他社のバリデーション文書をなぞって書いてはならない!!
医薬品品質システム実践のための
バリデーション文書/サイトマスターファイル作成時の必修事項と記載例
【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみ,ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
PQSとは,SMFとは,VMPとは,これら文書を作成するときの留意点について,多くの事例を交えながら,実践的に分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
医薬品GMP教育支援センター 代表 高木 肇 先生
㈱ハイサム技研 顧問,NPO-QAセンター 顧問
- 日時
- 2024/11/27(水) 10:00〜16:30
- 会場
- 受講料
- (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
- PDF資料(受講料に含む)
受講概要
- 受講形式
会場・WEB
- 受講対象
医薬品、医薬部外品企業の技術部門、品質保証部門、製造部門の実務担当者 など
- 予備知識
特に必要ありません。
- 習得知識
1)PQSとは
2)SMFとは
3)VMPとは
4)これら文書を作成するときの留意点 など
- 講師の言葉
製品ライフサイクル全域を通して適正品質が再現され、ロット内/間でどの一錠、一カプセルを取っても均質であることを保証するために要請されるのが、医薬品品質システム(PQS)の実践である。
このPQSの取り組み、方針を簡潔にまとめた文書がサイトマスターファイル(SMF)であり、ハード/ソフトの適切性を検証し、必要に応じてCAPAを実施する手順等をまとめた文書がバリデーションマスタープラン(VMP)である。すなわち、SMFおよびVMPとも企業のPQS活動を示す重要文書である。
本講ではこれら文書への記載事項、記載時の留意点について具体的に解説する。
- 受講者の声
講師の実経験に基づく話も多く、非常に参考になりました。あとは社内でいかに展開できるかなので、持ち帰り検討したい。
各項目、非常にわかりやすかった。省令やガイドラインと紐づけて解説して頂いたので、それらに対する理解度も向上できたと思います。
WEB参加でしたがとても勉強になりました。勇気をだして質問しましたが参考になるアドバイスをいただけありがたかった。
分かりやすい内容でした。耳の痛い話もおおくあり改めて自社の課題が浮き彫りになったと考えます。事後の質問も受けていただけるようでありがたい。
本質が理解できる有意義な内容でした。講師の説明が分かりやすくよかった。
プログラム
1. 最新GMPとバリデーションの おさらい(PQSとは)
1.1 当初はルールベースのGMP
1.2 ルールベースからリスクベースの
GMPへ
1.3 PQS活動とは
1.4 PQSの実効性はKPI(重要業績指標)
で評価
1.5 PQSとバリデーションの関係
1.6 検証には、一過的検証、定期的検証、
日常検証がある
1.7 検証と改善にはQRM(品質リスク
マネジメント)スキルが必要
2. ユーザー要求仕様書(URS)の 作成時にQRM
2.1 適格性評価とはURSの確認
2.2 URSの不備があると
2.3 URSの記載項目例
2.4 機構とは、機能とは
2.5 校正とは
2.6 PQとPV(プロセスバリデーション)
は何が違う?
2.7 工業化検討とバリデーションは別物
2.8 コミッショニングと適格性評価は別物
2.9 技術の進化でバリデーション手法も
進化
3. バリデーション手順書(バリデーションマスタープランVMP)とは
3.1 PIC/Sの要請するVMPとは
3.2 VMPはPQS活動の一環である
バリデーションについて記述
4. サイトマスターファイル(SMF) とは
4.1 SMFの目的は査察官向け情報
4.2 記述上の留意点
4.3 PIC/S解説書が要請するSMF
4.4 構造設備、支援システムへの要請事項
4.5 GDP(適正流通基準)への要請事項
5. バリデーション実施計画/報告書
5.1 実施計画書で大切なこと
6. バリデーションを総括する マスタープラン(MP)とは
6.1 大規模プロジェクトで必要なこと
6.2 総括するMPは歴史書
6.3 総括するMPへの記載事項例
7. PQSをベースに バリデーション方針を記載
7.1 バリデーション方針の記載例
質疑応答
まとめ
質疑・応答
講師紹介
略歴
元塩野義製薬株式会社製造本部次長。
経口剤の連続生産技術開発や凍結乾燥注射剤の工業化検討、無菌製剤棟の構築プロジェクト遂行、アンプル注射剤・点眼剤製剤工場の工場長、中国を始め国内外関連企業への技術支援業務に従事。
退職後は国内外の後発医薬品・医薬部外品・健康食品企業の技術支援、ならびにGMP関連書籍の執筆、講演活動を実施。
著作
「凍結乾燥のバリデーション」(共著)、「GMP・バリデーション事例全集」(共著)、
「現場で直ぐ役に立つ製品標準書作成マニュアル」(共著)、「現場で直ぐ役に立つ 実務者のためのバリデーション手法」(共著)など多数。
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