「品質を良くするのは永遠の課題」と諦めるのはまだ早い!
011 短期にソフトウェア品質を良くする「人間重視の品質改善術」
~開発するのは人間です、しかし世界的に著名な改善のモデルには、ヒューマン・ファクターが欠落している、「人間力醸成」を基盤にした人間の「やる気」を引き出す改善が不可欠なのだ~
【WEB受講(オンデマンドセミナー)】※10日間何度でも視聴可
品質を直ぐに良くする仕組・デザインのコツ,人を活かし動かす人間重視の仕組考,具体的仕組みの事例,品質保証・レビュー・リスク管理,改善のモデルCMMIの概要について,経験豊富な講師が分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
ヒューマン&クオリティ・ラボ 代表 関 弘充 先生
(元)富士通(株) 人材開発部 シニア・レクチャラ&上級教育士(工学)
- 日時
- 申し込み後10日間視聴可能
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税率10%込)1名:44,000円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:38,500円 ※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
- テキスト
- 製本資料(受講料に含む)
受講概要
受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、オンデマンド受講となります。お申込み後、10日間繰り返し視聴可能です。
※2024年8月に収録した内容となります。
受講対象
プロジェクトの担当者&リーダ、マネージャー、品質改善活動の推進者、品質管理 責任者、人材育成担当者、品質担当の経営層の方々等(組み込みソフト系の方も歓迎します)。
予備知識
特に必要ありません。
習得知識
1)「品質を直ぐに良くする仕組デザインのコツ」
2)「人を活かし動かす人間重視の仕組考案の勘所」
3)具体的に考案し実践した仕組みの事例(「品質保証」、「レビュー」、「リスク管理」等)
4)「改善のモデルCMMIの概要」など
講師の言葉
『直ぐに品質を良くすることは可能です』とお伝えしても俄かには信じがたい。それは技術的側面や管理的側面にのみ目を向けているからなのです。開発しているのは人間ですから「人的側面」に目を向けなければならないのです。「人間重視の品質改善の仕組」が現場の人々の「やる気」を引き出し品質効果を上げるのです。
本セミナーでは「人的側面」に照準を当て、「人を活かし動かす人間重視の仕組考案のコツ」や「改善活動への動機付け、更に「現場で実践して効果を上げた品質改善活動の事例」等について、ミニ演習も取り入れ分かりやすく解説致します。
講師は、独自に考案した人間重視の品質改善により、約10年間、品質問題に苦しんでいた赤字体質の本部組織をわずか1年で品質を確保できる組織に導き、SI分野で日本初のCMM®(CMMI)レベル5(注)を達成した経験を保有しております。改善を実践した時の状況や仕組みを考案した考え方の経緯や実践した結果である品質効果などについても丁寧に登場させます。
受講者の声
・品質向上活動に携わり、自分の会社で品質を検査するのに足りていない観点を理解することができ、有意義だった。
・欧米的な管理手法に特化したものでなく人間の行動心理に根差した品質向上活動であり組織活動として定着が期待できる。
・「わくわく」感、人間重視が品質を向上させるというのはもっともなことで,それを具体的な手法と効果で示していて良かった。
・ソフト開発の品質を良くするコツは人間の「意欲」と「やりがい」であるという話が共感出来た。良くするコツにレビューを工程に取り入れる方法が自分でも取り入れたいと思いました。
・実例が沢山あり興味深かった、楽しめましたし、勉強になりました。経験豊富な講師の方からのメッセージが沢山いただけ、伝わってきた、自分のありたい姿に向けて気づきも得られた。
プログラム
第1章 人間重視の品質改善
1.品質を良くする根源
2.人間重視の組織活動とヒューマン・ファクター
3.「わくわく」感と人間力醸成の構図
4.品質改善と人間重視の仮説 5.品質効果を得るための推奨導入ステップ
第2章 「人間重視の品質改善活動の仕組」
2.1 プロローグ:「品質問題地獄からの脱却」
2.2 人を活かし動かす仕組の考案
2.3 人を活かし動かす「品質保証の仕組」
1.演習
1:「第三者検証」の仕組考案
2.「第三者検証」の仕組考案のプロセス
3.人を活かし動かす「第三者検証の仕組」事例
4.品質を良くするための早道①
2.4 人を活かし動かす「レビューの仕組」
1.演習2:「レビュー実施にやる気を出す」
2.「やる気を出すレビュー実施の仕組」
3.上流からの「レビュー実施」による品質確保事例
4.品質を良くするための早道②
2.5 人を活かし動かす「リスク管理の仕組」
1.現場の思いを重視した「リスク管理の仕組」
2.演習3:「リスク意識の高い集団」
3.人を活かし動かす「ポストイット活用のリスク管理」事例
4.品質を良くするための早道③
2.6 人を活かし動かす「定量的品質管理の仕組」
1.「定量的品質管理」と「指標値」
2.演習4:「定量的品質管理の仕組デザイン」
3.「データ測定に動機付けする」事例
4.品質を良くするための早道④
第3章 「不具合を生成しない」全員参加型改善活動
1.演習5: 「品質&改善マインドの醸成」
2.品質を良くする為の「品質&改善マインド」の醸成
3.人を活かし動かす「全員参加型改善活動」の事例
4.品質を良くするための早道⑤
第4章 「人間重視の品質改善」の効果
第5章 まとめ&質問
(注)ミニ演習を交えて実体験いただき、理解の促進に努めます。
講師紹介
略歴
蹊大学工学部経営工学科を卒業し、富士通(株)入社。
品質検査部門を経てシステム開発部門において通信・金融・官公庁等のシステム開発マネージメントに関わる(途上、未来工学研究所主任研究員)。
近年、約10年間品質問題を抱える本部組織の品質改善に従事し(主席部長、品質保証部長)、わずか1年で高品質な体質の組織に転換し、世界的に著名な改善のモデルを導入し、SI分野で日本初の CMM&CMMI®レベル5を達成、社長賞&最高品質賞を受賞。
定年後も続投し、同社人材開発部門プロフェッショナル研修センターにおいて「わくわく」元気塾&品質改善講座を開講。
多くのマネージャーおよびリーダ&品質改善プロフェッショナルを育成。
富士通を完全退職後、「人間力醸成」を基盤にした各種セミナー・講演・企業研修・コンサル等、3万人以上の方々への指導を行ってきている。
著書
「人間重視の品質マネージメント ソフトウェア品質保証システムの構築と実践」(SRC):堀田 勝美、関 弘充、宮崎 幸生. 日刊工業新聞社発行「工場管理」2018年2月号に講師の「人間重視のヒューマンエラー防止法」についての特集記事が掲載される.
(注)CMM&CMMI®:世界的に著名な改善モデル Capability Maturity Model and CMM&CMMI are registered in the U.S. Patent and Trademark Office.
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