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省エネルギー化・高性能化を実現する

入門者のための熱力学・伝熱工学基礎
電子機器,エネルギー機器等熱設計・熱マネジメント等に必須熱工学1日で習得
【会場/WEB選択可】WEB:ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

オープンセミナー 会場受講WEB受講

エレクトロニクスコンサルティング機械

熱力学・伝熱工学の基礎,製品の高性能化に欠かせない“熱”への対策,応用分野の熱工学について,体系的に分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師
日本大学 理工学部 機械工学科 教授 飯島 晃良 先生

講師紹介

日時
2024/9/5(木) 10:00〜16:00
会場

TH企画セミナールームA

会場案内
受講料

(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円   

※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。

テキスト
製本資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式

会場・WEB

受講対象

熱力学、伝熱工学を初めて学ぶ方

機械、化学、電気・電子機器などで熱を扱う技術者の方

工業熱力学を基礎から学びたい方

熱工学の基礎を復習したい方

熱工学とエネルギーの全体像を基礎から理解したい方 など

予備知識
特に予備知識は必要ありません。
熱力学の式展開のために、高校程度の数学(指数関数、対数関数、簡単な微分積分など)を利用しますが、必要な予備知識(数学公式など)はその都度振り返りながら丁寧に進めます。
※基礎となる熱力学については、「基礎から学ぶ熱力学」オーム社の内容に準じて進行をしますので、一読いただくと更に理解が深まります。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274218545/

習得知識

1) 大学専門課程レベルの熱力学及び伝熱工学の基礎が身につく。

2) 製品の高性能化に欠かせない“熱”への対策の基礎が身につく

3) 応用分野の熱工学(エネルギー変換工学、燃焼工学、熱設計、熱マネジメント)に取り組むための下地ができる。

4) 技術士第一次試験レベルの熱工学の問題が解ける。

5) エネルギー管理士(熱分野)の熱力学、伝熱工学の問題が解ける。など

講師の言葉

 熱力学は、エネルギーの形態とその相互変換の理論を扱う学問です。伝熱工学は、熱エネルギーの移動速度を扱う学問です。電気エネルギー、化学エネルギー、熱エネルギーなどを利用する製品や機器において、エネルギーの変換に伴って必ず熱が発生します。熱はエネルギーの最終形態であるため、全てのエネルギーを扱う上で、熱力学及び伝熱工学の知識が欠かせません。  

 エンジン、ボイラー、冷凍・空調機器などはもちろんですが、燃料電池、電気機器・エレクトロニクス機器の熱対策、製造プロセス等、社会で利用されている様々なエネルギー変換の基本になるのが熱力学です。さらに、熱エネルギーの移動を定量的に見積もるためには伝熱工学が基本となります。これらの分野に関連する製品の省エネルギー化、高性能化は、工業製品の技術的優位性を確保する上で欠かせない事項です。  

 本セミナーでは、これまでに熱力学や伝熱工学を学んだことがない(機械系以外出身者の方)、あるいは機械系でもしばらく熱工学を使用する業務に携わっていなかった方を対象に、工業熱力学及び伝熱工学の基本事項を基礎から丁寧に説明します。このセミナーで熱工学の基盤を身に着けていただくことで、各分野の専門的・応用的事項に対して熱工学を活用できるようになることを狙いとします。

受講者の声

細かな計算式までは理解できなかった部分はあるが、熱力学に対する考え方を習得できた。

限られた時間で非常に充実した内容をご教示いただけ,大変勉強になりました。ありがとうございました。

全体的に分かりやすく勉強になりました。伝熱の部分だけにフォーカスした講座も拝聴してみたいです。

講師の説明が分かりやすく参加できてよかったです。ありがとうございました。

プログラム

1.エネルギーと熱力学
1.1 仕事と熱エネルギー
1.2 温度
1.3 比熱と熱エネルギー
1.4 圧力と気体の仕事
<例題演習>

2.熱力学第一法則
2.1 閉じた系と開いた系
2.2 p-V線図
2.3 絶対仕事と工業仕事
2.4 閉じた系の熱力学第一法則
2.5 エンタルピー
2.6 開いた系の熱力学第一法則
2.7 一般エネルギー方程式
<例題演習>

3.理想気体の状態変化
3.1 理想気体の状態方程式
3.2 定容比熱と定圧比熱
3.3 比熱比とマイヤーの関係
3.4 理想気体の状態変化
 a. 定容変化
 b. 定圧変化
 c. 等温変化
 d. 断熱変化
 e. ポリトロープ変化
<例題演習>

4.熱力学第二法則
4.1 熱効率と成績係数
4.2 カルノーサイクル
4.3 エントロピーと熱力学第二法則
4.4 理想気体のエントロピー変化
<例題演習>

5.熱機関とヒートポンプ
5.1 熱効率
5.2 成績係数
<例題演習>

6.冷凍・ヒートポンプのサイクル
6.1 冷凍機・ヒートポンプの基本構成
6.2 p-h線図の読み方
6.2 冷凍・ヒートポンプサイクルの成績係数
<例題演習>

7.伝熱の基礎
7.1 伝熱の三形態
7.2 熱伝導
 a. フーリエの法則
 b. 平板の熱伝導
 c. 合わせ板の熱伝導
 d. 円管の熱伝導
 e. 多重円管の熱伝導
7.3 熱伝達
 a. ニュートンの冷却の法則
 b. 無次元数
7.4 熱通過計算
7.5 熱放射
7.6 相変化を伴う伝熱
<例題演習>

質疑・応答

略歴

 2004年 富士重工業株式会社(現・SUBARU)入社 スバル技術本部勤務

2006年から現在 日本大学理工学部勤務

2016年6月-9月 カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)訪問研究者

学位、資格

博士(工学)、技術士(機械部門)

甲種危険物取扱者 他

受賞例

・日本エネルギー学会進歩賞(2022)

・小型エンジン技術国際会議 High Quality Paper(優秀論文賞)(2021)

・第70回自動車技術会論文賞(2020)

・日本燃焼学会奨励賞(2019)

・小型エンジン技術国際会議 The Best Paper(最優秀論文賞)(2017) など多数

学会等委員

日本機械学会 

エンジンシステム部門 

高効率エンジン燃焼技術の高度化研究会 主査 日本エネルギー学会 燃焼部会 幹事

日本技術士会 機械部会 幹事

JSAE/SAE Small Engine Technology Conference Technical Committee 自動車技術会 エンジンレビュー編集委員会 幹事

自動車技術会 電動二輪分科会 委員

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