機械の設計や製作・運転・保守などに携わる技術者に電気の正しい知識と理論通りに電気を働かせる技術,
トラブルに対処する手法を分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
オーエス総合技術研究所 所長 大浜 庄司先生
日本電気精器(株)品質保証部長,理事等を歴任後現職
著書:「図解 シーケンス ディジタル回路の考え方・読み方」など多数
- 日時
- 会場
- 受講料
- (消費税等込み)1名:48,600円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
- テキスト
受講概要
予備知識
基礎から学ぶので、必要ありません。
習得知識
1)機械設計技術者・設備技術者・機械技術者に最小限必要な電気・電子に関する基礎的な知識が習得できる。 2)電気・電子回路に用いられるセンサ,基本的な電気回路,自動化のための実用電気回路,ICによる基本的電気回路, 自動化のための電動機制御回路etc
講師の言葉
「今まで学んできた電気・電子の基礎知識が現場の実務で活かされていない」という声をよく聞きます。 経験と勘に頼った実務展開には限界があり、学んだ知識を有効に活かすことが肝要です。 本セミナーでは、機械の設計や製作・運転・保守管理などに携わる現場技術者に、電気の正しい知識と理論どおりに 電気を働かせるための技術、さらにトラブルに際して効果的かつ速やかに処理するための手法を分かりやすく 解説します。 特に「電気が苦手」という機械技術者・現場技術者の方々に最適です。 その他にも自働化関係者は もちろん、もう一度電気・電子の基礎をチェックしたい方々の積極的な受講をお勧めします。
プログラム
1.電気回路に必要な各種機器の説明 -まず、電気器具の知識をもつとよい- (1)ボタンスイッチ (2)マイクロスイッチ (3)電磁リレー (4)電気接触器 (5)配線用遮断器 (6)表示灯 2.電気・電子回路に用いられるセンサのはたらき -自動回路にはセンサが必要- (1)位置の検出(リミットスイッチ) (2)場所の検出(光電スイッチ) (3)温度の検出(温度スイッチ) (4)時間の検出(タイマ) 3.電気回路を読むための図記号 -図記号を覚えないと回路が読めない- (1)電気器具の図記号 (2)電気回路図の表し方 4.基本的な電気回路 -複雑な電気回路でも基本回路の組合せ- (1)直列回路 (2)並列回路 (3)ブレーク接点回路 (4)禁止回路 (5)排他的OR回路 (6)自己保持回路 (7)インターロック回路 (8)タイマによる遅延動作回路 5.自動化のための実用電気回路 -覚えておくと非常に便利な回路- (1)一定時間後に動作する回路 (2)一定時間だけ動作する回路 (3)順番に動作する回路 (4)非常のときに全て停止させる回路 (5)一定の位置に停止させる回路 (6)チョイ回しする回路 6.ICによる基本論理回路 -電子回路が基本論理回路により構成される- (1)AND回路 (2)OR回路 (3)NOT回路 (4)NAND回路 (5)NOR回路 7.ICによる基本的な電子回路 -複雑な電子回路でも基本回路の組合せ- (1)二重否定回路 (2)二入力禁止回路 (3)排他的OR回路 (4)自己保持回路 (5)インターロック回路 (6)多数決回路 8.自動化のための電動機制御回路 -自働化には動力源として電動機がよく使われる- (1)電動機の始動制御回路 (2)電動機の正逆転回路 (3)電動機の寸動逆転回路 (4)電動機の遅延運転回路 9.機械・設備の応用自動化回路 (1)穴あけ専用機の制御回路 (2)タップ立て専用機の制御回路 (3)ドリル折損検査器の制御回路 (4)自動搬送の制御回路 10.質疑応答
講師紹介
日本電気精器株式会社生産技術課長、品質保証部長、理事等を歴任し、その後現職。 現在 オーエス総合技術研究所・所長 認証機関・JIA‐QAセンター主任審査員 資格 JRCA登録主任審査員(英国) JRCA登録主任審査員(日本) <主な著書> 「図解 シーケンスディジタル回路の考え方・読み方」(東京電機大学出版局) 他