クリーンルームの汚染の原因と対策,作業員管理・教育の重要点,クリーンルームの適正状態の維持管理,
クリーン化技術の最新動向について具体的事例・図・表・写真を交えてわかりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
新日本空調(株) 技術本部 技術企画部 参事 水谷 旬 先生
JIS B 9920 改正原案作成委員会 本委員会委員,クリーンルーム関係 執筆78件
- 日時
- 会場
- 受講料
- 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
- テキスト
受講概要
受講対象
・クリーン化技術に携わる全ての方々. ・初級の方にも,わかりやすく解説します. ・やや難しい内容は,その本質を噛み砕いて説明します.
予備知識
・何も必要ありません.安心して受講してください. ・専門用語は随時解説します.話に付いて来ていただければ大丈夫です.
習得知識
1)クリーンルームの基礎の確認. 2)清浄度維持のためにやるべきこと,やってはいけないこと.汚染状況の把握. 3)具体的な作業員管理,汚染対策.
講師の言葉
クリーン化技術に携わる,初級から中級までの全ての方々を対象に,中級入口までの内容を,平易な言葉で説明します。 理論のほか,実験・実測・経験に基づいた内容も示します。例題で,具体例・図・表・写真も多く掲げます。 質問は随時受け付けます。専門用語は進行に伴って自然に吸収できるようにします。 講演の需要ポイントは以下の通りです。 1.汚染の原因と対策 2.作業員管理・教育の重要点 3.クリーンルームの適正な状態の維持・管理 4.クリーン化技術の最新の動向
プログラム
1.クリーンルーム(以下,CR)の基礎 (1)清浄度とは何か? (2)CRの種類・形式・変遷 2.クリーンルーム内の汚染物質 [塵埃] (1)塵埃の性質 a.気流との関係,拡散範囲 b.[演習]空気中で微小粒子はどのように移動するのか? c.発塵による塵埃の拡散(その汚染範囲は?) (2)人・物からの発塵 a.拡散範囲,内圧変動,摺動発塵 b.製品と人と製造装置の位置関係の影響 c.衣類の摺動による発塵 d.人からの発塵 3.クリーンルーム内の作業員管理と教育 (1)CRの4原則 (2)クリーンスーツ着衣人体からの発塵機構 a.クリーン手袋からの発塵 b.クリーンスーツ内の圧力変動 c.クリーンスーツを通しての発塵 d.[演習]人体からの塵埃拡散範囲 (3)人の適正な位置取り・適正な動作とは? (4)クリーンスーツの選定,洗濯頻度 a.クリーンスーツ選定の要件 b.クリーンスーツのフィルタ効率と運動発塵量との関係 c.クリーンスーツの劣化 (5)クリーン手袋は上か下か? (6)エアシャワーの効果 4.さらなる清浄化への指針(対策) (1)微小塵埃/ミスト/気流を把握 → そして対策へ (2)普遍的な対策コンセプトとは? (3)除去/抑制の手順と考え方 5.クリーンルームの清掃 (1)清掃の種類と方法 (2)各部位の清掃方法・頻度,特定表面の清掃 (3)注意点 6.クリーンルームの国内外関連規格の最新動向 ISO規格,JIS規格,JACA指針など
講師紹介
略歴 1980年代より,主にクリーンルームに関する研究・開発に従事。 現在は,長年の成果品の情報整備と活用,技術営業,社内外教育,社内教育プログラム設計,社内プレゼンテーション講師, 学協会活動,講演,執筆,通信教育(社外),知的財産権管理等を行っている。 講演回数56回(累計371.5時間),執筆78件,通信教育11件. 学協会活動 ・ISO/TC国内委員会委員(日本空気清浄協会) ・JIS B 9920 改正原案作成委員会 本委員会委員 ・再生医療イノベーションフォーラムに参画 ・「クリーンテクノロジー」誌 編集委員