不良ゼロの9原則,異物起因の不良,設備起因の不良,人起因の不良,キズゼロ,モラルアップ,それぞれのアプローチについて
講師の実践で得られた経験則,改善ツールを交えて解説する特別セミナー!!
- 講師
株式会社 ロンド・アプリウェアサービス 代表取締役社長 中崎 勝 先生
- 日時
- 会場
- 受講料
- 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
- テキスト
受講概要
受講対象
製造部門のマネージャ、リーダ、スタッフ 保全部門のマネージャ、リーダ、スタッフ
予備知識
特にありません。
習得知識
不良改善の基本的な進め方。異物のメカニズム、原理・原則の考え方とポカミスの要因を習得できます。 1)不良ゼロの9原則 2)異物起因の不良へのアプローチ 3)設備起因の不良へのアプローチ 4)人起因の不良へのアプローチ 5)キズゼロへのアプローチ 6)モラルアップへのアプローチ
講師の言葉
不良ゼロは実現可能です。本セミナーでは、実践で得られた経験則から作られた改善ツールをご紹介します。 不良を発生させる可能性のある要因を「不良ゼロの9原則」として定義しました。これらの要因は、 講師が26年間のコンサルティング経験で実際に解決した不良から抽出したものです。 10のツールを用意して、異物・設備・人起因の不良を対策します。「異物ゼロへのアプローチ」では、 異物発生のメカニズムを明確にします。 「原則整備へのアプローチ」では、設備の不具合現象の原因である20の原則崩れを見つける方法を明確にします。 そして、「ポカミスゼロへのアプローチ」では、ポカミスが起こる28の要因と2つのアプローチを紹介します。 本セミナーを聞いて、不良ゼロにできる醍醐味を味わってください。
プログラム
1.不良ゼロの9原則 原則-1 不良は結果である。不良の原因は、異物、設備、作業にある 原則-2 不良改善のツールは10ある 原則-3 不良は要因別に分類し、改善する 原則-4 不良の要因は79ある 原則-5 要因を原因に限定する作業が、現物・現場である 原則-6 不良改善に必要なデータの分析方法は3つある 原則-7 発生工程を限定するには、3つの方法がある 原則-8 慢性不良では、現象が連鎖していると考える 原則-9 “べからず”から“こうするべき”へ ☞なぜなぜ分析から不良ゼロへのアプロ―チ 2.異物起因の不良へのアプローチ(異物ゼロへのアプローチ) 2.1 異物の感性:異物に対する感性が鈍いと異物不良は慢性化する 2.2 異物の正体を知る:物性、大きさ、形、色 2.3 異物不良発生のメカニズム 2.4 異物不良対策:徹底清掃の重要性、伝達経路対策と発生源対策 2.5 清掃改善:異物不良ゼロを維持するための清掃 3.設備起因の不良へのアプローチ(原則整備へのアプローチ) 3.1 設備トラブルの原因は20の原則崩れ 3.2 原理・原則の考え方 3.3 直接的原因と管理的原因を明確にしたトラブルが再発しないしくみづくり 4.人起因の不良へのアプローチ(ポカミスゼロへのアプローチ) 4.1 ポカミスとは:働き易さを考える 4.2 ポカミスを発生させる28の要因 4.3 知らなかった、手抜き対策、うっかり対策と限界作業 4.4 ポカミスは誰の責任か 4.5 限界作業を改善する:AIを活用したポカミス対策 5.キズゼロへのアプローチ 5.1 キズの区分:データの取り方 5.2 あたり源の限定 5.3 個別対策と総合対策 6.モラルアップへのアプローチ ~モラルを上げる8つの施策~ 6.1 モラルとは:モラル低下の原因、動機づけ 6.2 やる気にさせる8つの施策 6.3 尊敬される上司になる:24の条件と12のタブー
講師紹介
昭和56年 慶應義塾大学工学部卒業。同年株式会社ブリヂストン入社、昭和62年 日本デジタルイクイップメント株式会社入社、 平成4年より株式会社ロンド・アプリウェアサービス 代表取締役社長を務める。Zero-Defect/ロスコストマネジメント/ SCM/IT(IoT)コンサルティング/現場改善(作業改善/設備改善/不良改善)などの業務に従事。 主な著書に『成功するCIM』(1992年)、『やりたくなる5S』(2016年)などがある。また、IoT関連では、 2016年、日刊工業新聞社・月刊誌・工場管理に「はじめてのモノづくりIoTカイゼン」を2,4,5,6,7月連載。 2017年4月号に、「品質管理におけるIoTの活用」を掲載。9月号に特別企画「はじめてのモノづくりAIカイゼン<基礎編>~レベル0からAIを理解する~」掲載。