
陸海空モビリティの現状,市販FCEVの現状整理,メーカや車両の特徴・販売台数,FCEVや水素ステーション普及の現状・課題,水素燃料自動車・水素エンジン・e-FUELガソリン車の整理,水素普及の課題について,豊富な経験と調査に基づき,詳しく解説する特別セミナー!!
- 講師
株式会社Tech-T 代表取締役 高原 忠良 先生
元 トヨタ自動車, 埼玉工業大学 客員教授, 博士 (工学)
- 日時
- 2025/5/28(水) 13:00〜16:30
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税率10%込)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
- テキスト
- PDF資料(受講料に含む)
受講概要
- 受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
- 受講対象
・FCEVや水素エンジン車に興味のある方、調査を進めている方
・モビリティを脱炭素の視点で整理したい方
・高圧水素タンクを始め、水素エネルギービジネスを探索している方
・水素の利活用に興味がある方 など
- 予備知識
必要ありません。
- 習得知識
1)陸海空モビリティの現状の概要
2)市販FCEVの現状整理、メーカや車両の特徴、販売台数など
3)FCEVや水素ステーション普及の現状と課題
4)水素燃料自動車、水素エンジン、e-FUELガソリン車の整理整頓
5)水素普及の課題 など
- 講師の言葉
日本の各地で水素燃料電池(FC)バスが活用されている。韓国でも同様に、ソウル市駅を中心に路線バスが運行されている。FC乗用車としては、トヨタからはクラウンが、ホンダからはCR-Vが発売された。欧州ではフランスを中心に商用バンとして活用されている。
また、欧州ではFC列車が実用化されており、中国からは国際的な展示会に出展されている。HyundaiのFC乗用車のNEXOが累積販売台数でグローバルNo1である。
一方で、乗用車FCとしての普及課題や大出力用途の課題も明確となってきた。
モビリティとしての水素活用の課題と可能性も整理する。周辺情報として高圧水素タンクの概要と日中韓欧のメーカを整理する。また、水素エネルギーの活用は、モビリティ以外への拡大が明確となってきた。特にここ1年ほどで、我々の足元での活用も見えてきた。水素の製造や水素発電などである。
現地調査や関係者インタビューを交え、水素モビリティの現状を整理の上、さらに話題となっているスマートシティなど水素エネルギー社会の視点で現状を整理する。
プログラム
1.脱炭素視点での 自動車エネルギーの整理
(1)脱炭素が求められる背景
(2)駆動方式とエネルギー源、
水素とe-FUELの位置づけ
(3)BEVとFECV 脱炭素で比較
(4)燃料電池自動車と水素エンジン車
2.FCEV(乗用車、商用車、バス)の現状整理
(1)実用化の歴史
(2)市販の現状
トヨタ・Honda・Hyundai・Stellantis
(3)トヨタとBMW連携、
GMとHyundaiの接近、Hondaの課題
(4)バス・トラック・鉄道・船・航空機に
おける実用化あるいは試行の現状
3.周辺技術としての高圧水素タンク
(1)その構造や技術概要
(2)主要メーカ
(3)タンクのトレンド
(4)高圧水素タンク開発に
役立つ最新計測技術
4.モビリティ以外での水素活用
(1)トヨタグループの
水素エネルギービジネス戦略
(2)トヨタ・Hyundaiともに
水素エネルギーのトータルビジネスへ
5.課題整理、今後の進展は?
(1)インフラの視点で
日韓比較、高圧水素と液体水素
(2)水素関連インフラ
(3)水素の活用、
エネルギー側面と産業側
6.最新情報紹介 2月開催 「スマートエネルギーWeek」から
(1)トヨタ・ホンダの戦略
(2)中国の現状 炭素繊維
・高圧水素タンク・商用車
(3)身近になった水素製造
・水素発電
7.質疑応答
まとめ
質疑・応答
*調査状況や最新動向により
内容の一部を変更する場合があります。
*配布資料は一部のプレゼン内容を
割愛する場合があります。
略歴
1980年〜1989年 新日本無線株式会社 高融点金属・セラミックの研究
1989年〜2012年 トヨタ自動車 樹脂部品生産&材料・加工技術・CAE開発
2012年〜2015年 SamsungSDI (韓国本社) エンプラ研究所
2015年〜2017年 大手自動車メーカ 研究所 次世代車要素技術開発
2017年~ 埼玉工業大学 客員教授
2020年~ 株式会社Tech-T 設立、 代表取締役
2021年〜 東北工業大学 ゲストスピーカー
学協会
プラスチック成形加工学会
自動車技術会