課題解決、品質向上、技術向上のセミナーならTH企画セミナーセンター

高性能な歯車機構を実現するための

歯車強度設計振動騒音具体的対策技術
~高強度・低振動・低騒音設計、歯車の寿命と損傷~
【WEB受講(Zoomセミナー)


Warning: Undefined variable $seminar_kind_formatted in /home/beker/thplan.com/public_html/wp-content/themes/thplan/single.php on line 37
WEB受講

機械

歯車機構の企画・構想,歯車機構の設計・加工・検査・組み立てポイント,各種産業機械への実装技術について,豊富な経験に基づきわかりやすく解説する特別セミナー!!

講師
テクファ;ジャパン株式会社 代表取締役社長 工学博士 香取 英男 先生
日時
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円       
  ※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト

受講概要

受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステム利用によるオンライン配信となります。

テキスト
製本資料(受講料に含む)
別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。


受講対象
機械系学科卒業後機械設計実務3年以上


予備知識
機構学、機械設計、機械材料があれば理解が進みます。


習得知識
1)歯車機構の企画・構想 
2)歯車機構の設計・加工・検査・組み立てなどに関する事項 
3)各種産業機械への実装技術 など


講師の言葉  
 歯車は、回転伝達機構の重要な要素であるので、その設計・製作の際には、常に、駆動歯車と被動歯車という一対の歯車機構として考えるべきである。ところが現実には、単一の要素として、幾何学的な考察のみで、設計・製作していることが多いように見受けられる。また、あまりにも普遍的な機構であるがゆえに、意外に忘れられている基本かつ重要な事項も多い。  
 そこで本セミナーでは、回転伝達機構としての歯車機構について、留意すべき事項を列挙して、高性能な歯車機構を得るために、要点を整理してわかりやすく解説する。 

プログラム

1.外歯車対の基礎
 1)歯車の種類
 2)円筒歯車のかみ合いの原理
 3)なぜ歯形にインボリュート曲線が圧倒的に用いられるか
 4)バックラッシとは
 5)かみ合い率と同時かみ合い数
 6)切り下げと最少歯数の限界
 7)転位とは
   ・縦転位
   ・横転位
 8)転位を活用した柔軟な歯形設計への活用
 9)基準ピッチ円とかみ合いピッチ円の違い
10)歯車における寸法管理の方法と精度
   ・またぎ歯厚法とその値の算出式
   ・オーバーピン法とその値の算出式
11)設計/製作上要求される歯車諸元値の項目とその算出方法

2.外歯車/内歯車対による歯車機構
 1)外歯車・内歯車対のかみ合いにおける歯車諸元値の項目とその算出方法
 2)外歯車・内歯車対で生じるかみ合い干渉
   ・インボリュート干渉とその発生有無判定の算出方法
   ・トロコイド干渉とその発生有無判定の算出方法
   ・トリミング(逃げ)干渉とその発生有無判定の算出方法

3.高強度・低振動・低騒音への歯車設計
 1)回転伝達機構としての歯車装置設計の着眼点
 2)歯車と伝達軸の締結方法
 3)伝達軸の強度の設計方法
   ・ねじり剛性によるせん断応力にもとづく軸の強度計算
   ・ねじり剛性にもとづく軸の強度計算
 4)歯車の強度の設計方法
   ① 幾何学的な観点からの強度設計
    ・歯元曲げ強さ(ルイスの式)
    ・歯面強さ(ヘルツの応力)
   ② 歯形形状の検討
    ・歯たけ係数による
    ・転位係数による
    ・歯形修整による
   ③ 機構の実装上からの検討
    ・材質
    ・熱処理
    ・潤滑方法
 
4.歯車の寿命と損傷
 1)歯形の変形と破損
 2)歯面の摩耗
 3)振動・騒音の対策

質疑・応答



講師紹介
略歴
 1968年~1989年      財団法人 機械振興協会技術研究所
 1977年~1979年      東京都立大学 工学部 非常勤講師(大学院特論 機械の数値制御)
 1983年~1985年      東京工業大学 研究員
 1985年4月~2015年3月  ISO/TC184(産業オートメーション)/ SCI(機械の数値制御)
国内対策委員会 委員
 1990年5月~2021年3月 埼玉県 委嘱 技術アドバイザ(機構設計、CAD/CAM部門)
 1991年4月~1992年6月 法務省 東京地方裁判所 鑑定人(CAD/CAMシステム)
 1994年9月~2012年3月 青山学院大学 理工学部 兼任講師(図形科学など)
 1995年4月~2014年3月 明治大学 理工学部 兼任講師(機械システム設計など)
 1997年6月~現在     テクファ・ジャパン(株) 代表取締役社長
 1999年6月~2014年6月 日本カム工業会 会長
 2005年2月~2020年11月 高齢・障害・求職者雇用支援機構 講師
著作
・非円形歯車の設計・製作と応用 (日刊工業新聞社、2001年)
・カム機構ハンドブック (共著、日刊工業新聞社、2001年)
・カム機構図例集 (共著、日刊工業新聞社、2006年)
・3次元CAD実践活用法 (共著、コロナ社、2006年)
・DVD教材 カム・リンク機構入門 (監修、ものづくりネット、2011年)
・工学技術計算ソフトによる設計業務の効率化・高度化 機械設計、Vol58,No.11~ 現在連載中
所属学会
・日本機械学会
・精密工学会
活動
・PTC ジャパン ユーザ会 Mathcad TC 議長
・生産システム懇談会代表幹事