クリームはんだ,メタルマスク,スキージ,プリント配線板,印刷条件について
多くの実証データを用いて,実装現場での課題解決に役立てるよう丁寧に解説する特別セミナー!!
- 講師
ヤマハ発動機株式会社 ロボティクス事業部 SMT統括部 国内営業部 SPグループ
プロセス技術担当 主査 川井 建三 先生
ソニーイーエムシーエス(株)にてSMT製造および生産技術管理者として従事、
2010年にヤマハ発動機に入社し、現在に至る
- 日時
- 会場
- 受講料
- (消費税等込み)1名:48,600円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
- テキスト
受講概要
受講対象
SMT製造現場に従事されている方・管理者の方 SMT生産技術を担当されている方・管理者の方
予備知識
SMT(表面実装)に関する基礎知識が必要です。
習得知識
はんだ印刷にまつわる課題を解決するための実践知識 1)クリームはんだと印刷性 2)メタルマスクと印刷性 3)スキージ材質と印刷性 4)プリント配線板と印刷性 5)印刷条件
講師の言葉
SMT(表面実装)にて最も重要な工程がクリームはんだ印刷工程となります。 クリームはんだ印刷を高品質に行う為には、装置・クリームはんだ・マスク・スキージ・基板など多くの要素が複雑に 絡み合っている為、総合的な知識が求められます。 本セミナーでは実証データを多く用いて、これらの要素を丁寧に解説しており、皆様の現場での課題解決にお役立て頂ける 内容になっているものと確信しております。
プログラム
1.クリームはんだ 1-1.概要 1-2.はんだ粒子(粒子径別の印刷性の違い) 1-3.粘度・チキソ指数(粘性別の印刷性の違い) 1-4.撹拌(撹拌条件別の印刷性の違い) 1-5.管理・保管 2.メタルマスク 2-1. 概要 2-2. メタルマスクの構造 2-3. テンション(テンション別の印刷性の違い) 2-4. 穴開け加工方法(各加工方法の特徴を解説) 2-5. 開口壁面粗さ 2-6. 面積アスペクト比(アスペクト比による印刷性の違い) 2-7. 撥液コーティング 2-8. フィデューシャルマーク(マーク作成方法の種類と特徴を説明) 2-9. 特殊なマスク(着脱式マスク、接着剤印刷マスクなどを説明) 2-10. Gerber Data 参考:各マスクメーカー別印刷性評価事例 3.スキージ 3-1.概要 3-2.スキージ形状 3-3.スキージ材質(スキージ材質による印刷性の違い) 3-4.特殊なスキージ 4.プリント配線板 4-1. 概要 4-2. 銅箔厚み(銅箔厚みによる印刷性の違い) 4-3. ランド寸法(ランド寸法による印刷性の違い) 4-4. ソルダーレジスト仕様(レジスト仕様による印刷性の違い) 4-5. ソルダーレジスト厚み(レジスト厚みによる印刷性への影響) 4-6. シンボルマーク(シンボルマークの印刷性への影響・メタルマスクによる対策) 4-7. 異物(基板クリーナーの効果) 4-8. 保管環境による寸法変化(湿度の影響) 5.印刷機(印刷条件)編 5-1. 概要 5-2. 印刷メカニズム(世界初!充填状態の完全可視化) 5-3. 印刷条件と印刷性の関係(印刷条件による体積率への影響) 5-4. クリーニング(クリーニング条件による印刷性の違い) 5-5. 印刷機内温度(機内温度におる印刷性への影響) 5-6. 1枚目から安定して印刷可能な条件
講師紹介
ソニーイーエムシーエス株式会社、SONY PRECISION DEVICE(HUZHOU) にてSMT製造及び生産技術管理者として従事。 2010年にヤマハ発動機へ入社し現在に至る。 JPCAショープロテックセミナー、株式会社ジャパンマーケティングサーベイ、 株式会社電子ジャーナル、電子デバイス実装研究委員会、 北京国際SMT技術交流会など講演実績多数。