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 失敗を回避するために

ロボット導入前にやるべきこと!
「工場改善自動化レイアウト設計
~生産工場の作業改善から生産ラインの自動化レベルを学び
 生産性の高い生産ラインをレイアウト設計する基本講座~
【WEB受講(Zoomセミナー)


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WEB受講

エレクトロニクスソフトウェア機械

生産ラインのあるべき姿,自動化のレベルや自動化の方法,IoTの活用技術等,
工場の設備自動化の実務プロセスについて,実例を交えて解説する特別セミナー!!

講師
TSF自動化研究所 代表  村山 省己 先生
東海大学 工学部 機械工学科 非常勤教員 
日立製作所工機部長,日立オートモティブシステムズ(株) 投資計画部長を歴任後,東海大学教授を経て現職
国家技能検定試験「機械・プラント製図」の検定委員に長年携わり,首席検定委員を経験
日時
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税等込み)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
テキスト

受講概要

受講形式
 WEB受講のみ
  *こちらのセミナーはZoomシステムを使用したオンラインセミナーとなります。

習得知識
 1.生産性を上げるためのレイアウト改善など工場の改善について習得する
 2.工場の生産ラインの自動化レベルについて習得する
 3.革新的に生産性を上げるためのIoTや自動化の取り組みについて習得する


講師の言葉
 中小製造業者をはじめとした多くの企業において、ロボットやIoTを活用した自動化が遅々として
進んでおらず、生産現場における労働生産性が向上していないのが実情です。ロボットを導入すれば即、
生産性が上がるわけではありません。工場の中にあるムダな作業を放置しておいてロボット化しても
無駄な投資を行うことになり、かえって生産性を阻害することになりかねません。工場の生産性を上げ
ていくために、現有ラインの改善で効率化を進めることはできますが、さらに飛躍的に生産性を向上さ
せるためには、設備や生産ラインの機械化やロボット化による自動化が不可避です。自動化レベルを上げ
ていくためにまずは、仕掛りのない工場を目指し徹底した工場の改善や作業の改善を行い、作業のスリム
化を図らなければなりません。自社工場の自動化のレベルをよく認識し、生産ラインの自動化レベルの
目標を定め、生産性向上の対策として計画性を持ってロボットを導入していく必要があります。
現在、近年のセンシング技術の向上やモニタリング技術の活用などIoTの進展により、様々なデータを
利用することで設備の稼働や品質の常時確認が可能になり自動化レベルを数段上げることが可能になって
きました。
 本講座では、まず、生産性を上げるための工場・設備・作業の改善の考え方、進め方について学びます。
ロボットを導入する前に自社工場をどのように改善をすればよいのか? について作業改善、段取り改善、
設備改善、レイアウト改善など、やるべき改善方法を詳しく説明いたします。
 次に生産性を革新的に向上させるための自動化ラインやレイアウトについて、生産ラインの自動化レベル
を加工工程、組立工程のそれぞれの実施例から学び、自動化を進めるためには何が必要かを学んでいただき
ます。
 また、IoTを活用した先進的なモノづくりを進めていくために必要な知識や技術について説明いたします。
これから工場の自動化を進めていかなければならない方々、ロボットを導入する前に改善を進めている方々、
生産ラインの自動化についてもっと知識を吸収したいと考えられている方々、IoTを活用して生産性を上げた
いと検討されている方々に向けて、現場サイドに立って数々の疑問を解決いたします。工場の生産性向上の
対応をされている管理監督者、製造技術者、生産技術者、ライン改善担当技術者、設備設計者、製品開発設計
者の方々まで幅広く、多くの方の参加をお勧めします。

プログラム

Ⅰ. 生産方式の基本
 1. 2本の柱・・・製造現場のムダの排除ともうかる生産方式について
 2. ジャストインタイム・・必要なモノを、必要な時に、必要なだけ造る、運ぶが基本
 3. 自働化・・・自動化と自働化の違い、品質を工程で作り込む仕掛け

Ⅱ. 工場の改善
 1. 作業標準と作業改善・・・人と機械の作業改善、可動率向上の着眼点のポイント
 2. 段取り改善・・・外段取り化、シングル段取り化、順次段取り化、段取り替えレス化
 3. 設備改善・・・JIT生産対応設備、作業の直線化、自動化に向けた着々化の考え方
 4. レイアウト改善・・・IO一致の原則とU字配置、一個流し生産、少人化のレイアウト
 5. ムダの気づきと職場改善・・・品質・作業・能力・可動率の改善の気づき力向上
 
Ⅲ. 生産ラインの自動化レベルの定義
 1. 自動化レベルの背景と考え方・・・生産ライン自動化のカテゴリーとレベル分類
 2. 加工ラインの自動化レベル・・・加工ラインの事例から見る自動化レベルの定義
 3. 組立ラインの自動化レベル・・・組立ラインの事例から見る自動化レベルの定義


Ⅳ. IoTを活用した革新的生産性向上
 1. 生産性向上の取り組み事例・・・超小型複合機の開発と一貫自動化ラインの構築
 2. IoTを活用した先進的モノづくり・・・リモートモニタリング、個体管理、傾向管理
 3. 工場の生産性向上に向けて・・・革新的生産性向上の設備仕様、生産性評価の尺度


講師紹介
 (株)日立製作所 工機部長、日立オートモティブシステムズ(株)投資計画部長を歴任し、
 2016年より東海大学教授。
 NC工作機械・自動車部品生産設備の設計開発に従事し、数々の設備設計に携わる。
 国家技能検定試験「機械・プラント製図」の検定委員に長年携わり、首席検定委員を経験。
 また、国内・海外向け自動化ライン等、投資の最適化について幅広い生産技術の知見を有する。
 自動車技術会、日本設計工学会、日本機械学会、精密工学会に所属する他、日立総合技術研修所の講師
 並びに大手メーカーや商社等の中堅技術者教育のコーディネータ、コンサルタントとしても活躍している。
 現在、東海大学機械工学科非常勤教員。2019年TSF自動化研究所創設。

<専門>
 設計工学・機械工学・ロボット工学・自動化システム

<著作>
「グローバルライン自動化ラインの基礎知識」 (日刊工業新聞社)2018.1月発刊     
「NCプログラムの基礎知識 上巻/下巻(DVD)」(日刊工業新聞社)2019.3月発刊

<所属学会>
 日本設計工業会・日本機械学会・精密工学会・自動車技術協会

<活動状況>
  ・国立研究法人新エネルギー・産業技術総合 開発機構(NEDO)委託事業
  「戦略的イノベーション創造プログラム」SIP)第2期 推進委員会 推進委員
 ・株式会社NCネットワーク スマートファクトリー事業部 顧問
 ・鈴幸商事株式会社 FA事業部 顧問
 ・公益財団法人岐阜県産業経済振興センター「生産性向上のための基礎講座」講師
 ・公益財団法人東京都中小企業振興公社「ロボット導入・活用セミナー」講師
 ・他、各種セミナー講師
(自動化・生産性向上・ロボット活用・工場改善・技術者教育・機械製図・CAM他)