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表面損傷予防のための

摩擦・摩耗の基礎と評価,基本特性および耐摩耗改善策


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機械

摩擦・摩耗のメカニズム,評価法,表面計測・分析の勘所および
損傷予防設計について実用的にわかりやすく解説する特別セミナー!!

講師

福井大学 学術研究院工学系部門 工学領域機械工学分野 准教授 博士(工学) 本田 知己 先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
テキスト

受講概要

 予備知識

 特に必要としない

習得知識

 1)摩擦,摩耗,潤滑に関する基礎知識,さらに実際の機械の運用で起きているトライボロジー現象の理解
 2)機械の寿命改善やメンテナンスに役立つ知識
 3)実用的(製品)機械の摩擦摩耗に関する課題解決の手法・手順

講師の言葉

 適切に設計された機械要素の寿命は主に摩耗で決まることが知られています.また,摩擦によって浪費される
エネルギーは産業界全体の5%に達するとも言われています。このように,機械のトラブルに関係している
摩擦や摩耗を適切に制御することが機械設計の重要なポイントとなります。しかしながら,摩擦や摩耗は
運転条件によって同じ材料でもまったく異なる特性を示す難しい問題です。
 本講では,明日から業務に役立てていただける表面損傷予防設計のための基礎知識を身につけていただくことを
目的に,摩擦・摩耗の基礎から応用までをわかりやすく解説します。また,それらに必要な計測・分析技術について
勘所を紹介します。

プログラム

1.機械要素とトライボロジー
 (1)機械要素と摩擦摩耗
 (2)産業界における摩耗問題の実態
 (3)色々な摩耗事例
 (4)摩耗の定義と分類
2.表面と接触
 (1)接触
 (2)摩耗に影響を与える表面因子
3.摩擦のメカニズム
 (1)摩擦の法則
 (2)凹凸説
 (3)凝着説
 (4)掘り起こし説
4.摩耗のメカニズム
 (1)凝着摩耗
 (2)アブレシブ摩耗
 (3)疲労摩耗
 (4)エロージョン
 (5)電食
 (6)腐食摩耗
 (7)フレッチング摩耗
5.摩擦・摩耗の評価法
 (1)摩擦・摩耗試験法
 (2)摩擦の計測法
 (3)摩耗の計測・分析法
 (4)摩耗量の表示法
6.表面計測・分析
 (1)分析法の種類と選択
 (2)形態分析
 (3)組成分析
 (4)構造・状態分析                 
7.損傷予防設計
 (1)トライボマテリアル
 (2)表面改質
 (3)潤滑油・潤滑法
 (4)各種摩耗対策

講師紹介

■略歴
 平成5年 3月 東北大学大学院工学研究科博士後期課程機械工学専攻修了,博士(工学)(東北大学)
 平成5年 4月 福井大学工学部機械工学科助手
 平成9年11月 同学科助教授
 現在に至る
 (平成10年9月~平成11年6月  在外研究員(米国・オハイオ州立大学))

■書籍
 トライボロジー設計マニュアル(分担執筆),テクノシステム

■所属学会
 日本機械学会,日本トライボロジー学会,精密工学会,日本設計工学会