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製品を安定して作り出すための

撹拌槽型反応機における撹拌基礎と反応機設計
【会場/WEB選択可】

オープンセミナー 会場受講WEB受講

コンサルティング化学機械食品・化粧品

撹拌の基礎,撹拌翼の選定・設計,機器仕様決定のポイント,スケールアップの基本・問題点,反応機設計のポイントについて,事例を交えながら,現場目線で分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師
株式会社神鋼環境ソリューション プロセス機器事業部 技術部 撹拌設計室 室長 山部 芳 先生
日時
2024/5/14(火) 10:00〜16:30
会場

TH企画 セミナールームA

会場案内
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
   ※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト
製本資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式
会場・WEB


受講対象
石油化学、ファインケミカル、医薬等
撹拌に興味はあるが漠然としたイメージしか持てない方、
スケールアップにはどんなファクターがあり何を守るべきかよく分からない方等々。
反応機として要求されるものを基礎からご理解いただけると思います。


予備知識
特に必要ありません。


習得知識
1)撹拌槽型反応機を設計する上での撹拌基礎知識(ソフト)
2)撹拌槽型反応機を設計する上での反応機設計(ハード)のポイント
3)スケールアップの基礎的な知識 など


講師の言葉
 工業化における撹拌操作は、生産性向上や他品種少量生産など様々なニーズに応えるとともに、安定して製品を作るうえでプロセスの心臓部にあたり重要な役割を果たしています。
 本講習では、撹拌槽型反応機について、前段では撹拌操作に焦点を当て、基本となる撹拌翼の選定から 設計の基礎を解説します。また、後段では機器仕様決定のポイントとスケールアップの基本を解説、加えてスケールアップ時の問題点など事例紹介を交えた反応機設計のポイントも解説します。
 なお、本講義では事例紹介を交えた講習となるため現場目線での解説になっており、撹拌に馴染みが無くても分かりやすい構成となっています。

受講者の声
・弊社でも撹拌槽型反応機を使用しており、今後プロセス検討を行う上で大変有益な内容になりました。
・実務で役立つ内容がたくさんあり、参加できてよかったです。講師の説明も分かりやすかったです。
・バックグラウンドが化学工学の専攻ではないが業務で攪拌や伝熱を取り扱うため、今回の攪拌の講義はとても参考になった。

プログラム

1.反応機の概要
・反応機の構成
・反応機の仕様

2.撹拌機の形式
・撹拌レイノルズ数
・低粘度液用撹拌装置
・邪魔板の設定
・高粘度液用撹拌装置

3.撹拌特性
・動力特性
・混合特性
・その他の重要な撹拌特性

4.撹拌機の選定と設計
・撹拌翼の選定
・相による分類
・均一系低粘度液
・不均一系低粘度液
・中高粘度用撹拌翼の選定
・多段翼を採用する理由
・多段翼選定の注意点
・バッフル使用上の注意
・高粘度液
・異粘度液

5.撹拌槽の設計   
・本体仕様
・伝熱の基礎
・伝熱方式
・駆動系
・軸封の選定
・ジャケット閉鎖部の構造

6.スケールアップ
・基本的なスケールアップ手法
・スケールアップの注意点
・スケールアップ時の問題点、対策事例

7.反応機設計のポイント

質疑・応答


講師紹介
略歴
2003年3月 神戸大学大学院 自然科学研究科 応用化学専攻 修了
同年  4月 株式会社神鋼環境ソリューションの前身である神鋼パンテツク株式会社に入社、
       ステンレスおよび特殊金属製の撹拌機付反応機(圧力容器)の設計に携わり、現在に至る
所属学会
化学工学会
活動状況
2010年 第20回 関西・東海地区ミキシング技術サロン 【最近のファイン化、高機能化に対応する反応機】
2013年 Taiwan-Japan Joint Symposium on Mixing Technology
 【Application of FULLZONE impeller in fine chemical field】
2013年 東海化学工業会 【反応槽のスケールアップにおける生産性向上と省エネ技術】
2015年 化学工学会 第80年会 産業セッション 【撹拌槽型反応機の撹拌技術】