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設計品質はものづくりをスタートする前に作り込む!!

デジタルツイン活用におけるフロントローディングプロセス提案~スモールスタートによる開発品質/費用の迅速な改善とこれまでの開発文化の両立~【WEB受講(Zoomセミナー)ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)※12/6から日程変更となりました

オープンセミナー WEB受講

エレクトロニクス機械

効率的な開発・設計の実施推進,コストダウン・プロセス改善について,開発事例なども取り上げながら実践的に分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師

神上コーポレーション株式会社 代表取締役 鈴木 崇司 先生

共同技研化学,富士通を経て現在に至る

講師紹介

日時
2025/1/8(水) 10:00〜16:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
PDF資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式

WEB受講のみ

 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。

受講対象

経営者層(プロセス改善を目指したい)
プロジェクトマネージャー
若手技術者(効率的な開発プロセスに興味のある)

予備知識

特に必要ありません。

習得知識

1)効率的な開発/設計の実施推進

2)コストダウン

3)プロセス改善 

4)トラブル事例と対策 など

講師の言葉

 昨今DXの推進を進めている企業は沢山あります。また新たな言葉としてデジタルツイン/メタバースと言う言葉も目に入るようになりました。その中で製品設計業務を主とする会社/事業部においてCAD導入することで満足してはいないでしょうか?本当のDX推進とはそこにあらずです。ありとあらゆるものづくりに影響するDX/デジタルツインをつなぎ活用しフロントローディング型の設計・開発を実現することこそが真のDX推進だと確信しています。フロントローディング型の一番の恩恵は修正する労力をポジティブな状態で推進できることです。それは開発の下流でなんとか設計変更することではなく、ものづくりをスタートする前にいかに設計品質を作り込むか!これがフロントローディング型の醍醐味だからです。
 本セミナーにおいて、大規模なデジタルツインではなく導入しやすい部分から最大限の効果を求めたプロセス改善をスモールスタートとして提案させて頂きます。また開発事例なども取り上げわかりやすく説明することで、皆さんのプロジェクト運営にお役立て頂ければ幸いです。

受講者の声

とても分かりやすい講習、ありがとうございました。 議題の幅が広かった分、どうしても内容が薄くなっているところもあるように感じました。大事な箇所は演習なども交えながら、より掘り下げてもよいかと思いました。

参考になるセミナーでした。分かりやすい解説ありがとうございました。

少人数でしっかり質問の時間も取れたので良かったと思います。

プログラム

1. フロントローディング設計・開発とは?そして開発における設計の役割
1. フロントローディング/デジタルツインとは
2. 機構設計とは
 (1) 図面
 (2) 3D-CADデータ
 (3) 業務における図面とCADデータの活用
 (4) 構造検討
3. 開発における位置づけ、他部署との連携
 (1) 主な業務内容とそのポイント、心構え
 (2) 他の設計部署との連携
 (3) 企画部との連携
 (4) デザイン部との連携
 (5) 製造部との連携
 (6) 品質保証部との連携
 (7) メーカー/サプライチェーンとの連携:部品
4. フロントローディング型設計・開発に必要なもの
 (1) プロセス
 (2) 環境
 (3) 人
5. ものづくりにおけるデジタルツインの位置付け
 (1) 大規模なデジタルツイン/身近なデジタルツイン
 (2) Industry4.0(5.0)、Siciety5.0の中におけるフロントローディング/メタバース/デジタルツイン

 

 

2. フロントローディング型設計におけるシミュレーション(CAE)の活用
1. フロントローディング設計開発とは
 (1) 開発プロセスの比較
 (2) メリットとデメリット
 (3) 心構え
2. CAEとは
 a 設計への活用と専門チームの必要性/弊害
 b ものを作らないモノ作り
3. ノウハウと基礎実験
 (1) 材料、構造変更
 (2) 単純基礎データの積み上げ
 (3) 試作評価とCAEの差分
4. 低コスト&超最短開発への準備
5. スモール開発に向けて
6. 大事なことはリアルとヴァーチャルの融合

 

 

3. 新規開発事例そしてDXへ
1. 機器開発のプロセス例:携帯/スマートフォンより
2. 規格化からの設計:防水携帯/スマートフォン
 (1) 部品メーカーとの連携例:筐体
 (2) 部品メーカーとの連携例:ネジ
 (3) 部品メーカーとの連携例:両面テープ
 (4) 部品メーカーとの連携例:通気膜
3. 一元データからのプロセス、そのためのDX
 (1) その必要性
 (2) 他部署との連携
 (3) ミスの低減へ

 

 

4. トラブル原因とその解決手法
1. ミスとは
 (1) 時間短縮から
 (2) コミュニケーション不足
 (3) ケアレスミスそして作業ミス
2. コピペのメリット/デメリット
3. 解決手法
 (1) ミス撲滅の手法:FMEA(なぜなぜシート、虎の巻、Checkリスト、クロスチェック)
 (2) 数値化、可視化による気付き
 (3) 究極的には作業をしないこと/させないこと そのために!
 (4) 各プロセスにおける解決手法実践例

 

 

5. 設計者としてあるべき姿とは
1. 5ゲン主義:現場、現象(現実)、現物、原理、原則
2. ホウレンソウ(カクレンボウ)
3. PDCAサイクル?OODAループ?
4. プロジェクトを進めるためのツールとマネージメント
5. 忘れてはいけない飽くなき探究心

 

 

6. まとめ/スモールスタートの提案

 

 

質疑・応答

略歴

現在 神上コーポレーション株式会社 代表取締役CEO

共同技研化学株式会社 

技術開発次長、品質管理次長、ラジカルプロダクト部(技術営業)次長

富士通株式会社 

モバイルフォン事業部 機種開発チーム、CAE共通チーム、組立(VPS)共通チーム