日本人設計者の弱点を明らかにし,設計マネジメントの実務・要点,競合機分析・攻撃的設計戦略の具体的な進め方について,分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
國井技術士設計事務所 所長 國井 良昌 先生 日立 及び、富士ゼロックスで設計業務に携わり、設計プロセス改革や設計審査長を経て現在に至る
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ *本セミナーは、Zoomシステム使用したオンライン配信(録画視聴無し)となります。 *セミナー内容を、確実に実践に活かしていただけるよう復習ツールを講師からご提供します。 また、受講後も、講師への質問をお受け致します。
受講対象 企業の研究、企画、開発、設計、生産技術関連の中堅技術者 同、技術系管理職、技術系役員、経営者 企業の技術教育部門 予備知識 特に必要ありません。 習得知識 競合相手の分析方法 1)設計書の競合機分析 2)FMEAの競合機分析 3)コストの競合機分析 など 演習を交え、実務に活かせるノウハウを伝授します。 進呈 講師著書「ライバルを打ち負かす設計指南書『攻めの設計戦略』(日経 BP 社刊)」を進呈します。メインテキストとして使用します。 講師の言葉 「競合他社より一刻も早い商品開発が市場を席巻する」とジャーナリストや経済学者がいとも簡単に言っています。確かにその通りでしょう。 しかし、資金力や開発力が十分ではない多くの企業においては、2番手や後発でいくしかない場合もあります。開発競争は、柔道やボクシングの戦いと同じです。勝つためには、徹底的に競争相手を分析します。徹底分析は、下位の者を優勝者へと導きます。そして、研究、設計、生産技術も同じです。実は、過去において一番手やオンリーワンが長続きした例は多くはありません。軍需産業を代表に、徹底分析できる立場の後発の方が圧倒的に有利なのです。 本講座は、徹底した競合機分析のやり方から、攻めの設計を施し、市場のチャンピオンに戦いを挑むよう導きます。
プログラム
第1章 競合機分析とは 1-1.先発よりも後発有利の原則 1-2.日本企業の○×式評価による競合機分析では勝てない! 1-3.これが勝つための競合機分析のフローだ! 第2章 競合機分析:設計書編 2-1.競合機分析力は設計力と同等以上が必要 2-2.灯油ポンプを競合機分析する 2-3.おもちゃの電車を競合機分析する 2-4.かすれないボールペンを競合機分析する 2-4.競合機分析とは設計思想を見抜くこと 第3章 競合機分析:FMEA編 3-1.FMEAとは 3-2.守備のFMEAを攻めのツールに転ずるプロの技 3-3.人気の鉛筆削り器をFMEAで競合機分析 3-4.FMEAから弱点のランキング分析を獲得する 第4章 競合機分析:コスト編 4-1.競合機分析とはQCDPaを分析すること 4-2.超低コスト化分析ツールのコストバランス法とは 4-3.コスト分析から「コア技術」と「非コア技術」を分析 4-4.コスト分析から、技術的弱点を見出す 第5章 競合機分析:ミニ実習 5-1.デジカメの競合機分析を実施する 5-2.カタログから企画を逆分析する 5-3.カタログから設計思想を逆分析する 講師紹介 略歴 横浜国立大学・工学部・機械工学科卒。 日立、及び、富士ゼロックスの高速レーザープリンタの設計に従事。 富士ゼロックスでは、設計プロセス改革や設計審査長も務めた。 1999年より、國井技術士設計事務所として、設計コンサルタント、セミナー講師、大学非常勤講師として活動中。 所属学会等 公益社団法人 日本技術士会・機械部会 公益社団法人 日本技術士会・埼玉県技術士会 横浜国立大学 大学院工学研究院 非常勤講師 首都大学東京 大学院理工学研究科 非常勤講師 山梨大学工学部 非常勤講師 山梨県工業技術センター 客員研究員 高度職業能力開発促進センター運営協議会 専門部会委員 書籍 ・加工知識と設計見積り力で『即戦力』 ・ついてきなぁ!『設計書ワザ』で勝負する技術者となれ! ・ついてきなぁ!加工部品設計で3次元CADのプロになる! (いずれも日刊工業新聞社)など多数