組込ソフトウェアに関する基礎,心構え,組込ソフトウェアに関するハードウェア・ソフトウェア知識,IoTに関する基礎知識について,事例を交え分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
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株式会社エンジニアリングサムライ 代表取締役 坂東 大輔 先生 元(株)日立ソリューションズ,ITベンチャーの取締役CTOを経て現在に至る
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
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(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。 受講対象 ・組込ソフトウェア開発の初心者 ・IoT開発に興味関心があるエンジニア 予備知識 特に必要ありません。 習得知識 1)組込ソフトウェアに関する基礎的な知識(心構えを含む) 2)組込ソフトウェアに関するハードウェア知識 3)組込ソフトウェアに関するソフトウェア知識 4)IoTに関する基礎的な知識 講師の言葉 IoT時代の到来に伴い、あらゆるデバイス(機械装置)にソフトウェアが内蔵(組込)されるようになってきています。デバイスが「電気回路仕掛け」から「ソフトウェア仕掛け」に変わりつつある過渡期であり、しかも、社会中の至るところにデバイスが普及していることから「社会がソフトウェア仕掛けになっている」とすら言えそうです。つまり、それだけ「組込ソフトウェア」の技術が重要になってきています。 しかしながら、ニーズの高さとは裏腹に組込ソフトウェアのエンジニアは圧倒的に人手不足です。組込ソフトウェアのエンジニアになるには「ソフトウェア」のみならず「ハードウェア」にも習熟する二刀流を目指す必要があります。二刀流エンジニアの養成には膨大な時間を要するため、IoTに伴う組込ソフトウェア需要に日本社会が追いつけていない現状があります。 組込ソフトウェアの開発はハードウェアとソフトウェアの両方の基礎知識を習得する必要があります。一般的な傾向として、ハードウェア技術者はソフトウェアを苦手とし、ソフトウェア技術者はハードウェアを苦手とします。特に、組込ソフトウェアを未経験のソフトウェア技術者が何も考えずに、今までのソフトウェア開発と同じ考え方で組込ソフトウェアを開発しようとすると、高い確率で大きな障害に遭遇することになるでしょう。ハードウェアが深く関わる「組込ソフトウェア」ならではの注意点やノウハウを知らないと大火傷することになります。 当セミナーは、「組込ソフトウェア」の基礎知識の習得をスムーズに進めるための「初めの第一歩」を解説します。
プログラム
(1) 組込ソフトウェアとは ・「組込ソフトウェア」の定義 ・ファームウェアの概要 ・ファームウェアの更新 ・「TRON系OS」搭載デバイスの例 (2) 組込ソフトウェアに関するハードウェア知識 ・センサの種類 ・センサとのインタフェースの具体例 ・センサのユースケース ・マイクロコントローラーの概要 ・マイクロコントローラーの具体例 ・マイクロコントローラーの低電力化 ・シングルボードコンピュータの概要 ・シングルボードコンピューターの具体例 ・プロトタイピングの実践 ・Arduinoの概要 ・Raspberry Piの概要 ・Arduino と Raspberry Piの使い分け ・Intel Neural Compute Stick 2 (Intel NCS2) ・「リアルタイム処理」の定義 ・「リアルタイム性」の定義 ・タスクの優先順位と割り込み ・エッジコンピューティングの概要 ・エッジコンピューティングの意義 ・FPGAとASIC ・FPGAに関する技術 ・CPUとGPUとFPGAとASIC ・協調設計の概要 (3) 組込ソフトウェアに関するソフトウェア知識 ・プログラミングの概要 ・プログラミング言語の具体例 ・プログラミング言語の使い分け ・「テキストファイル」と「バイナリファイル」 ・「ビルド」のプロセス ・開発ツールの具体例 ・開発環境としてのクラウド ・検証環境としてのクラウド ・開発におけるクラウド利用の利点と欠点 ・クラウド対応の統合開発環境(IDE)の具体例 ・組込系プログラミングに特有のポイント ・組込系プログラミングの注意点 ・ネイティブアプリとWebアプリ ・HTML5の概要 ・Webアプリ開発の注意点 (4) IoTの一要素としての組込ソフトウェア ・「IoT (Internet of Things)」の概要図 ・IoT開発の全体像 ・IoTの三本柱「電子」「ソフト」「機構」 ・IoT開発に特有のポイント ・「ウォーターフォール」と「アジャイル」 ・IoTは「試行錯誤」の世界 ・「ユースケース」と「機能」 ・IoTデバイスに特有のポイント ・IoTに用いられるセンサの概要 ・試作品から量産品への移行 ・IoTプラットフォームに特有のポイント ・IoTプラットフォームの具体例 ・IoTプラットフォームの使い分け ・IoTアプリケーションに特有のポイント ・クラウドネイティブの概要 ・APIファーストの概要 ・IoTシステムに特有の運用管理のポイント ・フルマネージドサービスの概要 ・フルマネージドサービスの具体例 ・IoTゲートウェイの概要 ・IoTゲートウェイの意義 ・IoTゲートウェイの使用例 ・IoTシステムに特有の法的環境のポイント ・電波法の概要 ・無線モジュールに関する認可の概要 ・IoTシステムに特有のセキュリティのポイント 質疑・応答 講師紹介 経歴 2002年4月 株式会社 日立ソリューションズに入社 2014年3月 ITベンチャーの取締役CTO(Chief Technology Officer;最高技術責任者)に就任 2015年2月 「坂東技術士事務所」を開設 2022年3月 「株式会社エンジニアリングサムライ」を設立 神戸大学経営学部卒業で、信州大学大学院工学系研究科修士課程情報工学専攻修了という、異色の「文系出身の工学修士」 資格 技術士(情報工学部門)、中小企業診断士、通訳案内士(英語)、情報処理安全確保支援士の士業資格を含む計29種を保有
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