課題解決、品質向上、技術向上のセミナーならTH企画セミナーセンター

漏れトラブル・問題解決のための

漏れメカニズムシール効果的使い方およびトラブル対策
【会場/WEB選択可】


Warning: Undefined variable $seminar_kind_formatted in /home/beker/thplan.com/public_html/wp-content/themes/thplan/single.php on line 37
会場受講WEB受講

エレクトロニクス機械

漏れのメカニズム,静的シール(ガスケット)・動的シール(パッキン)の特徴・使い方,密封装置の考え方,シールの選定,シールの損傷と対策事例について,具体的事例を踏まえ詳しく解説する特別セミナー!!

講師
トライボロジーアドバイザ 博士(工学) 似内 昭夫 先生
日時
会場

TH企画 セミナールームA

会場案内
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト

受講概要

受講形式
 会場・WEB

受講対象
 機器の設計技術者、機器の保全技術者

予備知識
 特に必要ありません

習得知識
1)シール面の過酷さに対する正しい認識
2)漏れに対する正しい認識
3)密封に対する正しい認識
4)シールの選定に対する考え方
5)シールは何故損傷するのか,その対策の基本的な考え方

講師の言葉
 流体を扱うシステムや流体が使われているシステムの技術者及び使用者を困らせる問題の一つに流体の漏れの問題があります。そのような機械システムを扱ったことのある技術者のほとんどの技術者が漏れに悩まされた経験があると思います。この問題は人類は流体を扱いだした古来から、我々人間にとっては常に付きまとっている古くて新しい問題です。
 最近のシールは材料面でもまたその他の技術面でもずいぶん進歩していますので、メーカが提供するシールは、メーカの設計者が想定した条件でそして想定した使用方法で使用された場合には漏れは発生しないものと考えております。このようにシールは昔に比べると各段に改善されていますが、機械システムの進歩に伴い、密封面におけるトラブルのレベルも上がり、シール技術の進歩とのいたちごっこになっているように見えます。シール技術にロイヤルロードも近道もありません。シール技術の根本に立ち戻って、基本を押さえて対応することが肝要です。。
 今回のセミナでは、シールの基本に立ち返り、シールを適材適所で使うことを勧める立場で、現状のシール技術を解説いたします。

プログラム

1.はじめに
漏れの実態とシール技術の重要性

2.シールに関連したトライボロジーの基礎
 2.1 トライボロジーとは
 2.2 摩擦摩耗の考え方
 2.3 しゅう動面に置ける摩擦・摩耗・潤滑とストライベック曲線

3漏れの基礎知識と漏れのメカニズム
 3.1 シール面の考え方
 3.2 漏れはどうして発生するのか(漏れのメカニズム)
 3.3 漏れの種類
 3.4 漏れ検出方法

4シールの種類とシール用ゴム材料の概要
 4.1 シールの種類と分類
 4.2 シール用材料

5.静的シール(ガスケット)の考え方と使い方
 5.1 非金属ガスケット
 5.2 セミメタリックガスケット
 5.3 金属ガスケット
 5.4 液状ガスケット
 5.5 ガスケットにおける密封の考え方.
 5.6 ガスケットペーストについて

6動的シール(パッキン)の考え方と使い方
 6.1 Oリングなどスクィーズパッキン
 6.2 オイルシールなどリップパッキン
 6.3 グランドパッキンなど単純圧縮パッキン
 6.4 メカニカルシール
 6.5 ドライガスシール
 6.6 磁性流体シール
 6.7 動的シールの密封理論

7.シールシステムの実際例
 7.1 ガスケットの使用事例
 7.2 パッキンの使用事例

8シール選定の考え方
 8.1 ガスケット選定の考え方と選定例
 8.2 パッキン選定の考え方と選定例

9シールのトラブル事例とその対策
 9.1 ガスケットに発生した損傷とその対策
 9.2 パッキンに発生した損傷とその対策

参考1.シールの試験法
参考2.シールに関する最近の話題 

質疑・応答


講師紹介
略歴
学位 博士(工学)(東京大学)
研究テーマ: 転がり疲れ,固体潤滑,シール,しゅう動材料
最近はメンテナンスの活性化を中心に活動を展開している

1969.3  玉川大学大学院工学研究科終了,
1969.4  同 大学助手
1974.4  同 講師
1981.4  同 助教授
1997.4  同 教授
2003.4~2008.3 同 工学部長
2009.3  同 定年退職  
トライボロジーアドバイザー自称

学会等
日本機械学会
日本トライボロジー学会
日本設備管理学会
日本機械学会
機械状態監視資格認証専門委員会委員
同 トライボロジー技術委員会委員長
日本トライボロジー学会
一般財団法人日本軸受検査協会 非常勤理事 2017~