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品質問題を“ゼロ”を実現するための

未然防止のための過去トラ集作り方使ポイント
~品質問題をゼロにするFMEA・DR実施方法~
【会場/WEB選択可】※WEB受講の場合Live配信のみ、録画視聴はありません。

オープンセミナー 会場受講WEB受講

エレクトロニクスコンサルティング機械

FMEAへの過去トラ情報反映方法,デザインレビューへの過去トラ情報活用,人材の管理・マネジメントについて,実務で活用できるように,実践的に分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師
株式会社ワールドテック 講師 二村 直良 先生
元(株)デンソー
日時
2024/4/16(火) 10:00〜16:00
会場

TH企画セミナールームA

会場案内
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
PDF資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式
会場・WEB
※WEB受講の場合はLive配信のみ、録画視聴はありません。

受講対象
製造業に携わる技術者全般


予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。


習得知識
1)FMEAへの過去トラ情報反映方法
2)デザインレビューへの過去トラ情報活用
3)人材の管理・マネジメント

講師の言葉
 近年、社会の品質意識が変化し、消費者保護の観点から市場対策費用は著しく増加しています。
 この品質問題を分析してみると、その原因は既知のもの(過去トラの再発)が多く、設計者およびデザインレビュー審議者が気づかなかったために見逃した事例が多い。これは、全社のノウハウ、過去トラ(失敗事例)を共有化し、活用し易い環境で十分検討すれば、設計段階で気づくことができ、未然防止が可能である事を示しています。設計起因品質問題の予防のために、設計者や審議者が心配点に気づく画期的な道具(使いやすい過去トラ集)を開発し、その道具を使用して、デザインレビューを実施し、効果を上げてきた実績を紹介します。設計の品質問題を減らす取り組みは、どこでも実施されている。しかし、品質問題を0にする取り組みは、非常に難しく、達成するには、知恵と工夫が必要です。

プログラム

1.はじめに(FMEA説明と仕事の重要ポイント)

2.設計不具合の反省  
2.1 品質問題の分析  
2.2 心配点に気づくための仕組みづくり

3.未然防止の活動事例   
3.1 気づき能力強化 FMEA作成、チーム活動の道具           
 3.1.1 FMEA辞書          
 3.1.2 キーワード集   
 3.1.3 マクロFMEA作成シート 
 3.1.4 機能展開FMEA  (参考)     
 3.1.5 まとめ
3.2 気づきの道具を活用したPQDR (チーム活動) の改善 
 3.2.1 実施計画(新規点・変化点の明確化) 
 3.2.2 実施方法(心配点の抽出)     
 3.2.3 心配点に気づく道具の効果

4.管理面(人材育成、しくみ)の改善

5. FMEAの演習

質疑・応答


講師紹介
略歴
1981年:日本電装㈱入社(現㈱デンソー)
     車載用冷暖房製品の品質保証業務(市場クレーム)に従事 
1992年:北米(ミシガン州)のカーA/C生産拠点に出向し、
     CKD部品の現地調達活動を推進
1997年:帰国後、カーA/C用コンプレッサの初期流動業務のマネジメントを担当
2002年:ドイツに出向し、欧州新A/C工場立ち上げ活動に従事
2004年:チェコの欧州新A/C工場に移動し、品質保証責任者として活動
2006年:帰国後は、冷暖房製品、給湯器等の品質保証マネジメントを担当
2017年:㈱デンソーエアクール転籍  品質保証担当 常務取締役
2021年:㈱ワールドテック入社