない
・ 以心伝心
など
13.【まとめ】と質疑
略歴
大手分析メーカーにて、表面分析、分光分析を中心に、各種工業材料、半導体の表面、界面の研究開発支援業務に従事しながら、国内外機関と、有機EL材料、半導体リソグラフィープロセス、塗料・コーティング、接着剤などの分野共同研究を行った。 その後、大手電機メーカーに引き抜かれ、ハイブリッド材料、ナノ粒子などの開発を行った。
現在は、ジャパン・リサーチ・ラボ代表として、総合技術コンサルティング、人材育成、 調査・企画、講演・執筆などを行っている。 大阪大学 工学部 招聘研究員,大阪産業大学 情報システム学科 非常勤講師,大阪市産業創造館 技術・経営相談員を兼務している。
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