科学的根拠にもとづいて購買単価の妥当性を評価し、コストダウンを高い確率で実現するための手法について
わかりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
化学原料コストダウン研究所 所長 山本 恒雄 先生
(株)カネカ 定年を機に起業。化学原料の合理的購買を支援中。
- 日時
- 会場
- 受講料
- 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
- テキスト
受講概要
予備知識
特に必要ありませんが、できれば、化学の素養があることが望まれます。
習得知識
コストダウンと言うものを体系的に学ぶことで、あなたはコストダウンの確実性を高めることができます。 又、一日にして社内一の専門性を手にすることができます。
1) コストダウンそのものの正しい認識(目的、定義、巷の誤解解消など) 2) コストダウン戦略 3) 適正価格の求め方 4) 価格交渉の仕方 5) コストダウン中期計画の作成法 6) 購買のコンピテンシーと能力開発
講師の言葉
ビジネス全体のグローバル化が加速される中でグローバル調達と購買コストダウンの重要性 がいよいよ増しています。ところが化学原料については、市況原料は相場で価格が形成されやす いために売り手市場の色彩が濃く、また、非市況原料は何の疑念もなく発注を繰り返しているなど、 コストダウンへの深耕は不十分です。結局のところ、適正価格を把握しないまま、勘と経験、 度胸と運、義理人情に頼りがちなコストダウンに陥っているのではないでしょうか。 本講座は、「科学的コストダウンの導入」をキャッチフレーズに、化学メーカーで累計475 億円のコストダウンを達成した講師直伝のコストダウン戦略を伝授します。具体的には、少額な ために見落とされがちな非市況料に焦点を当て、科学的根拠(講師独自の適正価格の究明など)に もとづいて購買単価の妥当性を評価し、コストダウンを高い確率で実現するための手法を解説します。 非市況原料における1回のコストダウン活動は、その後のコストダウン効果を保証できるので永続 的な利益を生み出すことになります。科学的コストダウンの導入により購買部門をプロフィット センターへと変貌させましょう!
プログラム
(A)セミナーの目的と目標 (B)化学原材料のコストダウンの基礎部分 B-1)化学原材料の購買の特徴 B-2)コストダウンへの心構え B-3)環境の整備 B-4)購買のコンピテンシー・ライブラリー B-5)適正価格の考え方 (C)価格交渉実験(1) (D)コストダウン手法(19種) D-1)共通的な事項 D-2)手法の全体像 D-3)手法ごとの考え方、注意点、事例 (E)手法とコストダウン効果の関係 (F)値下げ交渉の心構え (G)価格交渉実験(2) (H)実務修得コーナー H-1)輸入価格の解析法 H-2)主変動費と販売価格の推定法 H-3)コストダウン抽出法 (I)開発購買の事例 (J)複数購買化の考え方 (K)まとめ (L)質疑応答
講師紹介
九州大学大学院工学研究科修士課程(応用化学)修了 株式会社カネカ(旧社名:鐘淵化学工業株式会社)で26年間の研究開発業務の後、 7年間原料部でコストダウン専任として活躍し、集団として累積475億円のコストダウン 実績を達成。 定年を機に、原料購買への支援業務を担うため起業。 化学原料特有のコストダウンセミナーで教育活動中。受講者数は既に300名を超える。 一方、適正価格など購買に取って生命線となる情報提供のコンサルティングと、必達且つ 成功報酬型のアウトソーシングを請負うことを通じて化学原料の合理的購買を支援中。 (一般社団法人)近畿化学協会CAアドバイザー(原料購買)認定 世界最大の専門家ネットワーク(GLG)のカウンシル会員