ハラスメントの種類・法律,ハラスメント防止のため法律で求められること,訴えられる事例,ハラスメント防止の現状・課題,ハラスメントが起きる要因,防止の方法,コミュニケーションスキルについて,実践ワークを交えわかりやすく解説する特別セミナー!
- 講師
アイリス法律事務所 弁護士 山崎 新 先生 合同会社Kiku塾代表、一般社団法人日本リーダーコーチ協会代表理事 菊岡 正芳 先生
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税率10%込)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。 受講対象 ・ 技術/研究部門の管理職、プレイングマネージャー ・ 新任管理職 ・ 管理職候補の職場リーダー ・ チームの活性化、生産性向上を実現したいマネージャー/リーダー ・ 職場内の人間関係に悩みを持つマネージャー/リーダー ・ ハラスメント窓口等を担当する総務・人事部門の方 予備知識 特に必要ありません。 習得知識 1)ハラスメントの種類、法律 2)ハラスメント防止のため法律で求められていること 3)訴えられる事例とは何か 4)ハラスメント防止の現状と課題 5)ハラスメントが起きる要因 6)ハラスメントを防止することに加え、 メンバーが主体的に動き出すコミュニケーションスキル「3つの聴く力」 講師の言葉 山崎講師から ハラスメントは、いったん事が起こってしまうと従業員のやる気を削ぎ、優秀な人材が退職に追い込まれる、深刻な人権問題です。その従業員にとって一生を左右しかねない傷を残すこともあり得ます。また、行為をした人物だけでなく、企業も連帯して法的責任を問われることがあり得るので、企業のリスク管理としても事前の防止がとても重要です。 いまや、中小企業も措置義務となりましたので、すべての企業が取り組む責任を負っています。まずは、何がハラスメントかを知る研修から始めてください。 菊岡講師から ハラスメントが社会問題となり法的な措置が行われるようになりました。 ハラスメント防止だけに取り組むことはとても重要です。同じハラスメント防止に取り組むならば、もっとあなたやメンバーの生産性が高まり、イキイキと働く職場やチームを作りませんか。組織の一人ひとりが尊重され、大切にされ、そして自身の力を伸ばしていける職場やチームを作ることができれば、その職場・チームにはハラスメントは原則存在しません。意見の相違や衝突が発生しても、あなたとメンバーは建設的に解決することができるようになります。この望ましい組織・チームを生み出す根幹的な要素は、コミュニケーション能力の中の「聴く力」です。ハラスメントを防ぎ、メンバーが動き出す“たった3つの聴く力”を、理論と体験ワークを通じて一緒に学んでいきましょう。
プログラム
第1章「ハラスメントの法的根拠と種類」(山崎講師) ⑴パワハラ ・パワハラ6類型の紹介 ・アンケートから実態把握 ・クイズやロールプレイでパワハラを実感 ⑵セクハラ ・セクシュアルハラスメントとは。類型別の行為 ・世代や性別による価値観の差 ・ワークショップ、こんなときどうする ⑶マタハラ・パタハラ ・マタハラとは何か ・妊娠・出産により利用できる制度の紹介 ・アンコンシャスバイヤスについて 第2章「ここが法的責任を問われるポイント」(山崎講師) (1) 裁判例から見る、グレーゾーンとアウトゾーンの違い 行為者だけでなく使用者も責任を問われる事例 言葉だけでもセクハラ違法となる事例 社内で懲戒処分となる事例 (2)被害の拡大を防ぐために、企業に求められる姿勢 第3章「ハラスメントが起きうるコミュニケーション上の要因」(菊岡講師) ・ 企業におけるハラスメントの現状 ・ ハラスメントが起きる要因 ・ ハラスメントが起きやすい職場は ・ 認知、価値観の違いが生まれる理由 ・ あなたの価値観、メンバーの価値観 ・ 良かれと思ってやっていることは 第4章「ハラスメントを防ぎ、メンバーが動き出す“たった3つの聴く力”」(菊岡講師) ・ あなたの所属する組織・チームはどのような状態になると良い ・ 聴く力を高めると何が起きる ・ 良い聴き手になるポイント;講義とロールプレイ(顔出し推奨) ・ ハラスメントが起きやすい口癖 ・ メンバーが動き出す“たった3つの聴く力” ;講義とロールプレイ(顔出し推奨) ・ 承認と誉めるの違い、承認ロールプレイ 講師紹介 略歴 山崎 新 先生 大学で心理学を学び、社会人となった後、社会の中の至る所で女性の立場がまだまだ平等といえな いことを肌みで感じ、弁護士に転身。弁護士になってからは、離婚・DV、セクハラ、性暴力には特に 積極的に取り組み、心理学の知識を活かすとともに、多くの女性たちのエンパワーメント、生きる力 を回復する過程に関わる。そうして得た力を社会に発信し、性別に関わりなく生きやすい社会の実現 のため、夫婦別姓訴訟や医学部入試の女性差別問題に弁護団として取り組んできた。 また、市民や支援者向けに講演を数多く実施。 所属学会 日本弁護士連合会両性の平等に関する委員会 副委員長 東京都男女平等参画審議会元委員(配偶者暴力対策部会部会長代理) 明治大学法科大学院講師 菊岡 正芳 先生 大学卒業後、武田薬品工業に入社。営業からキャリアをスタートし、マーケティング、人材育成、 事業開発部門の役員を上場企業複数社で歴任。「聴く力」を高めると人が動き出す、自らの体験と さまざまな学びから、営業改革・人材育成の独自メソッドを開発し、「聴く力を高めた人材育成」 を柱にしたコーチングやコンサルティング、セミナーを行っている。人の「行動変容」を起こす事 に定評があり、会社設立3年にもかかわらず、上場企業の管理職やプレイングマネージャーの行動 変革セミナーを日々実施し、プロコーチの育成も行っている。 (国家資格)薬剤師、キャリアコンサルタント2級技能士 (その他資格)J L C Aシニアコーチトレーナー、ワークライフバランスコンサルタント、青山学院 大学社会情報学部認定ワークショップデザイナー (他の役職)日本経済大学経営学部大学院 非常勤講師