設計プロセスを可視化し,設計の改革を実現させるための
設計を弱体化させる間違った部品表(BOM)を回避!
強い設計を実現する設計改革と設計システムの効果的導入方法
〜BOM・PDM・PLMの効果的な活用とは~
設計改革のコンセプト,設計システムのコンセプト,設計プロセスの可視化,標準プロセスの構築,設計部品表(E-BOM)・
3D-CAD・成果物管理(PDM)の効果的活用による設計システムの効果的導入方法について解説する特別セミナー!!
- 講師
株式会社プリベクト 代表取締役 北山 一真 先生
IT系コンサルティング会社、製造業コンサルティング会社を経て,現職
業務改革の企画/実行、IT導入まで一気通貫で企業変革の実現を支援
- 日時
- 会場
- 受講料
- 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
- テキスト
受講概要
受講対象
・組立製造業 ・経営者(CTO、CIO、CFO) ・開発部門・設計部門・設計管理部門・情報システム部門の管理職から担当者 ・経営改革・業務改革に携わっている管理職から担当者
予備知識
特にありません
習得知識
1)設計システムを利用し、どのように設計業務改革を進めるかを理解できる 2)BOM・PDM・PLMなどの設計システムの正しい導入コンセプトが理解できる 3)設計システムの投資対効果の考え方を理解できる 4)設計システムの失敗するポイントを理解できる
講師の言葉
設計を効率化し、高度化していくことは、急務の課題となっています。しかし、設計プロセスの可視化・設計改革に 頓挫する企業は後を絶ちません。設計プロセスを可視化し、設計の構造改革を実現させるためには、【正しい改革手法】と それを実現させる【設計システム】が必要なのです。設計改革の失敗の原因は何か?どのようなコンセプトで改革を進めれば 成功に至るのかを解説します。 また、設計システムの代表例である【E-BOM、PDM、3D-CAD】も多くの企業で失敗をしています。導入はしたが業務改革は 進まず、場合によっては【登録の手間だけ増え、肝心の設計力を弱体化させてしまった】ケースも少なくありません。 設計の業務改革を支える設計システムのあるべき姿とは何か、どのようなシステム全体像を描くべきなのか、IoTやAIなど 将来的な視点にたったときにどのような設計システムのロードマップにすべきかについて解説します。 業務とシステムの両側面から成功に至る改革に必要な視点を学んでください。
プログラム
<基礎編> 1. 間違いだらけの設計改革 (1) 総論賛成・各論反対の「設計標準化」 (2) いつまでも進まない「技術伝承」 (3) 改革の本丸から目をそむける「間接業務の改革」 2. 間違いだらけの設計システム (1) E-BOMが単なる手配ツールになっている (2) PDMが単なる共有サーバー代わりの器になっている (3) 3D-CADが単なる解析や干渉チェック用ツールになっている (4) PLMが単なるライフサイクルCADデータ管理になっている 3. 設計改革のあるべきコンセプト ・設計高度化の方向性 ・プロフィタブル・デザイン ・原価企画と利益企画 4. 設計システムのあるべきコンセプト ・設計システムとして大切なコンセプト ・設計システムの全体像 ・設計システム構築のロードマップ <実践編> 1. 設計プロセスの整流化 (1) プロセスの可視化 ・業務プロセスフローの可視化 ・開発/設計フローの可視化 (2) 標準プロセスの構築ポイント 2. 設計部品表(E-BOM) (1) BOMは必要なのか。設計におけるメリットとは (2) 設計部品表の大切なこと ・PS(品目構成)とPN(品目コード)の本質 ・設計部品表と図面表 ・管理属性のあるべき姿 (3) 様々なの部品表違いを知る ・CAD-BOM,D-BOM,E-BOM,P-BOM,M-BOM,S-BOM ・統一できない理由。あるべき連携方法 (4) 量産企業と個別受注企業での部品表活用の違い 3. 3D-CAD とナレッジ管理 (1) 失敗しない3D-CAD導入 (2) 設計諸元管理とナレッジ管理 (3) 標準設計を支える3D-CADとナレッジ管理 4. 成果物管理(PDM) とコミュニケーション管理 (1) 成果物と納期のマトリクス管理 (2) 成果物とコミュニケーション管理の連携 (3) クラウドによるコミュニケーション改革 5. 設計の構造改革を実現させる (1) IoT/AI 時代だから考える設計システムのあり方 (2) PLMからERP連携、ERPからPLM連携 (3) 設計の働き方の見直し ・設計分業の弊害を解消 ・設計管理と品質管理
講師紹介
IT系コンサルティング会社、製造業系コンサルティング会社ディレクターを経て、2010年にプリベクトを設立。 競争力ある製品/もうかる製品の実現のため、設計と原価の融合をコンセプトにした企業変革に取り組む。 業務改革の企画/実行、IT導入まで一気通貫で企業変革の実現を支援。