不良・異物不良・ポカミス・をゼロにするための基本的知識・具体的な進め方,作業者にやる気を出させチャレンジ精神を醸成する基本的な知識と具体的な進め方について,豊富な経験を基に実践的に解説する特別セミナー!!
- 講師
株式会社 ロンド・アプリウェアサービス 代表取締役社長 中崎 勝 先生 ブリヂストン,日本DECを経て現在に至る
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信に変更になりました。 受講対象 工場長(製造部長)、製造部門のマネージャー、スタッフ、リーダー 品質管理・品質保証部門のマネージャー、スタッフ 総務部門の教育担当 予備知識 特に必要なし 習得知識 1)不良をゼロにするための基本的な知識と具体的な進め方 2)異物不良をゼロにするための基本的な知識と具体的な進め方 3)ポカミスをゼロにするための基本的な知識と具体的な進め方 4)作業者にやる気を出させ、チェレンジ精神を醸成する基本的な知識と具体的な進め方 など 講師著書:「異物不良「ゼロ」徹底対策ガイド」 一般エリアからクリーンルームまで即効果が出る(日刊工業新聞社)を進呈します。 講師の言葉 「不良がゼロにならない」と悩んでいませんか? 不良の要因は92あり、それに対し61の対策があります。これさえ知れば、不良はゼロにすることができます。 講師は、30年のコンサルティングで実際に不良をゼロにし、その経験測から不良の要因と対策を定義し、そこから10のツールを創り出し、今でそれを使い続け不良をゼロにし続けています。そして、この10のツールを使うと原因(要因)がわからない不良もゼロにすることができます。 また、不良全体ではなく、個別でお悩みになっている「異物不良」、「ポカミス」に対しても独自のツールを創り出し、ものづくりでは永遠のテーマと言われているその2つの不良に対しゼロの終止符を打ちました。更に、現場の人たちがやる気を持ち、ツールによりやる知恵を付け、効果を出すためのやる腕を付けるためのメンタルケアツールも作成し、小集団活動で不良がゼロにできる仕組みづくりも支援します。 ぜひ本講習を受け、実際にツールを試して頂き、不良をゼロにする喜びを味わって下さい。
プログラム
1.不良ゼロの9原則 原則―1:不良は結果 原則―2:不良の要因は92 原則―3:対策は61 原則―4:10のツール 原則―5:要素別改善 ☞ 原因がわからなくても、不良はゼロにできる 原則―6:現物・現場 原則―7:データ分析 原則―8:発生工程の見つけ方 原則―9:現象の連鎖 ☞「なぜなぜ分析」は、もういらない ・5つのべからず ・不良ゼロの9原則 ・不良ゼロへのアプローチ ・成功のポイント 2.異物ゼロへのアプローチ (1) 異物は感性 (2) 異物不良発生のメカニズム (3) 異物の正体 (4) 34の発生源と7つの伝達経路 (5) 異物のポテンシャルと徹底清掃 (6) 異物ゼロへのアプローチ (7) 事例紹介 3.ポカミスゼロへのアプローチ (1) ポカミスとは、20の要因、4つの考え方と20の対策 (2)ポカミスゼロの基盤づくり (3)標準整備、これからの時代の教育・訓練のしくみづくり (4) うっかり対策:記憶ミス対策、集中力マネジメント (5) 人に頼った作業からの脱却:AIの活用 (6) ポカミスをゼロにするには 4.モラル(やる気)アップへのアプローチ (1) モラルとは、モラルの実態、モラルアップの5原則 (2) モラルマネジメント:12の施策 (3) 尊敬される上司になる:7原則 (4) 部下のモラルは上司のモラル、人は環境の生き物
・品質事故の原因-4
・クレームの原因2021
・クレームをなくすには
・マインドチェンジ
・品質投資はペイする
・品質セミナー
5.検査作業改善へのアプローチ
・基本的な考え方
・クレームの原因
・顧客条件による全数検査
・人の特性を活かしたST検査
・検査者思いの改善
・検査情報のフィードバック
・人に頼った検査の課題
・現在の光学系検査機の課題
・AIによる自動外観検査
・最後は人が保証する
・検査の目指す姿
6.品質保証体制の整備
・品質保証体制の整備
・音声入力による報告書作成
・スピード対応
・火消し隊
・QTS
・早期情報公開
・品質保証体制の位置づけ
7.不良ゼロの9原則
・原則-1:不良は結果
・原則-2:不良の要因は92
・原則-3:対策は61
・原則-4:10のツール
・原則-5:要素別改善:原因不明の不良に対するアプローチ
・原則-6:現物・現場
・原則-7:データ分析
・原則-8:発生工程の見つけ方
・原則-9:現象の連鎖
・「なぜなぜ分析」はもういらない
8.ルールを守る人づくり
・なぜルールを守らないのか
・ない標準は作る
・現状の標準は整備する(標準の7つの不備)
・従来の教育・訓練の問題
・教育・訓練のしくみづくり
・AIアドバイザー
・計画的人材育成
・任せ切りの現場からの脱却
・モラルマネジメント
9.設計・購買・海外工場へのアプローチ
9-1設計へのアプローチ
・設計業務の実態
・設計ミスの要因
・設計ミスをなくすには
9-2 購買へのアプローチ
・サプライヤーの実態
・部材の品質を上げるには
9-3 海外工場へのアプローチ
・海外工場における品質トラブル
・海外展開とは
・海外工場の品質を上げる
質疑・応答
講師紹介
略歴
昭和56年 慶應義塾大学工学部卒業。
同年株式会社ブリヂストン入社
昭和62年 日本デジタルイクイップメント株式会社入社
平成4年より株式会社ロンド・アプリウェアサービス 代表取締役社長を務める。
Zero-Defect/ロスコストマネジメント/SCM/IT(IoT)コンサルティング/
現場改善(作業改善/設備改善/不良改善)などの業務に従事。
著書
『成功するCIM』(1992年)、『やりたくなる5S』(2016年)
『ポカミス「ゼロ」徹底対策ガイド モラルアップとAIですぐできる、すぐ変わる』(2018年)、
『異物不良「ゼロ」徹底対策ガイド』などがある。
また、IoT関連では、2016年、日刊工業新聞社・月刊誌・工場管理に「はじめてのモノづくりIoTカイゼン」を2,4,5,6,7月連載。
2017年4月号「品質管理におけるIoTの活用」を掲載。
9月号に特別企画「はじめてのモノづくりAIカイゼン<基礎編>~レベル0からAIを理解する~」掲載。