課題解決、品質向上、技術向上のセミナーならTH企画セミナーセンター

混入異物の識別法・迅速な原因解明のポイント習得のための

各種製品混入する異物特徴分析技術活用した処方
【会場/WEB選択可】WEB:ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

オープンセミナー 会場受講WEB受講

エレクトロニクス化学医薬機械食品・化粧品

代表的な混入異物の傾向・形態的特徴,分析技術の基礎知識,異物分析結果の解釈,迅速な原因解明のためにすべきことについて,すぐに職場で活用できるよう実践的に分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師
株式会社住化分析センター 大阪ラボラトリー 技術開発センター 主幹部員 末広 省吾 先生
日時
2024/8/7(水) 10:00〜16:30
会場

TH企画セミナールームA

会場案内
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円   ※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト
製本資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式
会場・WEB


受講対象
分析測定に関連する、品質保証などの部署に所属されている方であれば、理解が進みやすいと思います。
製品検査、品質管理、機器分析を担当されている技術者の方、ならびに顧客相談窓口、営業まで、本テーマに興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。



予備知識
特に必要ありません。

習得知識
1 代表的な混入異物の傾向や形態的特徴理解
2 分析技術の基礎知識(前処理、測定法の原理、スペクトル解析の基礎)
3 異物分析結果(画像・スペクトル)の解釈
4 迅速な原因解明のために、今からしておくべきことについて、すぐに職場で活用できる知識・スキルを習得できます。


講師の言葉
 コロナ禍での生活が続いた影響で衛生意識はますます高まり、食品・花粉・ダニなどへのアレルギー反応に代表されるように、昔は気にならなかった異物に過敏に反応する消費者は増加傾向にあります。
 今年になってからも有名食品メーカ等で異物混入トラブルが続出し、SNS上でも情報拡散されています。トラブル防止のため、メーカでは品質管理を徹底させ、幾重もおよぶ検査体制を構築していますが、昆虫、毛髪、カビ、樹脂、ガラス、金属片などの混入クレームは減少していないのが実情です。異物クレームで納入先のサプライチェーンが止まると、損害賠償金額も半端ではないため、分析担当者には特段の迅速さと原因究明のための対応力が求められるだけでなく、今後は、混入トラブルを最小限に抑えるための“事前の分析的支援”もますます重要となります。
 本セミナーでは、異物トラブルの傾向や代表的な混入異物の識別法から、分析技術を通じた迅速な原因解明のポイントについて分かりやすく解説します。製品検査,品質管理,機器分析を担当されている技術者の方のみならず、顧客相談窓口、営業の方にも役立つ内容です。

プログラム

1. なぜ異物問題が続発するのか?
1.1 異物の定義・種類
1.2 最近の異物発生事例と特徴

2. 混入しやすい異物とその対策
2.1 代表的な混入物質の例(毛髪、繊維、昆虫、カビ、その他)

3. 分析を行う前に
3.1 濾過捕集-光学顕微鏡観察、その他検知法
3.2 X線マイクロCT等、各種検査装置
3.3 事前の情報収集ならびに混入形態の確認
3.4 サンプリングに必要なツール
3.5 異物の性状確認(顕微鏡観察・簡易識別法)

4. 分析手法の原理・特徴および組み合わせ
4.1 EPMA(SEM-EDX)、顕微IR、XRD、Raman、その他代表的手法
4.2 FT-IR分析の基礎(ダイジェスト)
4.3 成分同定に至るまでのフロー
4.4 異物分析事例&結果の解釈

5. 問題解決&発生防止のために
5.1 原因解明への道程
5.2 異物の分析結果が原因物質と直結しないケース
5.3 異物混入を未然に防ぐための分析支援

6. まとめ
6.1 問題演習
6.2 質疑応答



講師紹介
略歴
1992年住化分析センター入社。入社後、顕微IRなどの分光装置、走査電子顕微鏡(SEM)、電子線マイクロアナライザ(EPMA)などにより、異物分析、表示デバイス、インクジェット用メディア分析を担当。
2000年;医薬品製造設備の洗浄確認試験法開発(GMP対応)。
2010年;NEDO次世代蓄電池材料評価技術開発主任研究員。
2016年以降;次世代放射光X線分析に関する技術開発、新規事業企画などを担当。
著作
・異物分析の基礎と応用事例集(株式会社R&D支援センター、2018)
・異物の分析、検出 事例集(株式会社技術情報協会、2020)
・食品への異物混入の実態と原因究明~異物オリジナルライブラリの構築~(日本食糧新聞社、月刊食品工場長2023年4月号)
・Development of In Situ Cross-Sectional Raman Imaging of LiCoO2 Cathode for Li-ion Battery, Electrochemistry, 83(11), 993–996 (2015), 電気化学会論文賞受賞
・三次元空隙ネットワーク解析によるリチウムイオン電池電極の評価法の開発, Electrochemistry, 83(1), 2–6 (2015), 2020 Bimonthly Most Downloaded Papers認定
所属学会・役員
2017年~日本表面真空学会 関西支部役員、実用表面分析セミナー小委員会担当

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