自社で活用するための
たった1日でわかるデジタル技術による技能・技術伝承 
~デジタル技術による技能・技術伝承によってモノづくり革新技術を向上しよう~
【WEB受講(Zoomセミナー)ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

 

セミナー
リーフレット
印刷はこちら
知識や技術を自社のモノづくりや人財育成,「技能・技術」の伝承計の基本的な概念や原理・法則,技能・技術伝承する方法,技術伝承のためのOJT・見える化,中小企業・トヨタなどの技能・技術伝承の事例について,豊富な経験に基づき事例を交え分かりやすく解説する特別セミナー!!
講師
株式会社武藤技術研究所 所長 代表取締役社長 博士(工学)武藤 一夫 先生
日時
2024/7/23(火)10:00〜17:00
会場

※本セミナーはWEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
PDF資料(受講料に含む)
講師
株式会社武藤技術研究所 所長 代表取締役社長 博士(工学)武藤 一夫 先生
日時
2024/7/23(火)10:00〜17:00
会場

※本セミナーはWEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
PDF資料(受講料に含む)
受講形式
WEB受講のみ
 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。


受講対象
・自動車の部品等の,設計,試作,貸席,検査・測定・評価に関わる方々
・モノづくりの現場における加工及び製品加工,機械加工,金型加工,試作加工などに従事する方々
レベルは素人の初学者からある程度計測・測定の知識を持っている方まで幅広く対応します。
セミナー内容が盛りだくさんゆえ,詳しい資料がついていますので振り返り事後学習ができます。


予備知識
特にありません
下記の本を既読いただきますと理解が深まります。
1.「図解よくわかる機械計測」武藤一夫ISBN:9784320082137, 2016年10月発売 / 共立出版 / 単行本
2.「エンジニア必携トヨタにまなぶデジタル生産事例・用語集」武藤一夫 単著 産業図書刊)5,500円(税込)ISBN:978-4-7828-4108-2


習得知識
1)「モノづくり」のための「技能・技術」に対する重要さを認識し、その知識や技術を自社のモノづくりや人財育成に活用できる。
2)「技能・技術」について学習し、その伝承計の基本的な概念や原理・法則を理解できる。
3)技能・技術伝承するための方法、「技能・技術伝承」の基本であるOJT、見える化を実現するための基本的な考え方を養い、その知識や技術をが習得できる。
4)中小企業、トヨタなどの技能・技術伝承の事例から、どうすれば具体的にできるのかを理解できる。


講師の言葉
 本講座は、たった1日でわかるデジタル化による技能・技術伝承の講座です。明日のモノ造りの原点は熟練技能・技術者の持っている技能・技術とその伝承にあるといっても過言ではない。というのもいろんな分野における仕事の技能・技術は、単独でしかも一日で成り立つものではなく、日々の訓練と種々の学問的な知識を基礎として、そこでの種々の些細な失敗やトラブル、そして成功事例の積み重ね、といった体験や経験によって裏打ちされた極上のノウハウであるからである。このノウハウが伝承されなければ、いろんな仕事が成り立たずモノづくりもできなくなる。
 本セミナーでは、モノづくりに不可欠な技能・技術を理解し、現場で使えるようにそれらをデジタル化して技能・技術伝承するための学習をする。
 ポイントは、モノづくりを持続的に行う上での日本の取り巻く環境,前提条件を認識し、少子化に伴う生産労働人口の不足と技能・技術伝承の問題をいかに対策して行くのかを技能・技術伝承をデジタル化して行くのかをみる。デジタル化された種々の温故知新の革新の機器やシステムの原理を理解し、その技能・技術伝承技術によって新たなモノづくり革新を実現することである。トヨタのデジタル化による技能・技術伝承の事例を挙げて,自社がどのように技能・技術伝承技術を活用すべきか,をかわりやすく解説する。たった一日でデジタル化による技能・技術伝承技術を核としたモノづくり革新の基礎が,みなさんに身につきます。このモノづくり革新技術の本質は,どれだけ正確に、手間をかけずに,素早くデジタル化による技能・技術伝承ができるかにかかっている。その結果として、自社の製品とその品質に自信が持て、販売でき、しかも高スピード・即納No.1企業を目指し,高収益が期待できるのである。

プログラム

第1セッション
「デジタル技術による技能・技術伝承の根本」 
日本の取り巻く環として日本の前提条件を知り,その対策を考え,自社のブランド力を考え,脳科学からみたノウハウを考える.
本セミナーの背景・2023年版ものづくり白書のメッセージ
 1.1 日本の取り巻く環境(前提条件)
 1.2 技能者・技術者の不足による問題と属人化の問題解決の方法
 1.3 相場制に左右されないモノづくり,
    日本の経済成長・労働賃金,
    日本のモノづくり革新技術の利活用強化,グローバル展開
 1.4 ブランドを支える技術力,組織力,人財力
    技術力,組織力,人財力を支えるノウハウ
 1.5 脳科学からみたノウハウ
    アナログのデジタル化の第一歩(ノウハウの紙面化)

第2セッション
「技能・技術のデジタル化」
大谷翔平,日本人と情報,小職が指導した企業の事例等を通して,技能・技術のデジタル化について学習する.
 2.1 大谷翔平のバッティング・投球のデジタル化
 2.2 日本人と情報,デジタルとは
 2.3 技能・技術・ノウハウのデジタル化
      インクスの事例,湖国精工の事例,トヨタの事例
 2.4 デジタル化とは.デジタルのステップアップ・メカトロニクス
 2.5 技能・技術のデジタル化のステップアップのポイント

第3セッション
「技能・技術のデジタル化のステップアップのポイント」
技能・技術のデジタル化のステップアップのポイントについて学習する.
 3.1 技能・技術とは,技能・技術のデジタル化のステップアップ,
    暗黙知と形式知,技能とノウハウ
 3.2 技能・技術伝承の必要な背景,技能・技術伝承のデジタル化の現状,
    課題,解決方法
 3.3 OJTとは,OFF-JTとの違い,OJTの目的,OJTのメリット,
       OJTの基本的な進め方
 3.4 見える化/可視化の違いは?意味はある?効果は?,
    メリット,デメリット
 3.5 見える化の事例
 3.6 フローチャート化によるCAD・CAM工程の技能伝承
 3.7 最新の同時5軸加工活用によるCAM技術伝承の新展開   
 
第4セッション
「トヨタにみるデジタル化による技能・技術伝承」
トヨタ自動車にみるデジタル化による技能・技術伝承について学習する. 
 4.1 トヨタのモノづくり革新技術の小史,変遷,
 4.2 トヨタのモノづくりの基盤技術
    トヨタ生産方式(自働化,ジャスト・イン・タイム)からTNGA
 4.3 トヨタに見るデジタル化、3D solid CAD/CAE/CAM/CAT/
    Networkシステム化による技能・技術伝承
 4.4 科学技術による良品条件確立して技能・技術伝承
 4.5 トヨタのデジタル・エンジニアリング化による技能・技術伝承
    V-Comm
 4.6 トヨタのデジタル,DX,IoT化による技能・技術伝承の実際

質疑・応答



講師紹介
略歴
1982年 山梨大学 工学部工学研究科大学院精密工学専攻修了
1993年 東京農工大学 工学部工学研究科大学院博士後期課程
機械システム工学専攻修了
1982-2008年 独立法人雇用・能力開発機構 職業能力開発総合大学校 講師
2008-2012年 静岡理工科大学 准教授
2012-2019年 豊橋技術科学大学 機械工学系 客員准教授
八戸工業大学 准教授
2018-現在 武藤技術研究所 代表取締役 博士(工学)
著作
著書 32件 
所属学会・協会および役職
自動車技術学会 フェロー
精密工学会,日本機械学会,電気加工学会,型技術協会など
岩手県,福島県,栃木県,茨城各県技術アドバイザー
厚生労働省 中央職業能力開発審議会専門調査会委員
経済産業省 FAオープン推進協議会オープンコントローラ専門委員会委員
経済産業省 FAオープン推進協議会XML実証委員会委員
自動車技術会 フェロー 製造技術部門委員会 委員長,
生産加工部門委員会 委員 機械振興協会加工データファイル企画委員