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明日から業務に役立てるための

摩擦摩耗基礎評価,摩耗特性および耐摩耗改善策
【WEB受講(Zoomセミナー

WEB受講

機械

実機械の摩擦摩耗の課題解決の手法・手順, 機械の運用で起きているトライボロジー現象の理解,機械の寿命改善・メンテナンス知識, 摩擦・摩耗・潤滑の基礎知識, IoTを活用した機械摺動面の状態監視・異常検知技術について,事例を踏まえ分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師
福井大学学術研究院 工学系部門工学領域 機械工学講座 教授 博士(工学)本田 知己 先生
日時
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト

受講概要

受講形式
WEB受講のみ
 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります

受講対象
専門外の新入社員の方から専門の機械技術者の方まで
業種・所属部署・レベル等不問

予備知識
特に必要ありません 
基礎からわかりやすく解説します

習得知識
1)実用的(製品)機械の摩擦摩耗に関する課題解決の手法・手順
2)実際の機械の運用で起きているトライボロジー現象の理解
3)機械の寿命改善やメンテナンスに役立つ知識
4)摩擦,摩耗,潤滑に関する基礎知識
5)IoTを活用した機械しゅう動面の状態監視・異常検知技術の動向

講師の言葉
 適切に設計された機械要素の寿命の約50%は摩耗で決まることが知られています。また、摩擦によって浪費されるエネルギーは産業界全体の5%に達するとも言われています。このように、機械のトラブルに関係している摩擦や摩耗を適切に制御することが機械設計の重要なポイントとなります。しかしながら、摩擦や摩耗は運転条件によって同じ材料でもまったく異なる特性を示す難しい問題です。
 本講座では、明日から業務に役立てていただける耐摩耗改善策のための基礎知識を身につけていただくことを目的に、摩擦・摩耗・潤滑の基礎から応用までをわかりやすく解説します。また、それらに必要な計測・分析技術について勘所を紹介します。さらに、機械の長寿命化・無故障化の鍵となるプロアクティブ・メンテナンスやIoTを活用した機械しゅう動面の状態監視・異常検知技術について解説します。

プログラム

1.表面と接触
(1)接触
(2)摩耗に影響を与える表面因子

2.摩擦のメカニズム
(1)摩擦の法則
(2)凹凸説
(3)凝着説
(4)掘り起こし説

3.摩耗のメカニズム
(1)産業界における摩耗問題の実態
(2)色々な摩耗事例
(3)摩耗の定義と分類
(4)凝着摩耗
(5)アブレシブ摩耗
(6)疲労摩耗
(7)エロージョン
(8)腐食摩耗
(9)フレッチング摩耗

4.摩擦・摩耗の評価法
(1)摩擦・摩耗試験法
(2)摩擦の計測法
(3)摩耗の計測・分析法
(4)摩耗量の表示法

5.表面計測・分析
(1)分析法の種類と選択
(2)形態分析
(3)分析
(4)構造・状態分析 

6.損傷予防設計
(1)トライボマテリアル
(2)表面改質
(3)潤滑油・潤滑法
(4)各種摩耗対策(トライボ設計)

7.潤滑油の劣化と状態監視
(1)潤滑油の劣化機構
(2)潤滑油分析の基礎
(3)潤滑油の状態監視法
(4)プロアクティブ・メンテナンスとトライボロジー

8.機械しゅう動面の劣化と状態監視
(1)摩耗の検知技術と摩耗機構
(2)機械学習によるしゅう動面の異常検知

9.まとめと質疑応答


講師紹介
略歴
平成5年3月  東北大学大学院工学研究科機械工学専攻博士後期課程 修了
                   博士(工学)(東北大学)
平成31年4月  福井大学工学部学術研究院工学系部門 教授
所属
昭和62年1月  日本機械学会正員
        ・第96~99期 機械状態監視資格認証事業委員会 
         トライボロジー技術委員(平成30年度~令和3年度)
昭和63年4月  日本トライボロジー学会正会員
       ・第66, 67期 理事(令和3, 4年度)
平成18年4月  日本設計工学会正会員
平成19年4月  Society of Tribologists and Lubrication Engineers(STLE)正会員
平成28年11月 自動車技術会正会員
他3学会
日本規格協会・JIS原案作成委員会 委員長(令和2, 3年度)