発生したクレームへの対応,同質クレームの再発抑止,クレーム活用による商品・サービスの開発について
事例を交えて実践的・具体的に解説する特別セミナー!!
- 講師
株式会社武田マネジメントシステムス(TMS) 代表取締役 武田 哲男 先生
著書:「クレーム対応ここがポイント」ダイヤモンド社刊等100冊以上(共著を含む)
- 日時
- 会場
- 受講料
- 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
- テキスト
受講概要
受講対象
・製造業・サービス業の企画・マーケティング・開発・設計・製造・品質管理・品質保証・営業・アフターサービス・ コールセンター・お客様相談室・CS 推進室などの関係者により適しています。
予備知識
特になし
習得知識
1)発生したクレームへの対応の事例とポイント 2)同質クレームの再発抑止の事例とポイント 3)クレーム活用による商品・サービス開発の事例とポイント
講師の言葉
製造業・サービス業を問わずクレーム・トラブル・事故・事件の件数は増加し、その影響範囲は分野を問わず 拡大している。しかも何れの場面においてもその内容は次第に複雑化し、悪質化し、企業・組織の活動を 阻害している。 クレームに直面している担当者達はその対応に迫られ、追い込まれ、ついには心の病となる事態も生じている。 超情報化社会は激変が基盤だけに「デジタル」「アナログ」のバランスが悪く、特にアナログに負の影響が 及んでいる。情報受発信が容易なインターネット社会では、気楽に、面白半分、何らかの「得」を意図して クレームを持ちかけネットに載せる人達が増えている。これでいわゆる炎上・混乱が起る。 企業・組織は これらの対応を一歩間誤るとトラブル、事故・事件に発展させ、ついにはブランド崩壊に至る例も稀ではない。 反面、ク レームの約98%は企業・組織自体に何らかの問題があるために発生している。節操のないコストダウンは その原因の一つ。 ここでは、事例中心に、実践的・具体的に「発生したクレーム対応」「同質クレームの再発抑止」 「クレーム活用による商品・サービス開発」など皆様のお役立ちのために具体的なご案内と解説を行う。
プログラム
1.クレームは急ピッチに増加し、複雑化し、担当者を悩ませている (1)コミュにケーションの在り方が変化し主旨が伝わりにくくなっている時代 (2)クレーム発生に共通する要素 (3)外部からのアクセス対応に問題あり 2.クレームとは何か (1)クレームの最初と最後は「人」に依存 (2) 「こんなとき貴方ならどのように対応しますか?」・・・実際のクレーム対応Q&A (3)全ての顧客は「神様」ではない! (4)顧客の「価値観層別」と「価値観層別対応」 (5)日本語では「苦情」の一言だが・・・クレーム・コンプレイン・ISO10002・苦情対応の国際基準 (6)顧客と企業の意識差・ズレに問題あり 3.クレームのみならず「トラブル」「事故」「事件」を増やしている原因の約98%は企業・組織にあり (1)コストを下げて「品質低下」を招いている (2)スピードアップを図って「雑」にしている (3)効率化を進めて「付加価値」を失っている ほか (4)クレームに共通する原因と対策 (5)顧客は「我が儘?」「無理難題を言う?」・・・「企業第一主義」の問題 (6)悪質クレーマーの特徴と対応 (7)クレームに対する3つの取組み (8)これもクレーム?コールセンター・お客様相談室への入電と取組み (9)電話対応の具体的な心得 (10)クレーム面談相手の様子に合わせた心理学的対応 (11)「クッション言葉」「Yes But話法」 (12)メールによるクレーム対応は危ない!・・・悪質クレーマーの思うつぼ 4.リスクマネジメント・クライシスマネジメント (1)コトが起らないための事前の取組みとコトが起った時の緊急対応・応急措置 (2)事件・事故発生とポジショニングペーパー (3)クライシス(危機)発生時の取組みと心得 (4)DB(データベース)が役立つ (5)ネットにはこんな「テンプレート」が・・・炎上の原因と留意点 5.顧客の「期待」→「経過」→「結果」で決まる 6.「顕在クレーム」「潜在クレーム」とその対応・秘訣 (1)事後対応・モグラ叩きの「改善」では担当者の心理的負担が増すばかり (2)「改良」の取組み「革新」の活動 (3)顧客と企業・組織のズレに関する認識が薄い 7.こんな間違いをしてはならない! (1)「お詫び」と「謝罪」 、 「怒り」と「不快感」 (2)この一言が命取り! (3)顧客が語る「クレーム対応に向かない人物像」 (4)ヒューマンエラーの問題にご注目 (5)「クレームゼロ活動」は危険! 8.クレームとサービスの関係 9.事例に学ぶクレームを招く対応姿勢 10.質疑応答
講師紹介
略歴 1.(株)服部時計店(現・SEIKO)入社・小売部門の(株)和光勤務 2.10年後、本田技研工業N360欠陥車問題のプロジェクト参加のため退社 3.武田商品研究所設立と共に、多数企業のコンサルティング・企業顧問 4.業務量増加のため(株)武田マネジメントシステムス(TMS)に変更、現在に至る 5.著作例 (1)「なぜ、あの企業の顧客満足はすごいのか?」PHP研究所 (2)「日本流・おもてなし文化は世界的資産」産業能率大学・出版部 (3)「クレーム対応ここがポイント」ダイヤモンド社 ほか100冊以上 (4)各種マニュアル、各種テキスト執筆 (5)執筆:日経新聞・日経産業新聞・日経MJ、財界、週刊ダイヤモンド・東洋経済 ほか 6.活動状況 (1)企業顧問:全国各所 (2)セミナー・研修・講演・シンポジューム講師:年間で70~80回程度 (3)一般社団法人日本能率協会「顧客『不』満足度調査実践セミナー」毎年3月・9月(or10月)各2日間・ 年間4日間実施のセミナーは2018年3月で62回。2018年10月63回、2019年3月64回実施決定。 当初は年1回2日間が途中から年2回4日間に。現在で約25年経過ロングランセミナー。