JIS規格に基づく図面の基本的なルール,図面を見て立体図をイメージする方法,断面図・寸法,公差・表面性状の読み取り,部品図面の描き方について,初めて図面を学ぶ方にも分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
日本大学 理工学部 機械工学科 准教授 飯島 晃良 先生 博士(工学),技術士(機械部門),元 富士重工業株式会社(現・SUBARU)
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ *本セミナーはZoomシステムを使用したオンラインセミナーとなります。 受講対象 ・技術系若手社員 ・文系の方で図面の読み方に興味があるかた ・現行JIS規格に基づく図面の基礎を学び直したいかた ・技術製品を扱うビジネスパーソン 予備知識 特にありません。機械系以外の分野を専攻した理系の方はもちろん。 文系の方にもお気軽にご参加いただけます。 習得知識 1) JIS規格に基づく図面の基本的なルールを理解する 2) 図面を見て立体図をイメージできるようになる 3) 断面図が読めるようになる 4) 寸法が読めるようになる 5) 公差や表面性状が読み取れるようになる 6) 簡単な部品の図面が描けるようになる *講師著書:はじめてでもよくわかる!図面の描き方,成美堂出版(2021)を進呈いたします。 講師の言葉 「プロジェクト会議の場で、図面をもとに詳しい説明や打ち合わせが行われる」「機器を調達する際、カタログや仕様書に示されている図面を読む必要がある」「製品を検査する際に、図面を読む必要がある」「自社の製品を販売するときに、図面をもとに構造、仕様、特徴などを説明する必要がある」「商談の場で、図面をもとに説明や議論がなされる」以上のように、日々の業務において、図面を読む機会は意外と多いと思います。 本セミナーでは、「図面を読むために必要なこと」に重点を置いて、初めて図面を学ぶ方を想定して、基礎から丁寧に順を追って説明しています。 また、簡単な作図等の演習を交えることで、簡単な図面を描くための基本を習得します。
プログラム
1.図面の基本
(1)図面の必要性
(2)図面の様式
(3)線の種類と意味
(4)図面の尺度
演習
2.ものの形状の表し方
(1)投影法の種類と特徴
(2)立体図
(3)正投影法
(4)第三角法と第一角法
(5)正投影法を補助するその他の投影法
演習
3.断面図の読み方
(1)断面図とは
(2)全断面図
(3)片側断面図
(4)部分断面図
(5)回転図示断面図
(6)多数の断面を示す方法
(7)組み合わせ断面図
(8)断面にしてはいけないもの
演習
4.図面を合理的にする描き方
(1)省略法で描かれた図面を読む
(2)その他の便利な作図法
演習
5.寸法の読み方
(1)寸法の基本
(2)図面を読むために重要な寸法記入の考え方
(3)基本的な寸法の読み方
(4)寸法補助記号の読み方
(5)穴などの寸法記入
(6)ざぐりの寸法記入
(7)繰りし形状への寸法記入
演習
6.表面性状の読み方
(1)表面性状とは
(2)表面性状の表し方
(3)表面性状の記入法
演習
7.公差の読み方
(1)公差(サイズ公差)とは
(2)公差を表す方法
(3)組み合わせる部品同士のはめあい公差
(4) 普通公差を読み取る
(5)幾何公差について
演習
8.実用的な機械要素の図面
(1)ねじ図面の読み方
(2)溶接記号
演習
講師紹介
略歴
2004年 富士重工業株式会社(現・SUBARU)入社 スバル技術本部勤務
2006年から現在 日本大学理工学部勤務
2016年6月-9月 カリフォルニア大学バークレー校訪問研究者
著書
はじめてでもよくわかる図面の読み方,成美堂出版 他
受賞
・第70回自動車技術会論文賞(2020)
・日本燃焼学会奨励賞(2019)
・小型エンジン技術国際会議 High Quality Paper(優秀論文賞)(2018)
・小型エンジン技術国際会議 The Best Paper(最優秀論文賞)(2017)
・日本燃焼学会論文賞(2016)
・日本機械学会エンジンシステム部門ベストプレゼンテーション賞(2016)など多数
学会等
日本機械エンジンシステム部門 運営委員
日本機械学会 エンジンシステム部門 高効率エンジン燃焼技術の高度化研究会 主査
JSAE/SAE Small Engine Technology Conference Technical Committee
自動車技術会 エンジンレビュー編集委員会 幹事
自動車技術会 電動二輪分科会 委員
日本エネルギー学会 燃焼部会 幹事
日本技術士会 機械部会 幹事