技術英語の基礎,英文マニュアル作成など英語文書の実践的なノウハウ,ネイティブ日本人ならでは技術英語勉強法,英語の資格試験の受験に役立つ情報,技術英語に関連する諸分野の知識について,豊富な経験に基づき実践的に分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
株式会社エンジニアリングサムライ 代表取締役 坂東 大輔 先生 技術士(情報工学部門),情報処理安全確保支援士,中小企業診断士,通訳案内士(英語),実用英検1級,TOEIC875,ITストラテジストなど計29種類。
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ ※本セミナーは、Zoomシステム利用によるオンライン配信となります。 テキスト PDF資料(受講料に含む) 受講対象 本講座は「英語に苦手意識を強く抱いているエンジニア」に焦点を当てています。 講師も英語(というより、異文化コミュニケーション)に苦労した人間ですので、そんな方々こそサポートしたいです。 強いて言うならば、講師の経験上、下記に示す条件に該当する方々には、特にご好評を頂けています。 ・自分の英語学習法が正しいか自信が無い。 ・英語の表現力不足で、自分が伝えたいことを伝えきれないでいる。 ・自分が伝えたいことが相手に正しく伝わっているか確信が持てず、モヤモヤした気分になる。 ・外国人から無視されたり、誤解を受けたりして、イラッとした経験がある。 ・自分ではなかなか気づきにくい「日本人が間違いやすいポイント」を知りたい。 ・英文マニュアルやリリースノートなどの英語文書を執筆するテクニカルライター ・海外向けの商品やサービスの企画・設計・開発・評価等の担当者(技術系) ・海外向けの営業、企画、マーケティング等の担当者(営業企画系) ・英語の資格試験(実用英検、通訳案内士(英語)、TOEIC、国連英検など)の受験を検討している。 予備知識 「特に必要ない」と言いたいところですが、セミナー時間の制約もありまして、義務教育レベルの初歩的な知識に深く言及はできません。 どちらかと言えば、「義務教育レベルの英語を、実際の仕事に応用する」という方向性になります。 当然、皆様は義務教育を修了されていますので、そのレベルを前提に講義を進めて参ります。 (もし自信がない場合は、中学レベルの教科書・参考書などで事前に予習頂けると幸いです) ・【必須】 「技術英語」を継続的に学習する意志と情熱 ・【必須】 義務教育修了(実用英検3級)程度の英語力 ・【推奨】 高校修了(実用英検2級)程度の英語力 習得知識 1)「技術英語」の基礎的な知識 (義務教育レベルの復習を含む) 2)英文マニュアル作成など英語文書の執筆のための実践的なノウハウ 3)ネイティブ日本人ならでは「技術英語」の勉強法 (有用な情報源の紹介を含む) 4)英語の資格試験の受験に役立つ情報 5)「技術英語」に関連する諸分野の知識 など 講師の言葉 英語を話す外国人との異文化コミュニケーションを円滑に進めるために、英文マニュアルなどの英語文書の作成に活かせる「英文テクニカルライティング」の基礎とその関連事項、そして、知識を具体的に応用する方法を修得できます。 講師は帰国子女でなく、留学経験もなく、日本国内の職場がほとんどでした。英語の学習に有利な環境ではなかったですが、英語のノウハウやコツを自分なりに習得した結果、実用英検1級、通訳案内士(英語)といった英語資格に加えて、APECの国際会議で日本国代表として英語プレゼンをするレベルにまで、自分の英語力(国際コミュニケーション力)を向上させることができました。 本セミナーでは、講師が独学で習得した英語の経験、ノウハウ、コツを伝授させて頂きます。 他とは違う、当セミナーのオリジナル要素は以下の通りです。 ・英語学習で挫折しないコツ ・英語の前に日本語で考えてみる ・アンチパターン(べからず集) ・受験英語の重視
プログラム
1.「英語」の前に、まずは「日本語」で考えてみる (1). 語調 (tone) (2). 表題 (title) (3). アブストラクト・要旨 (abstract, summary) (4). 構成 (structure) (5). 詰め込みすぎず、シンプルに (6). 論理展開 (7). 「読者像(聴衆像)」を事前に想定する (8). 自分の作品は、必ず、通しで音読する 2.「受験英語」は全ての基礎 (1). 語彙 (vocaburary) (2). 5文型 (3). 時制 (4). 形式主語・形式目的語 (5). 直説法と仮定法 (6). 関係詞 (7). 助動詞 (8). 前置詞 (9). 冠詞 (10). 分詞構文 3.「技術英語」全般に通じる議論 (1). 英語文書のスタイル(”型”) (2). 用語集(glossary)は全ての要 (3). 語と語の結びつき (collocation) (4). SI UNIT(国際単位) (5). 数字(数式)の読み方 4.「技術英語」のアンチパターン (べからず集) (1). 日本人の典型的な弱点(急所) (2). いかにも日本人がやらかしそうな誤り方 (3). 間違いやすい英文法 (4). 間違いやすい英文読解 (英語⇒日本語) (5). 間違いやすい英作文 (日本語⇒英語) 5.「和文和訳」という最重要テクニック (1). 講師の体験談(日本人が英作文でつまずく決定的な理由) (2). コミュニケーションの”目的”を熟慮する (3). 読み手の知識レベルを意識する (4). 己の英語力を謙虚に見積もる (5). 伝えるべきは、表層的な字面ではなく、その裏に組み込まれた意図である。 (6). 「和文和訳」の講師秘伝のテクニック集 6.講師お薦めの英語の勉強法 (1). 英語の勉強法 (2). 辞書 (3). 参考書 (4). シソーラス (5). Webサービス (クラウド、ブログ、SNS) (6). アプリ (7). 語源 7. 質疑・応答 講師紹介 略歴 2002年3月 神戸大学経営学部卒業。学士(経営学)取得。 2002年4月〜2014年2月 (株)日立ソリューションズ (旧称:日立ソフトウェアエンジニアリング(株)) 勤務 2010年3月 信州大学大学院 工学系研究科 修士課程 情報工学専攻 修了。修士(工学)取得。 2014年4月〜2015年3月 名古屋のITベンチャー 取締役CTO(Chief Technology Officer) 就任 2015年4月 坂東技術士事務所(個人事業主) 独立開業。 2022年3月 株式会社エンジニアリングサムライ 創立。 所属学会 情報処理学会 著書 ・「UX(ユーザー・エクスペリエンス)虎の巻」 (日刊工業新聞社) ・「中小企業の「システム外注」はじめに読む本」 (すばる舎) ・「英語嫌いのエンジニアのための技術英語」(日刊工業新聞社) ・「図解即戦力 IoT開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書」(技術評論社) など多数