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加工部品の品質トラブルを防ぐための

グローバル生産展開における
加工部品開拓選定評価指導育成 管理進め方その事例【会場/WEB選択可】

会場受講WEB受講

エレクトロニクスコンサルティング

加工部品と電子部品,グローバルにおける部品調達,部品選択の着眼点 ,現地サプライヤの開拓,部品を安くするノウハウ,サプライヤの管理 ,企業(体制力)・ライン力(現場力)の評価の観点, 部品分野別の技術のおさえどころについて,豊富な経験をもとに事例を含め詳しく解説する特別セミナー!!

講師
技術コンサルタント 伊藤 千秋 先生 
オムロン株式会社 品質保証部長,部品技術部長等歴任後現職 制御機構部品の品質保証を15年,
自動車電装部品の品質保証23年経験,品質・信頼性一筋のプロフェッショナル
この間,日本科学技術連盟 信頼性開発技術研究会 委員長などを歴任
日時
会場

TH企画セミナールームA

会場案内
受講料
(消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト

受講概要

受講形式
会場・WEB

受講対象
技術者
購買部門(バイヤー)
部品メーカの監査・育成に関係する方々 など


予備知識  
特に必要なし


習得知識 
1)加工部品と電子部品
2)グローバルな部品調達
3)部品の選びの着眼点
4)現地サプライヤの開拓
5)部品を安くするメカニズム 
6)認定サプライヤの管理 
7)企業(体制力)の評価の観点
8)ライン力(現場力)の評価の観点
9)主要な部品分野別の技術のおさえどころ など
*テキストは、技術ライブラリとして使用可能! 


講師の言葉    
 この講座は「グローバル生産展開における電子部品の調査・評価・仕様取り決め・選定・管理の進め方とその事例」と対をなすものである。加工部品だけの講座でもあるし、電子部品を加えて連続して受講すれば広く部品加工という面からの技術、知識を得られる。  
 また、国内だけでなく、海外の部品に対しても適用できる講座でもある。海外生産、グローバル生産という言葉がすでに当たり前の用語になって久しいが、現在その多くを占める部品は海外品となり組立も海外でおこなわれていることが多くなっている。そしてその方向は「チャイナプラスワン」。中国を一つ、そしてこの軸足をすくわれないようにタイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマーなど東南アジアの国々をもう一つの軸足とする生産体制を指している。お隣の中国は世界の工場といわれ、13億5000万人の世界の市場ともいわれるようになって久しいが、とうとうGDPが世界第二位の経済大国となった。そしてもう一つの国、半導体に続き、家電で壊滅的な打撃を日本に与え、ついに「克日」に達した韓国、そして「親日」の台湾。いずれも気持ちだけはもはや日本に学ぶものはないとするが、現場の産業界の底辺層ともいうべき部品産業ではまだまだ技術的には未熟なところが多く、技術の本質を追求することなく、見様見真似でやっているから均質なものつくりの生産ができていない。100%問題なく採用できるメーカ、部品はほんの一握りであり、ほとんどが条件付きで不安を残しながら採用を余儀なくされる。問題はその後でおこってくるのである。こうしたメーカについては技術指導、育成をしないといけない。その時に我々に必要なのは「評価できる能力」だけでなく「指導できる能力」である。  
 本講座は部品ごとにその技術の押さえどころはどこか、その弱さ、強さを浮かびあがらせ、現場で技術改善、技術強化を実践できる力を養う講座である。中国、台湾、韓国、タイ、マレーシアなどで部品メーカを技術的、体制的に育成してきた講師が数多くの経験をもって解説する。

プログラム

1.ビジネスモデルの変化と動向

2.加工部品と電子部品

3.グローバルな部品調達

4.いいメーカ・部品の選び出しの着眼点
(1) 基板                  
(2) 成型                      
(3) プレス                 
(4) ゴム                      
(5) めっき(バレルめっき・ラックめっき・フープめっき)   
(6) ダイカスト                
(7) 圧造(ヘッダー)
(8) 樹脂塗装                
(9) 樹脂めっき                   
(10)引抜き(マグネットワイヤ)                                  
(11)熱処理(焼き入れ・焼き鈍し)             

5.現地サプライヤの開拓のしかた
 (1) 中国メーカの型(本土メーカ・台湾メーカ・香港メーカ)
 (2) 韓国メーカ
 (3) 中国・韓国・台湾・タイ・マレーシア・その他東南アジア諸国の体質・気質   

6.部品を安くするメカニズムとそれからくる課題への対応

7.認定サプライヤの登録と管理

8.企業力(体制力)の評価の観点

9.ライン力(現場力)の評価の観点

10.主要な部品分野別の技術のおさえどころ
 (1) 基板
 (2) 樹脂成型
 (3) プレス
 (4) ゴム
 (5) ダイカスト
 (6) 熱処理
 (7) 引抜き
 (8) めっき(バレルめっき・ラックめっき・フープめっき)
 (9) 樹脂塗装
 (10)圧造
 (11)ハーネス

11.サプライヤからの部品の受入れと管理のしかた

12.グローバルサプライヤ管理体制
 (1)認定審査員
 (2)グローバル展開体制

13.サプライヤの育成指導実践事例
 (1)戦略的アプローチによる企業の技術強化改善事例
 (2)専業メーカを複業メーカに育成する事業強化改善事例
 (3)監査的アプローチによるライン改善事例

14.主要な部品の部品別企業力・ライン力評価チェックリスト
 (1) 基板
  (2) 樹脂成型
  (3) プレス
  (4) ダイカスト
  (5) ゴム
  (6) めっき
  (7) 熱処理
  (8) 樹脂塗装
  (9) 接点
  (10)ハーネス

質疑・応答

講師紹介
社歴   
昭和無線工業(現SMK):5年2ヶ月
トリオ(現JVCケンウッド):3ヶ月 
立石電機(現オムロン):38年7ヶ月
職歴    
スイッチ製造技術:3年2ヶ月
コネクタ製造技術:1年
圧着・ハーネス製造技術:2年 
アンプ・チューナ製造技術:3ヶ月
部品メーカ監査(加工部品):20年
             (電子部品・機構部品):25年
制御機構部品(リレー・スイッチ・タイマ・センサ)品質保証 :15年 
自動車電装部品(ECU・リレー・センサ・スイッチ)品質保証 :25年
最終職位    
品質保証部並びに部品技術部 部長
韓国オムロン電装 理事(役員)
上海欧姆龍控制電器 顧問
福達合金材料 顧問
学会活動     
日本信頼性学会会員:23年
日本信頼性学会企画委員(地域委員):2年
日本科学技術連盟講師:24年
日本科学技術連盟信頼性開発技術研究会 委員長:2年(1期)
日本科学技術連盟信頼性開発技術研究会 副委員長:4年(2期)