受講概要
受講形式 会場・WEB テキスト 製本資料 ※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。 進呈 講師著書:異物不良「ゼロ」徹底対策ガイド一般エリアからクリーンルームまで即効果が出る (日刊工業新聞社)を進呈します。 受講対象 ・異物不良がなくならなくて困っている方 ・これからクリーンルームで生産を始める方 ・サプライヤー、協力工場からの異物の流入で困っている方 予備知識 特に必要ありません。 習得知識 1)異物に関する基礎知識 2)異物不良をゼロにする具体的方法 講師の言葉 異物不良は、異物の正体を知り、発生工程を限定し、徹底清掃することでゼロになります。その結果、異物不良の発生メカニズムが解明でき、発生源対策、伝達経路対策を打つことがきます。 そして、仕上げとして清掃困難箇所対策により効果的・効率的な清掃基準を作成し、それを順守することで、異物不良ゼロ状態の維持することが可能になります。 本セミナーは、講師が30年間のコンサルティングにおいて、実際に異物不良をゼロにし、その経験則(成功事例、失敗事例)を体系化したものです。その範囲は、半導体、液晶、電子部品、自動車、窯業、家電、精密機械、プラスチック成形、金属加工、金型と一般エリアからクリーンルームまで全範囲に及びます。「異物ゼロへのアプローチ」を使えば、異物不良はゼロにできます。長年悩み、結果、あきらめていた異物不良、打痕、キズをゼロにして下さい。
プログラム
1.異物不良ゼロへのアプローチ 1.1 異物とは 1.2 感性とは 1.3 異物不良の発生メカニズム 1.4 異物の正体 1.5 34の発生源 1.6 7つの伝達経路 1.7 異物のポテンシャル 1.8 慢性不良の構造 1.9 徹底清掃 1.10 異物ゼロへのアプローチ 2.徹底清掃 2.1 清掃準備、安全の確保 2.2 清掃の基本、注意事項、留意事項 2.3 具体的な進め方:高所から始める、設備の4つの清掃方法、仕上げ清掃 2.4 徹底清掃のまとめ 2.5 2回目清掃:清掃周期を把握する、異物不良発生のメカニズムを解明する 3.異物対策 3.1 外部からの流入 3.2 材料、設備 3.3 人の管理 3.4 製品・部品、備品 3.5 伝達経路対策:気流制御、イオナイザーの管理 4.清掃基準の作成 4.1 清掃改善の必要性 4.2 清掃仮基準書の作成 4.3 清掃台車の作製 4.4 清掃改善 4.5 ビデオ標準の作成 5.異物管理 5.1 異物管理 5.2 サプライヤーの管理/お客さまとの関係 5.3 環境管理:エアシャワーの管理、クリーンベンチの管理 5.4 測定:異物、気流、静電気の測定 5.5 異物の除去 5.6 現場管理/データ分析/教育・訓練 6.事例から学ぶ 6.1 半導体・前工程 6.2 半導体・後工程 6.3 自動車・塗装工場 6.4 プラスチック射出成型機 6.5 木材加工 *プログラムは変更になる場合もあります 講師紹介 略歴 中崎 勝 先生 1981年(昭和56年) 株式会社ブリヂストン入社 1987年(昭和62年) 日本DEC株式会社入社 1992年(平成4年) 株式会社ロンド・アプリウェアサービス 代表取締役社長 製造業における工場専門コンサルタント:不良ゼロ/原価低減/生産性向上 【ツール】 今の時代、異物不良ゼロ、設備トラブルゼロ、ポカミスゼロ、モラルアップ ものづくりDX(DB、IoT,AI)、SCM 【得意分野】半導体・液晶(前後工程)、窯業(セラミックス)、家電、制御機器、電子部品 自動車(溶接、塗装、組立)、金属部品、板金(金型)、プリント基板 【主な著書】成功するCIM(1992年)、やりたくなり5S(2016年)、ポカミス「ゼロ」徹底対策ガイド(2018年)、 異物不良「ゼロ」徹底対策ガイド(2019年) いずれも日刊工業新聞社刊 大谷みさお 先生 日立東京エレクトロニクスに入社し、半導体製造部門に配属。 1998年、ロンド・アプリウェアサービスに入社。 組立・プロセス産業の現場でコンサルティング業務にあたり、23社で成果を上げる。 現場作業者と一体になって取り組む“現場実践型”のコンサルティングを信条とする。