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漏れトラブルを防ぐための

006 漏れのメカニズムシール効果的使およびシールトラブル対策
【WEB受講(オンデマンドセミナー)】※10日間何度でも視聴可

オンデマンドセミナー WEB受講

機械

シール技術を支えるトライボロジーの基礎,シール面の過酷さに対する理解,漏れ・密封に対する正しい認識,シールは何故損傷するのか,対策の基本的な考え方について,豊富な経験に基づき,事例を交え分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師
トライボロジーアドバイザー 似内 昭夫 先生
日時
申し込み後10日間視聴可能
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:44,000円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:38,500円        ※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト
製本資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式
WEB受講のみ 
※本セミナーはオンデマンドセミナー(10日間何度でも視聴可能)となります。
※2024年3月に収録したセミナーです。


受講対象
流体が係るシステムの設計技術者及び設備技術者、ユーザーの技術者


予備知識
特に必要ありません。


習得知識
1)シール技術を支えるトライボロジーの基礎知識
2)シール面の過酷さに対する正しい認識
3)漏れに対する正しい認識
4)密封に対する正しい認識
5)シールは何故損傷するのか
6)対策の基本的な考え方 など


講師の言葉
 多くの機械システムには色々な流体が使われており、それらの流体は、それぞれのシステムにおいて一定の機能を果たす機能性流体といえます。それらの機械システムを扱う機械技術者の皆さんにとって、最も大きな、かつ深刻な悩みの一つはこの機能性流体の漏れの問題でしょう。
 これまでも、シールに関するセミナーなどでお話する機会を沢山いただき、多くの聴講者の皆さんから色々な漏れに関するご質問を受けて、改めてこれら流体を扱う機械システムに携わる技術者の皆さんがいかに漏れの問題にご苦労しているかを思い知らされています。漏れ対策にはジョーカーはありません。とにかく、シール技術の基本をしっかり認識したうえで、個々のケースに対して適用できる方策、最適解を検討することが必要ではないかと考えています。
 本セミナーでは、そのような観点に立って、シール技術の全般にわたって基本的な事項と基本的な考え方について解説させていただきます。

プログラム

1.はじめに 漏れの実態とシール技術の重要性
 1.1 生産現場における漏れの実態
 1.2 機器の漏れの実態
 1.3 漏れ管理指標(H.F.I.)
 1.4 漏れが機器に及ぼす影響

2.シールに関連したトライボロジーの基礎
 2.1 トライボロジーとは
 2.2 摩擦・摩耗の考え方
 2.3 しゅう動面における摩擦・摩耗・潤滑とストライベック曲線

3.漏れの基礎知識と漏れのメカニズム
 3.1 シール面の考え方
 3.2 漏れはどうして発生するか(漏れのメカニズム)
 3.3 漏れ防止の考え方
 3.4  漏れ検出方法

4.シールの種類とシール用ゴム材料
 4.1  シールの種類と特徴
 4.2  シール用材料

5.静的シール(Gasket)の考え方と使い方
 5.1 非金属ガスケット
 5.2 セミメタルガスケット
 5.3  金属ガスケット
 5.4 液状ガスケット
 5.5 ガスケットにおける密封の考え方
 5.6 トルク管理と取扱い方

6.動的シール(Packing)の考え方と使い方
 6.1  Oリングなどスクィーズパッキン
 6.2 Oilsealなどリップパッキン
 6.3  単純圧縮パッキン
 6.4  メカニカルシール
 6.5  ドライガスシール
 6.6  磁性流体シール
 6.7 動的シールの密封理論

7.シールシステムの実際例
 7.1 ガスケットの使用事例
 7.2 パッキンの使用事例

8.シール選定の考え方
 8.1 ガスケットの選定の考え方と選定例
 8.2 パッキンの選定の考え方と選定例

9.漏れ対策・・・・シールの損傷と対策事例
 9.1  ガスケットに発生した損傷と対策
 9.2 パッキンに発生した損傷と対策
 (1) スクィーズパッキン及びリップパッキンに発生した損傷と対策
 (2) メカニカルシールに発生した損傷と対策


質疑は、メールにて受付いたします。
講師紹介
略歴
1969.3 玉川大学大学院工学研究科終了後,同大学助手,講師,助教授を経て教授,
2003.4~2008.3 同 工学部長
2009.3 同 定年退職  
現在 トライボロジーアドバイザーとして,執筆,講演活動を行っている
2016~2023 一般財団法人日本軸受検査協会非常勤理事
●学位 博士(工学)(東京大学)
●研究テーマ: 転がり疲れ,固体潤滑,シール,しゅう動材料
特にメンテナンスの活性化を中心に活動を展開している
学会等社会活動
所属学会 日本機械学会、日本トライボロジー学会、など
*日本機械学会  機械状態監視資格認証専門委員会 トライボロジー技術委員会委員長 など
*日本トライボロジー学会
・委員会関係 第48期,49期 (2004,2005)理事(出版委員長など)
ISO検討委員会(機械様態監視資格認証委員会委員)委員長(~2010),
他各種委員会 各種委員を歴任
・研究会関係
第一種研究会 メンテナンスアクションプラン研究会主査、
第二種研究会 軸受鋼における非金属介在物の評価法研究会主査
 固体潤滑研究会運営委員
 転がり軸受寿命研究会主査(2012~)
第三種研究会 メンテナンストライボロジー研究会幹事,主査,
 シール研究会幹事,主査,
 転がり疲れ研究会主査(代) 
 現在 トライボロジー相談室 Tribology Supervisor(TS) 2011~
●(一社)日本トライボロジー学会より功績賞受賞(2014.5月)
*学術振興会転がり軸受寿命第126委員会委員
*日本プラントメンテナンス協会(JIPM) 潤滑技術委員会委員長
同 設備管理士講座「トライボロジー」を担当
*日本油空圧工業会「耐環境性油空圧シール気候に関する調査研究委員会」委員長
*潤滑油協会 「高温トライボロジー懇談会」座長
*日本産業機械工業会「メカニカルシールJIS改正原案作成委員会」委員
*自動車部品工業会「JIS B 2402オイルシール原案作成委員会」委員長 2010~
その他 
その他の社会活動 
 一般財団法人日本軸受検査協会 非常勤理事 2017~
著書
単著 「図解はじめての機械の潤滑」科学図書出版(2011)
監修 日本トライボロジー学会編「産業用車両の潤滑」養賢堂(2012)
監修・共著 「トライボロジー設計マニュアル」テクノシステム(2015)
単著 「技術者のためのトライボロジー」潤滑通信社(2015)
共著 新材料・新素材シリーズ「高分子トライボロジーの制御と応用」ジーエムシー出版(2015)
他、多数

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