受講概要
- 受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
- 受講対象
化学製品の製造や輸入を扱っている企業でSDS・ラベル作成を行っている方
新任として化学物質規制の実務やコンプライアンス対応を行っている部署の方
・品質保証
・環境管理
・安全管理
・化学物質管理
- 予備知識
特に必要なし(GHS、安衛法、化管法、毒劇法の知識があると理解しやすい)
- 習得知識
1)GHSの概要
2)GHSの分類方法(危険有害性中心)
3)SDSの記載内容と作成手順化学物質規制のこれまでとこれから など
- 講師の言葉
『日本では3つの法令(PRTR法、労働安全衛生法、毒劇法)に定められた化学物質を含む製品を流通・販売する場合に、SDSを提供することが求められています。』
そう聞くと、日本では「ウチの製品は該当する物質を含んでいないからSDSは必要ない」と考える企業が多いようです。
しかし、グローバルでは、GHSに従って分類した結果、何らかの区分がついた製品にはSDSを提供するのが基本です。またエンドユーザーが材料を購入する際には、危険有害性の如何を問わずSDSの提供を義務付けているところもあります。
この講座では、混合物のGHS分類の方法やSDSに記載する16項目について、調査や作成の手法をお伝えします。
- 受講者の声
大変分かりやすくご説明いただき、また演習によりさらに実践的に理解を深める事ができました。
私自身の勉強不足の点がありますが、GHS分類が重要でしかし使用するデータベースの違いにより分類が異なる事がある事も知る事ができました。 また、経産省のGHS混合物分類判定システムは活用してみたいと感じました。
演習の時間もあり自分事として学ぶ機会となりました。どのように混合物のSDSを作成すればよいかの指標がわかり、大変有意義なセミナーでした。
分かりやすく実用的で内容でよかったです。
SDS作成の基礎的な部分から非常に勉強になるセミナーでした。各項目ごとの書くべきことと注意点を丁寧に解説していただけたので、今後の作成時に大いに役立つと思います。
プログラム
1.安全情報伝達の必要性(SDSの基礎知識)
・国際的な取組
・GHSに基づくSDS・ラベル
・国内の取組
2.国内の関連法令
・SDS・ラベルに直接関連する主要国内法
・関連が深い国内法
・事業者がなすべきこと
3.GHS分類方法
・JIS Z 7252
・混合物の分類
4.SDSの記載内容
・JIS Z 7253
5.SDS作成手順
・物性・毒性・性質の調査方法
・混合物のGHS分類
・記載内容の整理、項目ごとの整合
6.SDS作成演習(NITE-Gmiccs使用)
7.よくある疑問
8.質疑応答
略歴
1991年3月:千葉大学工学研究科 修了(工業化学専攻)
1991年4月:大手総合化学・アルミ加工メーカー 入社
・工場生産技術(3年)→品質保証(10年)
2004年8月:工業用接着剤メーカー 入社
・品質保証、環境管理、購買、工場総務、生産技術、情報セキュリティなど、工場の間接部門の管理(10年)
・受注、管理会計、現地法人サポート、戦略企画などの本社間接部門の管理(3年)
・人事制度見直し、BCP、営業秘密管理など、特命プロジェクトの推進・管理
2017年4月~現在:経営コンサルタント(中小企業診断士)
所属協会
・経済産業省認定経営革新等支援機関
・東京都中小企業診断士協会(城東支部) 正会員
・千葉県中小企業診断士協会 正会員
関連セミナー
10/17(木)
終了済みオープンセミナー
技術職・研究職に必要な実験計画法と統計活用術 ~入門編~【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
10/30(水)
終了済みオープンセミナー
味と匂いのクロスモーダルな情報に関する可視化と定量化技術〜味成分・におい成分をデジタル化し、質量分析するノウハウ〜【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
11/13(水)
終了済みオープンセミナー
欧州PFAS規制の動向とフッ素樹脂製品への影響【WEB受講(Zoomセミナー)】※Live配信のみ(録画視聴はありません)
11/29(金)
終了済みオープンセミナー
他社の特許リスクを回避し、出願件数をアップする特許の発明発掘の具体的ノウハウ【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
12/06(金)
終了済みオープンセミナー
分かりやすい技術文章作成のポイント~文章の書き方・考え方から文書作成の実践まで(実習付き)~【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
12/11(水)
終了済みオープンセミナー