目的志向のゴール設定,確実に目標達成する力,仮説思考でロジックを構築する論理思考力,多面的複眼視点,熱い思い(Passion)と冷徹な判断力のバランス,ストーリー力,アウトプット力について,事例を交え分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
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ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹 先生 東レ、パナソニック等にて材料開発・開発マネジメント業務を経て現在に至る
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
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(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ ※本セミナーは、Zoomシステム利用によるオンライン配信となります。 ※Live配信のみ、録画視聴はありません。 テキスト 製本資料(受講料に含む) ※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。 受講対象 ・新入社員から経営層まであらゆる階層 ・実験量ばかり多く成果に結びつかない人 ・結果が何を意味するのか見い出せない人 ・仮説思考、論理思考が苦手な人 ・ゴールに繋がる計画が立てられない人 ・データと情報に埋もれて溺れている人 予備知識 特に必要ありません。 習得知識 1)目的志向でゴール設定し、確実に目標達成する力 2)仮説思考でロジックを構築する論理思考力 3)埋もれた情報を掘り起こす多面的複眼視点 4)熱い思い(Passion)と冷徹な判断力を兼ね備えた技術者となる 5)ストーリー力と俯瞰視点が形作る最適化力 6)結果を結論に加工して成果に昇華するアウトプット力 など 講師の言葉 日本の高い技術力は、言うまでもなく飽くなき探求心に基づく研究開発の歴史によるものである。 しかし、時代の変遷と共により高いレベルでの研究開発と同時に、スピードと効率性も強く求められるようになってきている。これらの要求に対応すると同時に研究開発の目標を達成するためには、目標設定、研究開発のための思考力、計画力、実行力や、これらを支える仮説思考と検証力を持って目的志向で考え、進めることが必要となる。そして、これらを駆使することで得た結果を成果とするためには、コミュニケーション力、情報発信力も必要不可欠となる。 このように、今後の研究開発成功のためには、従来に増してより高いレベルでの、様々な思考力や能力が求められており、ただ漠然と研究開発を進めていては、他の技術者や同業他社、ひいてはグローバルな生存競争に勝ち残るのは困難といわざるを得ない。 本講では、様々な研究開発の場面はもちろん、製造トラブルなどの問題解決においても必要となる、技術者としての考え方、進め方について、詳細な解説と演習とによって修得することを目指す。
プログラム
1【イントロ】 1.1論理思考とは 2【企業における研究開発】 2.1必要な要素 2.2新規性の難しさ 2.3結果を成果へ 2.4魔の川・死の谷・ダーウィンの海 2.5三位一体 3【目的と目標】 3.1演習 3.2スタート地点 3.3真の目的(ゴール)の確認 3.4目的と目標 3.5目標の条件 3.6目標設定のためのSMARTルール 3.7目的の構成要素 3.8演習 4【開発(ものづくり)の進め方】 4.1ベンチマーク⇒ポジショニング 4.2戦略策定 4.3未来予想 4.4未来予想の例 4.5課題設定による計画化 4.6課題設定の本質 4.7絵コンテシナリオ 4.8スタートとゴール 4.9優先順位 4.10インパクトファクター 4.11イシュードリブン 4.12ボトルネックシーク 4.13リスクの評価とヘッジ 4.14Go&Stop 4.15演習 4.16ディシジョンポイント 4.17Perfect Close 4.18問題、危機の発生 4.19究開発型PDCA 4.20基本的な研究開発フロー 5【研究開発のための思考】 5.1思考とは 5.24思考 5.3目的志向 5.4アウトプット志向 5.5演習 5.6仰望視点と俯瞰視点 5.7逆走型思考の併用 5.8ロジック、要素と逆走思考 5.9メタフィールド思考 5.10逆説的思考 5.11思考のポイント 5.12失敗からのリカバリー 5.13失敗の価値 5.14認知バイアスの罠 5.15データ解釈における認知バイアス 5.16演習 5.17目利き力 5.18概算力 5.19演習 5.20ヒラメキの種 5.21イノベーションを生む発想と行動 6【論理的な考え方と解釈】 6.1論理思考とは 6.2サイエンスとは 6.3論理思考によって成すこと 6.4論点 6.5正しいとは何か 6.6帰納法と演繹法 6.7演習 6.8その他の論理思考法 6.9ロジックの条件 6.10帰納法、演繹法の落とし穴 6.11帰納法の実務的利用 6.12平均の罠 6.13相関解析 6.14相関解析の注意点 6.15数字(データ)の取り扱い 7【論理の検証】 7.1論理構築のプロセス 7.2情報パート 7.3思考パート 7.4論理構築パート 7.5検証の基本 7.6反証法 7.7要約 7.8演習 7.9検証:結論の条件 8【思考の道具】 8.1論理思考の5ステップ 8.2思い付きとロジック 8.3要素分解 8.4演習 8.5抽象化と具体化 8.6情報・思考の階層 8.7思考のイメージ化 8.8本当のフレームワーク 8.9Ifthen思考 8.10発想の転換 9【仮説と検証】 9.1仮説とは何か 9.2仮説が必要な理由 9.3仮説→課題設定→計画 9.4仮説の考え方 9.5仮説の精度と確度 9.6QDスタート 9.7仮説の精度を決めるもの 9.8演習 9.9演習の考え方例 9.102種類の事実 9.11Fact v.s. 主観、予想 9.122種類のカン 9.13情報の条件 9.14情報収集の考え方 9.15情報整理 9.16情報収集のゴール 9.17多面性 9.18多面的情報価値の例 10【実験の本質とは】 10.1実験と思考 10.2実験の本当の意味 10.3実験を考えるとは 10.4実験の神髄 11【まとめ】 12質疑・応答 講師紹介 略歴 大手分析メーカーにて、表面分析、分光分析を中心に、各種工業材料、半導体の表面、界面の研究開発支援業務に従事しながら、国内外機関と、有機EL材料、半導体リソグラフィープロセス、塗料・コーティング、接着剤などの分野共同研究を行った。 その後、大手電機メーカーに引き抜かれ、ハイブリッド材料、ナノ粒子などの開発を行った。 現在は、ジャパン・リサーチ・ラボ代表として、総合技術コンサルティング、人材育成、調査・企画、講演・執筆などを行っている。 大阪大学 工学部 招聘研究員 大阪産業大学 情報システム学科 非常勤講師 大阪市産業創造館 技術・経営相談員を兼務