車載製品の品質保証のポイント,電子部品の品質保証強化の仕組み,
車載製品と民生品は何が異なるのか,電子製品の不具合対策,不良発生時の
対応について,豊富な実務経験から実践的に解説する特別セミナー!!
- 講師
(株)ワールドテック 講師 榊原 秀雄 先生
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ *こちらのセミナーはZoomシステムを使用したオンラインセミナーとなります。 受講対象 関心のある方ならどなたでも受講できます。 予備知識 特に必要なし 習得知識 1)車載製品の品質保証の考え方を修得 製品品質保証上のポイントの理解 電子部品の品質保証強化するための仕組み 2)車載製品と民生品は何が異なるのか 3)電子製品で不具合をださないためには、どのようなことに気を付ければよいか 4)電子製品、電子部品で不良が発生したら場合、どのように対応したらよいのか 等 講師の言葉 自動車のエレクトロニクスは、年々大規模化・複雑化してきました。 今後、電動化や自動運転化もあり、電子製品の信頼性に対する要求は一層増していきます。 車載用電子製品及びそこに使われる電子部品の品質を担保する為には、設計段階や生産準備における 充分な検討はもちろん、量産時の日々の適切な管理、及び問題発生時の的確な対処なども必要不可欠です。 本講座は、自動車部品メーカーで長年、電子製品の品質業務に携わってきた講師が、豊富な実務経験を 基に品質保証のポイント(含む電子部品の壊れ方、不良流出防止策)を、分かりやすく解説します。 実用知識が身に着く恰好の講座です。
プログラム
Ⅰ.電子製品の品質保証の取り組み 1.カーエレクトロニクスの進展 ・カーエレクトロニクスの変遷 ・カーエレクトロニクスの課題 ・カーエレクトロニクスの進展 2.電子製品の品質保証 ・なぜ車載製品の品質は厳しいのか ・品質を取巻く環境変化 ・使われる環境の違いと要求 ・車載製品の現状(製品の品質は部品の品質に左右される) ・製造工程(車載向けと民生向けの違い) ・製品品質保証上のポイント はんだ付け部の保証 静電気対策 ソフトウェア書き込み保証 トレーサビリティ ・不良発生時の対応 Ⅱ.電子部品の品質保証 1.電子部品の使われ方 2.電子部品の品質保証の取り組み ・部品選定段階…量産前活動 ・不具合発生時…量産後の活動 ・不具合をださないために 仕入れ先指導について(自社工程内不良にも適応可能) ・車載用と民生用の電子部品の違い ・電子部品の不具合事例紹介 3.電子部品の基礎知識 ・電子部品の種類 ・電子部品の構造 ・部品製造工程概要 ・電子部品使用上の注意点 Ⅲ.演習(不具合対応) 【演習と解説】 不具合発生に対して問題解決のために実施すべき事項の詳細について、 ケーススタディをもとにした演習を通じ、深く学ぶ。 講師紹介 略歴: 1977年3月:名古屋大学工学部電子工学科卒業 4月:株式会社 日立製作所入社 大型コンピューターのシステムエンジニア 1980年3月:日本電装株式会社(現 株式会社デンソー)入社 1980~87年:自動車用メータの設計業務に従事 1987~2015年:自動車用電子製品の品質保証業務に従事 2015~2018年:デンソー海外拠点の品質支援業務に従事 2018年~現在:ワールドテックの講師 ㈱日立製作所(大型コンピュータのシステムエンジニア)を経て、日本電装㈱-現㈱デンソーに入社。 メーターのデジタル回路設計及びメータ製品の品質保証業務を担当。 その後、電子品質保証部にて電子部品の品質保証業務を推進。 電子部品メーカーの品質改善の支援、電子部品の新規仕入先(含む中国、台湾、東南アジア)開拓にも従事。 車載電子製品の品質保証分野に幅広い経験と知見を持つ。