受講概要
受講形式 会場・WEB受講 受講対象 開発者・技術者・技術翻訳者を中心に技術営業・海外支援者など 開発・研究部門、製造技術部門、技術支援/管理部門、海外事業部など レベルは問いません 予備知識 特に必要ありません 習得知識 1)世界の図面作成に関する世界規格の理解 2)最新ASME規格(米国規格)を中心にした図面作成法とISOおよびJISを参照し、違いを理解。 3)図面での英語用語・略語・英語表現例をシャワーのように浴び、技術英文法を習得 4)社内標準化の準備体制要領の習得 など 講師の言葉 国際分業化に伴い、英語で注記した図面を読み書きする機会が増えてきた。 簡潔かつ的確な表現を求められる一方、思わぬ誤解を生ずることもあります。米国の規格 ASMEに照らし、図面作成について勉強する良い機会とします。 日本企業様の現状は: ①古いJIS規格の使用で、国際的規格に準拠していない。 ②技術者の個人個人の英語表現は外国人には理解されにくい。社内のデーターベース化による英語表現の標準化が求められている。 ③日本独特な図面作成で書かれている。(ミラー、勝手反対、勝手違い、・・・)などは理解されない。 特に、習慣的に作成してきた図面作成の社内規格基準を見直し、さらに技術英語の表現の標準化に伴うデーターベース作成および社内体制づくりには最適です。質問は随時して頂き受講技術者のご要望に応えます。
プログラム
1 図面の基礎 1.1 図面関連の規格 規格の歴史(1)国際規格・米国規格・日本規格(2) 規格と体系(3) 米国規格参考文献(4)関連規格(5) 1.2 技術変更資料 技術変更文書(6)技術管理用語(7)処分法(8)測定単位(9)製造仕様の種類(10)特殊な品目と工程の略語(11)部品の種類(12) 1.3 図面の種類 種類別(13)目的別(14)用途別(15) 1.4 図面の書式 1.5 文字 1.6 線の規約 1.7 作図 2 寸法および公差記入法 2.1 基本原則 2.2 測定単位 2.3 寸法記入法の種類 2.4 寸法の記入法 2.5 記号法 2.6 作図例 3 図面の英語表記の規則 3.1 図面の注記 3.2 表題 4 注記の英語表現例 付録 A1 助動詞 A2 限定性 A3 位置の表現 A4 英語図面の社内標準化 質疑・応答 講師紹介 略歴 1969年 日本アイ・ビー・エム(株)入社。 生産技術者・包装設計者として多くのコンピーター製造に従事。 米国IBMグレンデール研究所での製品開発に参加。 タイ国の現地国産化プロジェクトにも参加。 現在 AI(エーアイ)代表 英語図面・英語技術文書に関する著作・規格翻訳・セミナー/講演講師・企業様技術支援 ASME(The American Society of Mechanical Engineers、米国機械学会) 会員