機械設計の開発ステップ,企画書の作り方,設計書の作り方,3次元CADによる構想設計,コスト見積り・低コストの判断について,具体的事例を交えながら分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
國井技術士設計事務所 所長 國井 良昌 先生 日立,及び,富士ゼロックスで設計業務に携わり,設計プロセス改革や設計審査長を経て現在に至る
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ ※本セミナーは、Zoomシステム使用したオンライン配信(録画視聴無し)となります。 ※セミナー内容を、確実に実践に活かしていただけるよう復習ツールを講師からご提供します。 また、受講後も、講師への質問をお受け致します。 受講対象 ・企業の開発、設計、生産技術関連の技術者(機械系) ・企業の開発、設計、生産技術関連の管理職(機械系) ・企業の開発、設計、生産技術関連への異動者(機械系) ・企業の商品企画部、研究部 ・企業の技術教育部門(機械系) 予備知識 特に必要ありません 習得知識 1)機械設計の開発ステップ 2)企画書の作り方 3)設計書の作り方 4)3次元CADによる構想設計 5)コスト見積りと低コストの判断 など 進呈 講師著書:「ついてきなぁ!機械設計の企画書と設計書と構想設計」を進呈します。 メインテキストとして本書籍を使用いたします。 講師の言葉 一流の職人を目指す人が、初めから間違った手法で仕事を続けていくと「我流」や「自己流」になってしまいます。いずれ、これが「主流」だと思い込み、他人に指摘されると憤慨します。したがって、二度と正統派の基本形には戻れません。 ところで、現在、日本の機械設計の指導内容は、・・・ ① 設計者として最も重要な設計書の解説がない ② 設計書を審査するはずの設計審査の解説がない。 ③ 昭和初期のポンチ絵を未だに指導している。 結局、何一つ、設計ができない指導内容が氾濫しています。 一方、料理の世界はいかがでしょうか?我流や自己流では客が付きません。 料理は基本形が重要であり、何年もかけて習得します。これを「修行」と呼びます。 あなたが設計職人を目指すなら、設計の基本形を学ぶことが肝要です。そして、その基本形を徹底して体に覚えこませることが「修行」です。 そこで、本セミナーは料理を手本に、「機械設計のやさしい料理教室」を目指しました。 設計実務の流れに沿った全体を把握するとともに、機械設計に関する一品でもよいから料理(設計)ができるまでを導きます。 また、ポンチ絵などの古臭い設計慣習を排除し、圧倒的な速さを満たす新構想設計力を養います。
プログラム
第1章 料理よりやさしい機械設計 1-1 なぜ、機械設計が料理よりやさしいのか? 1-2 間違いだらけ:機械設計の開発ステップ 1-3 昭和初期のポンチ絵から概略構想図へ 第2章 企画書って何? 仕様書って何? 2-1 料理の企画書よりもやさしい機械設計の企画書 2-2 企画書がない場合は仕様書がある 2-3 企画書の作り方(簡易版) 第3章 設計書って何?どうやって作るの? 3-1 料理のレシピよりもやさしい機械設計の設計書 3-2 高速設計からみた設計書とは 3-3 事例:おもちゃのトロッコによる設計書の作り方(前編) 第4章 今どきポンチ絵?3次元CADによる構想設計のやり方 4-1 間違った設計法は取り返しがつかない 4-2 事例:おもちゃのトロッコによる設計書の作り方(後編) 4-3 ポンチ絵を卒業して、概略構想図はどうやって描くの? 4-4 時代はDQD(簡易設計書)へ 第5章 どうやるの?コスト見積りと低コストの判断 5-1 間違いだらけ:専門書におけるコスト情報の欠落 5-2 設計見積りとは:設計見積りの公式集 5-3 事例:おもちゃのトロッコによる設計見積り(樹脂編) 5-4 事例:おもちゃのトロッコによる設計見積り(板金編) 質疑・応答 講師紹介 略歴 横浜国立大学・工学部・機械工学科卒。日立、及び、富士ゼロックスの高速レーザー プリンタの設計に従事。富士ゼロックスでは、設計プロセス改革や設計審査長も務めた。 1999年より、國井技術士設計事務所として、設計コンサルタント、セミナー講師、 大学非常勤講師として活動中。 所属学会等 ・公益社団法人 日本技術士会・機械部会 ・ 公益社団法人 日本技術士会・埼玉県技術士会 ・ 横浜国立大学 大学院工学研究院 非常勤講師 ・ 首都大学東京 大学院理工学研究科 非常勤講師 ・ 山梨大学工学部 非常勤講師 ・ 山梨県工業技術センター 客員研究員 ・ 高度職業能力開発促進センター運営協議会 専門部会委員 書籍 ・加工知識と設計見積り力で『即戦力』 ・ついてきなぁ!『設計書ワザ』で勝負する技術者となれ! ・ついてきなぁ!加工部品設計で3次元CADのプロになる! (いずれも日刊工業新聞社)など多数