自動車のパワートレインの今後の技術動向・課題,排出ガス・燃費規制動向・電動化関連
の今後の政策方針,自動車のパワートレインに関する事業戦略,エンジン制御システムなど
について,豊富な経験・事例を踏まえ分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
K&K テクノリサーチ 代表 ワールドテック 講師 加藤 克司 先生 日本電装(現デンソー)にて,開発室長として国内外の多くの自動車メーカーの新型車, 新エンジン向けEMS の開発・拡販活動に携わる。
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEBのみ *本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライ配信となります。 受講対象 関心のある方ならどなたでも受講できます。 予備知識 特にありません。 (講師と受講者とやり取りしながら講義進行するので、未経験者でも理解が深まります) 習得知識 1)自動車のパワートレインの今後の技術動向や課題を知ることができます。 2)世界の排出ガス・燃費規制動向・電動化関連の今後の政策方針を把握することができます。 3)自動車のパワートレインに関する新技術の動向を踏まえた事業戦略の立案に役立ちます。 4)世界の自動車メーカー向けにエンジン制御システムを開発してきた、 実務経験が豊富な講師の知見を1 日で効率良く学ぶことができます。 講師の言葉 自動車のパワートレーンの今後の技術動向や課題を学びます。脱炭素化(CO2 削減)に関係する電動化 技術や省燃費技術、脱炭素化に対する取り組み、電動化に伴う注目すべき新製品の今後の動向についても 解説します。 電動化技術については、48Vマイルドハイブリッド(MHEV)、フルハイブリッド車(HEV)やプラグイン ハイブリッド車(PHEV)、電気自動車(EV)化、燃料電池車(FCV)までカバーします。 100 年に1 度とも言われる激変期を迎えた自動車業界では、CASE という4 つの分野で技術開発競争が 激化しています。その中でも電動化は極めて大きな技術トレンドであり、異業種である複数のIT企業もこの 分野に参入しようとしています。最近、各国が2050 年~60 年までにカーボンニュートラル(脱炭素化)を 達成する方針を発表しており、それに伴って30 年~40 年には自国の販売車を100%電動化する動きが出て きています。そのような激動期に自動車関連企業が生き残るには、自動車技術の将来動向を踏まえた的確な 事業戦略を練り、新たなビジネスチャンスをつかむために自動車のパワートレーンの技術動向を押さえる 必要があります。 本講座では、世界の排出ガス・燃費規制動向・主要国での電動化政策や脱炭素化の政策動向を併せて解説 します。加えて、世界の主要な自動車メーカーや他業種企業が描くパワートレインの電動化戦略や、電動化 システム、関連製品の技術動向・課題等について経営者や営業の方にもできる限りわかりやすく、習得できる ように解説します。
プログラム
1. 地球温暖化対策に関係する自動車関係の排出ガスや 脱炭素化(CO2削減)に関する規制や電動化シフトに関する各国の今後の政策最新動向 2. パワートレーンの新たな省燃費(熱効率向上)技術の最新技術動向と燃費効果 3. 次世代パワートレーン動力源の動向と特徴、課題 (1)2050 年までを見据えた、次世代パワートレ―ンの動力源別のロードマップ (2)各動力源別のCO2 排出量予測、各国の電源構成を踏まえた LCA(ライフサイクルアセスメント)やWell to Wheel CO2 排出量との関係 (3)脱炭素化や再生可能エネルギーに対する各国の具体的な取り組み状況 (4)48MHEV,HEV,PHEV, BEV,FCVなどの電動化技術の特徴と動向 (5)主要な自動車メーカーや他業種の企業の電動化戦略 4. 電動化、EV 化による、既存自動車部品への影響や注目すべき新規部品の動向 5. 次世代電動車のキー技術である車載用2 次電池の今後の動向 6. 質疑応答 講師紹介 略歴 1973年に日本電装(現デンソー)に入社。 排ガス対策、燃費向上技術を中心とする燃料噴射装置、エンジン制御システム(EMS)開発、 エンジンやトランスミッションを含むパワートレインシステム開発、および開発室長として 国内外の多くの自動車メーカーの新型車、新エンジン向けEMS の開発・拡販活動を担当。 2007年からタイの初代デンソーテクニカルセンター長。 2010年からは新興国向け開発プロジェクトのグループリーダーを歴任。 デンソー退社後、調査会社や他企業の顧問も兼務しながら、国内外の種々の講演会でパワートレーンの 今後の動向を中心に講師を担当している。