カンタンで負担の少ない新「FMEA」による不具合予測,再発防止について
質疑応答やグループワーキングを交えて解説する特別セミナー!!
- 講師
國井技術士設計事務所 所長 技術士(機械部門:機械設計/設計工学) 國井 良昌 先生
日立、富士ゼロックスで設計に従事、富士ゼロックスでは、設計プロセス改革、
設計審査長等を経験後、現職
横浜国立大学 大学院工学研究院 非常勤講師
首都大学東京 大学院理工学研究科 非常勤講師
- 日時
- 会場
- 受講料
- 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
- テキスト
受講概要
予備知識
特に必要なし
習得知識
1) 新しいFMEAである3D-FMEAの内容 2) 3D-FMEAによる不具合予測とトラブル再発防止
講師の言葉
従来のFMEAセミナーでは、QS9000や各種ISOなどの規格、そして企業の厳格な品質管理が羅列され、 FMEAの表完成と管理を目的にしてきました。しかし、本セミナーではそれらを一切排除しています。 また、企業内には、若手技術者の大きな負担となっている重苦しいFMEAのルールと義務が敷かれています。 これは、「計算尺時代のFMEA」と呼ばれ、形骸化して役に立たないFMEAとなっています。 開発の現場で悩む技術者が望むものは、「FMEA」のルールや義務ではなく、その有効活用なのです。 したがって、楽しいFMEAであり、負担の少ないFMEAであり、トラブルが半減し、開発効率が 倍増することが目に見えなければ、いつまでたっても若手技術者には受け入れられるFMEAとはなりません。 本セミナーは、新FMEAである「3D-FMEA」の有効活用に軸足をおき、質疑応答とグループワーキングに 重点をおいたセミナーです。 講師は、設計コンサルタントとして各企業の開発部隊に中に入り、FMEAを実践指導しています。 ここで得たノウハウ通して、ふんだんな「匠のワザ」を伝授します。
プログラム
第1章 トラブル再発の完全防止法 1-1.トラブル原因の94%は設計責任 1-2.トラブルを再発させない「匠のワザ」を伝授 1-3.トラブル再発の完全防止法を習得する 第2章 製品事故・不具合の対策 2-1.化成品、薬品、食品に多いヒューマンエラーを防止する 2-2.あの携帯電話バッテリー事故を防止する 2-3.あのシュレッダー事故対策をミニ実習する 第3章 新FMEAの3D-FMEAはシンプル イズ ベスト 3-1.FMEAとは 3-2.さらば!表の完成を目的とする計算尺時代のFMEA 3-3.新FMEAの3D-FMEAはシンプル イズ ベスト 3-4.豊富な故障モードを抽出する方法 第4章 3D-FMEAはここだけやればよい 4-1.3D-FMEAの準備 4-2.3D-FMEAの作成ルールはたったひとつ 4-3.3D-FMEAは3箇所のここだけやれば良し! 4-4.トラブル半減の即効性を期待できる3D-FMEA 第5章 3D-FMEAのグループ実習 5-1 新FMEA(3D-FMEA)を実習してみる 5-2 実習にて3D-FMEAの疑問点を明確にする 5-3 審査できる3D-FMEAを納得する 第6章 3D-FMEAによる設計審査 6-1.実習で作成した3D-FMEAを審査する 6-2.FMEAはここだけ審査すれば良い 6-3.質疑応答
講師紹介
1978年、横浜国立大学・工学部・機械工学科卒。 日立、及び、富士ゼロックスの高速レーザープリンタの設計に従事。富士ゼロックスでは、設計プロセス改革や 設計審査長も務めた。 1999年より、國井技術士設計事務所として、設計コンサルタント、セミナー講師、大学非常勤講師として活動中。 公益社団法人 日本技術士会・機械部会 ・技術士(機械部門:機械設計/設計工学) ・横浜国立大学 大学院工学研究院 非常勤講師 ・首都大学東京 大学院理工学研究科 非常勤講師 ・山梨県工業技術センター・客員研究員 ・高度職業能力開発促進センター運営協議会 専門部会委員