デザイン思考,リーンスタートアップ,アジャイル開発の基礎,R&Dへの展開法,商品化を実現するための活動法について,演習を含め実践的に解説する特別セミナー
- 講師
株式会社ファースト・イノベーテック 代表取締役 川崎 響子 先生
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ *こちらのセミナーはZoomシステムを使用したオンラインセミナーとなります 受講対象 製造業などのR&D組織 研究開発、商品設計担当者、リーダー 予備知識 特に必要なし 習得知識 1)リーンスタートアップ、アジャイル開発の基礎知識 2)R&Dへの展開法 3)商品化を実現するための活動法 など 講師の言葉 近年の製品ライフサイクルの短期化やIT 技術の急成長により、従来のトップダウンによる商品開発は限界に近づいています。 このような状況において革新的な商品をいち早く立ち上げるために、リーン・スタートアップやアジャイルといった新しい開発手法を製造業へ活用する事例が取り上げられ、経営層の期待も高まっています。 本セミナーでは、研究開発・商品開発が既存事業・商品にとらわれない新しい価値を生み出す研究開発テーマを創出するために、デザイン思考やリーン・スタートアップを活用する方法を解説します。 また商品開発に近いステージでは、アジャイル開発の良い点をどのように適用するか、そのポイントを解説します。 最後に、既存事業の技術開発と並行しながら低リスク・小リソースで進める「シンプル技術戦略」の概要と活用事例を紹介します。
プログラム
1.現状を取り巻く課題と解決への筋道 1.1 製造業・テクノロジー企業を取り巻く環境の変化 1.2 日本企業が抱える課題 1.3 イノベーションを起こす技術 1.4 新規事業・新商品を創出のポイント 1.5 開発手法 2.研究開発へのリーン・スタートアップ活用 2.1 デザイン思考の概要 2.2 アート思考(デザイン思考との違い) 2.3 リーン・スタートアップの概要 2.4 研究開発への活用と注意点 2.4.1 構築 2.4.2 計測 2.4.3 学習 2.4.4 再構築 【ワーク】リーン・スタートアップ施策 3.研究開発へのアジャイル開発活用 3.1 近年の開発設計における課題 3.2 ウォーターフォール型開発 3.3 アジャイル型開発 3.3.1 概要(ウォーターフォール型開発との違い) 3.3.2 スクラム 3.3.3 イテレーション 3.4 ソフトウェア開発に限らない!研究開発への活用と注意点 3.5 リーン・スタートアップ×アジャイルによる新商品開発 【ワーク】アジャイル開発施策 4.リーン・スタートアップ型研究開発テーマ設定 4.1 狙うカテゴリー設定 4.2 市場ニーズ調査:顕在ニーズと潜在ニーズのポイント 4.3 コア技術と保有技術の棚卸評価 4.4 未来予測 4.5 リーン・スタートアップで示す研究開発テーマ企画 【ワーク】企画書作成 5.研究開発テーマを事業へつなげる「シンプル技術戦略」 5.1 技術戦略とは(経営戦略、商品戦略との違い) 5.2 「シンプル技術戦略」の目的と役割 5.3 「シンプル技術戦略」の基本構成 5.4 ロードマップの全社展開と作成のコツ:リーン・スタートアップ×アジャイル活用 【ワーク】「シンプル技術戦略」作成 講師紹介 大学卒業後、国内企業・外資系企業において、LSI開発・組み込みシステム開発や技術戦略に携わる。 20年来に渡るキャリアの95%以上を新規事業の立ち上げや新商品の開発に従事する傍ら、技術開発戦略リーダーとして、事業提案から商品実用化開発まで「アイディア」を「形」にする実践スキルを持つ。 現在は、(株)ファースト・イノベーテックにおいて、製造業やIT通信業、医療・化学業を対象とした新商品・新規事業立ち上げや技術戦略コンサルティング支援、省リソース&市場探索型の開発推進法を用いた開発支援、研修、セミナーなどを提供する。 2020年度特許庁アクセラレーションプログラム「IPAS」にて知財、事業メンタリングを行う。 著書 雑誌『研究開発リーダー』 書籍『研究開発テーマの発掘、評価と資源配分の決め方』(共著)