部下が「わくわく感」や「やりがい」を持って仕事に従事し，結果として高業績・高品質を生み出す
人間重視のマネージメントの実践法について，人間力醸成のコツ・動機付け，コミュニケーションのコツ，
人を動かし活かす仕組，品質改善活動の仕組，ヒューマンエラー防止の仕組，イノベーションの基盤等について
豊富な事例やノウハウを交えて実践的に解説する特別セミナー！！
- 講師
ヒューマン＆クオリティ・ラボ 代表 関 弘充先生
（元）富士通（株）品質保証部長 人材開発部 シニア・レクチャラ
日本初の CMM®レベル５を達成，社長賞および品質賞を受賞
富士通退職後，「人間力」に関する活動に注力，３万人以上の方々への指導実施
- 日時
- 会場
- 受講料
- （消費税等込み）1名：49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名：44,000円
- テキスト
受講概要
受講対象 開発・設計・製造＆研究・企画部門・人事＆人材育成＆教育部門・品質保証・保全・運用・運転部門、 事務部門等、多分野のスタッフ＆マネージャー、経営層、組織改革推進者等（業種を問いません）。 習得知識
「人を活かす仕組みの考案方法」、「動機付け法」、「人間重視のマネージメント」、「人間力醸成法」、
「ヒューマンエラー防止＆品質改善活動等の組織活動の仕組構築法」、アサーション、ＥＱ等の心理学的方法論（注２）等。
（注１）CMM＆CMMI ：世界的に著名な改善のモデル
*Capability Maturity Model and CMM＆CMMI are registered in the U.S. Patent and Trademark Office.
(注２)アサーション：心理学的なコミュニケーションパターンの一つ
ＥＱ（Emotional Intelligence Quotient ）：心の知能指数（多くの心理学者が提唱）
講師の言葉
従来の「効率重視型」のマネージメントは限界を抱えています。企業経営が新たな変革の波（「働き方改革」
「イノベーション」等）に直面している現在、社員、一人ひとりが世の中に貢献できる『わくわく』感ある
製品やサービスをどのように生み出すことが出来るかが企業戦略の要になってきています。そのためには、
社員自身が『わくわく』感や『やりがい』を持って仕事に従事できる状況を生み出すことが必須になります。
しかし、従来の「効率重視型」のマネージメントからはそのような状況を生み出すことは困難です。
「人間重視型」のマネージメントを実践することにより、人間が本来、保有している「人間力の醸成と
発揮」が促され、そのような状況が実現可能になると考えています。
新たな「人間重視のマネージメント」に企業が注力し「人間重視の組織活動」を展開することにより、企業を
支える社員が『わくわく』感や『やりがい』を持って仕事に従事でき、結果として高業績や高品質＆感動を
生み出すことができるようになる。
このような状況を生み出す企業努力を行うこと、それが「働き方改革」の真髄でもあると考えております。
しかし、「人間重視の組織活動」に注力すると効率が悪くなり生産性が落ちるのではとの意見が予想されますが
結果は逆であり、高生産性＆高品質が実現し、組織風土も改善され、感動を伴った「強いワンチーム
（ONE TEAM）の構築」が可能になってくるのです。
本セミナーでは、「人間力の醸成と発揮」について体系的に解説し、従来の「効率重視型」から「人間重視型」
に転換する具体的な方法を演習で体験いただき解説します。即ち「コーチング＆ＥＱ等の心理学的方法論」や
独自に考案した「人間力醸成の構図」＆「人間力醸成診断」や「動機付け理論」、「部下指導法」、「部下から
頼られるマネージャーになるためのワークショップ」等を登場させます。
更に「組織活動に動機付けする仕組考案のコツ」（「ヒューマンエラー防止＆品質改善活動」）および
「イノベーション」を生み出す基盤である「自由闊達な相互支援風土の構築」についても採り上げ、現場の
実践に役立つ内容にしたいと考えております。
講師は、大規模プロジェクトのマネージャー経験やＳＩ分野の改善で、日本初のCMM＆CMMI®（注１）
レベル５を達成した経験を有しており、「人間力醸成」を基盤にした「ヒューマンエラー防止法＆品質改善法」、
「モチベーション向上＆リーダシップ」等のセミナーや企業研修において、業種を問わず約３万人以上の
方々への指導を行ってきており、ご好評を賜っております。
受講者アンケートより
・抽象的な概論ではなく、具体的な施策が多くしめされており、業務に活かせるものであった。
（大手食品メーカー：女性）
・マネジメントセミナーは他でも受けていますが、「人間力・わくわく感」という視点はとても面白かった。
早速仕事で活かしてみます！ （国内製薬会社：男性）
・部下指導のよいヒントを多く得ることができたので、早速試してみたいと思います。
（大手電機メーカー：男性）
プログラム
第１章 「人間重視のマネージメント」と「相互支援風土」 １．１ 「人間重視のマネージメント」の必要性 １． 「「部下を動かし活かすマネージャー」の因子 ２． 「人間重視のマネージメント体系」 １．２ 「相互支援風土の構築」 １． ［演習］：「自己の開示」と「受容」 ２． 「人間力醸成」と「相互支援風土構築」の基盤 第２章 「会社人生」と「マネージャー」 ２．１ 「会社人生」と「自律型人材」 １． 「会社人生」の選択と自律型マネージャー ２． 「人間のタイプと成長志向型」 ２．２ 「人間重視型マネージャー」 １． 「将来のマネージャー像」 ２． 「マネージャーのパターン」 第３章 『わくわく』感と人間力醸成の構図 １． 人間重視の組織活動 ２． 『わくわく』感を生み出す人間力醸成の構図 第４章 人間関係の向上とコミュニケーション ４．１ 部下との関係を向上させるアサーション １． ［演習］：「上司と部下がうまくいかない」 ２． 「心理学的な知恵」と人間関係の向上 ４．２ 部下の潜在能力を発揮させるコーチング １． ［演習］：リーダシップのチェック ２． メンタリングとコーチング ３． ［演習］：「部下からの相談」 第５章 人を活かす組織活動の仕組考案のコツと事例 ５．１ 人を動かし活かす仕組（品質保証） １． 「人を動かし活かす仕組考案」のコツ ２． 「人を動かし活かす役立つ監査」（性善説） ５．２ 「品質改善活動の仕組考案」 １． 人を動かし活かす「第三者検証（Quality Gate）」事例 ２． 人を動かし活かす「相互検証・支援」の事例 ５．３ 「ヒューマンエラー防止の仕組考案」 １． 「問題管理」と「リスク管理」の相違 ２． 人を動かし活かす「リスク管理」の仕組事例 ３． リスク管理ミーティングの事例 第６章 「部下から頼られるマネージャーになる」ためのワークショップ ６．１ モチベーション・キラーとＥＱ ６．２ マネージャーのための心理学的ＥＱワークショップ １． ［感情の識別]：「自分の感情を知る力」 ２． ［感情の制御１］：「感情を制御する力」 ３． ［感情の制御２］：「目標に向かう力」 ４． ［感情の理解］：「他人の感情を理解する力」 第７章 「イノベーション」の基盤「人間力醸成」 ７．１ 「動機付け理論」 ７．２ 「部下指導」の勘所 ７．３ 「人間力醸成のコツ」 ７．４ 「人間力醸成」診断 ７．５ 「会社人生成功のコツ」 第８章 「自由闊達な相互支援風土」構築の勧め ＊演習を交えて実体験いただき、理解の促進に努めます。 講師紹介 1967年、富士通（株）入社。第三次オンラインバンキング等の大規模システムのマネージメントに関わる （途上、未来工学研究所主任研究員）。 近年、システム部門の品質改善に従事し（主席部長、品質保証部長）、ＳＩ分野で日本初の CMM＆CMMI® （注１）レベル５を達成、社長賞を受賞。定年後も、同社人材育成部門において、「わくわく」元気塾＆ 品質改善講座を開講し多くのリーダ＆品質改善プロを育成。2011年、富士通を退職。 現在、特に「人間力醸成」を基盤にした各種セミナー・講演・企業研修等、３万人以上の方々への指導を 行ってきている。