設計のナレッジ可視化の方法,具体的アプローチ,設計ナレッジを用いた設計標準化・モジュール化,ナレッジの改定・技術伝承の方法について,事例を交え詳しく解説する特別セミナー!!
- 講師
株式会社プリベクト 代表取締役 北山 一真 先生 IT系コンサルティング会社、製造業系コンサルティング会社ディレクターを経て
- 日時
- 2024/1/19(金) 10:00〜17:00
- 会場
TH企画セミナールームA
会場案内
- 受講料
- (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
- テキスト
- 製本資料(受講料に含む)
受講概要
受講形式 会場・WEB ※WEB受講の場合Live配信のみ(録画視聴はありません。) テキスト 製本資料(受講料に含む) ※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。 受講対象 ・製造業における 開発部門・設計部門・設計管理部門の管理職から担当者の方 設計改革に関与している管理職から担当者の方 予備知識 予備知識は必要ありません 習得知識 1)設計のナレッジを可視化するアプローチを理解できる 2)設計ナレッジを用いた設計標準化/モジュール化のアプローチを理解できる 3)ナレッジの改定と技術伝承の方法を理解できる など 進呈 講師著書「プロフィタブル-デザイン-iPhoneがもうかる本当の理由」(日経BP社) を進呈いたします。 講師の言葉 設計標準化・ナレッジ可視化は重要視されながらも、実行・定着が難しいテーマとなります。「標準を決めても使われない」「忙しくてナレッジ整理の時間が取れない」「属人的バラバラ設計から脱却しなければならない」「引退間近のベテランの技術伝承が進まない」これらは、10年以上前から掲げられていますが、進んでいません。 その原因の多くは、アプローチや推進方法にあります。何を目的にするのか?ただ、見える化をゴールとすると、ひたすらマニュアルを作成し、標準図を準備する活動になりがちだからです。それでは定着もせず効果も限定的になります。また、「お客の千差万別の要求に対して、標準を決めることができるのか?」という矛盾をどう克服するかも重要です。 それには、顧客仕様の見える化や、設計ナレッジの可視化を体系だって行い、論理的に標準を決めていく考え方が必要となるのです。頭の中にある設計ルールや留意点を、書き出すことはむずかしいため、「思考を言語化する」アプローチの理解が不可欠となります。 本セミナーでは、設計ルールやナレッジを見える化し、それを用いて標準化/自動化することで、設計効率化を実現させる手段を解説します。そして、ナレッジの鮮度を保つための「「改訂」の運用方法についても解説を行います。ナレッジの「可視化」「活用」「改訂」、標準化を体系的に学んでください。
プログラム
【理論編】 ①なぜ設計標準化が上手くいかないのか 1.なぜ標準化は失敗するのか 2.標準を決めるアプローチに問題がある 3.標準を決めてもすぐに亜種が生まれてしまう ②効果的な設計標準化の方向性とは 1.属人的な設計から脱却するための設計思想の見える化 2.変化に対応できる設計標準の作り方 3.図面の標準化と設計思想の標準化を使い分ける 4.ナレッジを設計自動化につなげる ③設計ナレッジの可視化が設計を高度化する 1.ナレッジとは何か。ナレッジは4要素にわけて整備する 2.ナレッジを見える化するポイントとは 3.ナレッジ可視化=マニュアル整備ではない 4.設計改革をどのように進めるか 【実践編】 ④顧客の要求仕様を整理する 1.要求仕様を一元管理することが全ての始まり 2.要求仕様の傾向管理、案件横串管理が重要 3.要求仕様の可視化を失注分析につなげる ⑤設計を構造的に整理し、標準を設定する 1.設計ナレッジを見える化する ・技術計算・性能計算ツールのナレッジ ・方式選定のナレッジ(開発BOM整備) ・相似形設計のナレッジ(設計諸元表整備) 2.設計標準を決める ・標準化の3ステップ ・バラバラな顧客要求に対して、標準をどう決めるか ・「標準化=我慢する」は間違い ・標準図の考え方 ⑥ナレッジや標準を改訂し、最新に保つ 1.改訂は2つのタイミングで実施する (改訂されないナレッジや標準は意味がない) 2.検図のやり方を見直せば改訂はやりやすい ⑦標準化を推進/定着させる工夫 1.推進体制をつくる ・担当を専任化できないなかでどのように進めるか ・「標準を作っても使われない」をなくすための工夫 2.ナレッジ化、標準化のスコープと優先順位を正しく決める 3.標準化の効果を正しく認識する 4.より効果的にするための設計自動化、ツール化 ・ナレッジ管理と設計自動化 ・設計パラメータ決定の自動化と繰り返し計算の自動化 ・朱書き図面の自動化、正式図の自動化 講師紹介 略歴: IT系コンサルティング会社、製造業系コンサルティング会社ディレクターを経て、プリベクトを設立。競争力ある製品/もうかる製品の実現のため、設計と原価の融合をコンセプトにした企業変革に取り組む。業務改革の企画/実行、IT導入まで一気通貫で企業変革の実現を支援。プロフィタブルデザイン、設計高度化、設計ナレッジマネジメント、製品開発マネジメント、原価企画、原価見積、開発購買、ライフサイクルコスティング、意思決定管理会計、BOM、PDM、PLMなどのコンサルティングを手がける。
関連セミナー
デジタルツイン活用におけるフロントローディングプロセスの提案 ~スモールスタートによる開発品質/費用の迅速な改善とこれまでの開発文化の両立~ 【WEB受講(Zoomセミナー)】
12/05(火)
終了済みオープンセミナー
分かる、伝わる、納得できる文書(報告書・レポート)の書き方 ~結果を成果にする文書のコツ・ポイント~【WEB受講(Zoomセミナー)】※録画視聴はありません
12/18(月)
終了済みオープンセミナー
他社の特許リスクを回避し、出願件数をアップする特許の発明発掘の具体的ノウハウ【WEB受講(Zoomセミナー)】
01/24(水)
終了済みオープンセミナー
成果を生み、業務を効率化する時間の使い方・計画策定の具体的方法【WEB受講(Zoomセミナー)】※録画視聴はありません
01/31(水)
終了済みオープンセミナー