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品質不具合未然防止のための

FMEA・DRBFM基礎効率的効果的活用法ポイント【会場/WEB選択可】

オープンセミナー 会場受講WEB受講

エレクトロニクス機械

FMEA,DRBFMの本来の姿・使い方,デザインレビューでのFMEAの効果的な使い方,効率の良い未然防止活動,インタビュー形式によるFMEAの効率よいスタート法,FTAとの連係によるFMEAの効果アップ方法,顧客・協力会社へのFMEA・DRBFMの対応について,豊富な経験に基づき分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師
CS-HK 代表 上條 仁 先生
元(株) 日立製作所
日時
2024/3/21(木) 10:00〜16:00
会場

TH企画セミナールームA

会場案内
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円   ※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト
製本資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式
会場・WEB


受講対象
・FMEAやDRBFMをやっているけども、やり方への疑問や、効果が上がらないと思う方
・不良や事故・故障の未然防止をしっかりとやりたい方
・FMEAをちゃんとやりたい方、本気で取り組みたい、取り組むべきと考えている方
・未然防止活動において、より効率的で有効なやり方を学びたい方
・デザインレビュー(DR)においてもFMEAやDRBFMが有効活用されていないと感じている方
・顧客要求にてFMEAを作成している方、協力会社(協力会社)へFMEAを要求している方
(営業・資材や購買の顧客や協力会社の担当の方もOKです)
・製品企画、設計開発、試作・製造、生産技術、設備、品質保証に関係する技術者、管理者


予備知識
・特に必要としません、わかりやすく解説します。


習得知識
1)FMEA、DRBFMの本来の姿、使い方
2)デザインレビューでのFMEAの効果的な使い方
3)効率の良い未然防止活動のやり方、インタビュー形式によるFMEAの効率よいスタート法
4)FTAとの連係によるFMEAの効果アップ方法
5)顧客や協力会社へのFMEA・DRBFMの対応


講師の言葉
 FMEA・DRBFMが役にたっていますか、実施効果を実感できていますか?そうでないのは形だけになっているからではないでしょうか?何故、何のためにFMEAをやっているのでしょうね?
 本来は未然防止のためですが、未然防止=FMEAではありません。DRを必須としている企業も多いですが、資料として添付してあるだけ、そもそもDRに参加している管理職がFMEAの見方もわかっていない、添付していないとDRが通らないから、というものも散見されます。
 FMEAやDRBFMシートの欄を埋めるだけで未然防止ができるのなら楽なこと。また、DRの場だけでは、それはできません。本気で取り組み、効果を出すためには、未然防止との関係をはじめとして、基本的なこと、あるべき姿、実施時期・体制はどうあるべきか、それを理解することです。
 FMEAとは、トヨタ流のDRBFMとの関係、未然防止活動における位置づけ、効率的な実施時期、DRでの有効活用法、そのためのDRの有るべき姿等、基本的なことから解説します。

プログラム

1.役に立たないFMEA、意味の無いDRとは
(1)FMEAの実態:役に立っていない事例
(2)DRがうまくいかない、パワハラDR?

2.未然防止活動の基本
(1)未然防止と品質保証
(2)未然防止の3区分の必要性、FMEA・DRBFMの位置づけ
(3)DRBFMとは:FMEAとの関係
(4)実施前後の活動が重要
(5)未然防止活動の効率的な実施時期とは
(6)狭く深く、重点化実施すること

3.FMEA・DRBFMの作成、効率良いFMEA作成
(1)設計FMEAと工程FMEAの区分けとは
(2)FMEA及びDRBFMの作成手順
(3)インタビューFMEAによる効率アップ
(4)FMEAの使い分け:顧客要求対応・取引先への依頼

4.DRにおける有効活用
(1)そもそものDRとは
(2)DRが誤解されている
(3)DRの分類、DRBFMとの明確化の必要性
(4)DRの効率化により未然防止を有効活用すること

5.FMEA・DRBFM見方、考え方の演習
(1)IATF16949・FMEA書式
(2)DRBFM書式

質疑・応答

講師紹介
略歴
1983年 (株) 日立製作所入社 日立工場パワーデバイス開発センタにて電力用半導体設計開発
1997年 半導体グループ汎用半導体事業部・自動車用半導体設計開発
1998年 半導体グループ品質信頼性保証本部ISO9001/QS9000(現IATF16949)事務局
     品質機能展開 (QFD) にて日立全社普及展開活動推進
2002年 (株)日立製作所を退社し、コンサルタントスタート
著書
「本当に役立つTRIZ」日刊工業新聞社(2008年)共著
「常識をくつがえすモノづくり発想法講座」工学研究社(2010年)共著
「本気で取り組むFMEA」日刊工業新聞社(2018年)