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衛生的な製造を実践し,正しく検査・評価するための

化粧品医薬部外品製造時微生物制御及び適切試験評価技術
【WEB受講(Zoomセミナー)※Live配信のみ録画視聴はありません

オープンセミナー WEB受講

コンサルティング化学食品・化粧品

化粧品・医薬部外品で問題となる微生物について,化粧品・医薬部外品製造時の微生物汚染対策のポイント,正しい結果を得るための試験法及びその限について,具体的事例を交え分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師
大河微生物研究所 大河 正樹 先生
日清製粉,資生堂を経て現在に至る
日時
2024/4/16(火) 13:00〜16:30
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
テキスト
PDF資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式
WEB受講のみ
 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
 ※Live配信のみ録画視聴はありません。

受講対象
化粧品、医薬部外品の製造を担当している方及びその責任者
化粧品、医薬部外品の微生物試験を担当している方及びその責任者
化粧品、医薬部外品の品質管理・品質保証を担当されている方及びその責任者


予備知識
予備知識は無くても理解できるよう基礎から説明する

習得知識
1)化粧品・医薬部外品で問題となる微生物についての知識
2)化粧品・医薬部外品製造時の微生物汚染対策のポイント
3)正しい結果を得るための試験法及びその限界

講師の言葉
 化粧品・医薬部外品の多くは、微生物汚染を受けやすく、微生物起因の回収事例も後を絶たない。
その微生物を制御するには、製造時(一次汚染)及び使用時(二次汚染)の微生物制御の両方が必要となるが、本講座では一次汚染にフォーカスし、製造時の微生物汚染をどう制御していけばいいのか、またそれをどう検証していけばいいのかについて実践的な説明を加えていく。
具体的には、製造時の微生物制御に関しては、原料、設備、作業環境、作業員の管理等について考察し、試験法や基準に関しては、抗菌成分を含む試料について正しい結果を得るために必要な方法を説明すると共に試験の限界や適切な評価法についても紹介する。
本講義により、日々衛生的な製造を実践し、それを正しく検査・評価する知識・技術を修得していただきたい。

プログラム

1微生物の基礎
・化粧品、医薬部外品で問題となる微生物
・微生物と環境

2微生物制御の重要性
・何故微生物制御が必要なのか?
・回収事例
・一次汚染と二次汚染

3微生物限度基準及び微生物限度試験法
・微生物限度基準
・微生物限度試験法
 生菌数・特定微生物試験法
 適合性確認
 培地の性能試験

4製造工程の微生物制御
・原料・設備・作業環境・作業員の微生物管理
・微生物汚染リスクと試験法の限界
・防腐処方設計における一次汚染対策

質疑・応答


講師紹介
略歴
1979 日清製粉株式会社入社
   食品保存・食品微生物学の研究、品質管理を担当
1995 株式会社資生堂入社
   化粧品の防腐処方設計(約4,000品)
   微生物保証の責任者として、防腐処方設計研究員、微生物管理技術者を指導育成
2007 日本化粧品工業連合会微生物専門部会長に就任
   業界の微生物技術を向上させるため、微生物基準・試験法の改定、教育セミナー等を推進
   ISO/TC217(化粧品)WG1(微生物)国際会議に21回出席、試験法・基準の設立に貢献
2018 大河微生物研究所設立
   化粧品・食品の微生物制御の専門家として、各企業の技術指導、セミナー・執筆活動に従事
   防菌防黴学会所属