加工品の見積もりの基礎,加工に関する基礎,見積書の読み方,加工品のコストダウンの着眼点について,豊富な経験に基づき,具体事例を交えながら分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
日本コストプランニング株式会社 代表取締役 間舘 正義 先生 コスト基準作成・見積り技術の教育・コストダウンの実践的な指導を専門分野とし 『目標原価達成に必要なコスト見積もり術』など 著書多数
- 日時
- 会場
TH企画セミナールームA
会場案内
- 受講料
- (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
- テキスト
受講概要
受講形式 会場・WEB テキスト 製本資料(受講料に含む) ※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。 受講対象 ・設計者 ・購買担当者 ・コストを見積もるスキルを習得したい方 など 予備知識 特に必要ありません 習得知識 1)加工品の見積もりの基礎知識の習得 2)見積書の読み方の習得 3)加工に関する基礎知識 4)加工品についてのコストダウンの着眼点 進呈 講師著書:設計者のための正しい見積書評価とコストダウン(日刊工業新聞社)を進呈します。 講師の言葉 「会社の第一の目的は、利益の獲得にある。」といわれ、その源は製品にあります。さらに、「製品コストの80%は設計段階で決まる。」との言葉にあるように、設計者に対する高いコスト意識が強く求められています。 このため、設計者は、製品の採算性を高めるうえで、コスト(原価)を知ることが重要です。しかし、実際の業務の中では、材料費や加工費という言葉を日常的に使っていますが、「加工費には、何が含まれているのか、どのように算出するのか、どの点に着目すればコストダウン効果が得られるのか。」などをあいまいに理解したまま用いていないでしょうか。 本セミナーでは、機械加工品を対象に理論的・科学的にコストを算出する演習を行い、理解の促進を図ります。また、利益向上に役立つコストダウンの着眼点を見積もりの面から解説します。 さらに、近年進められているDXについて、見積システムを活用し、製品の開発・設計活動から生産活動に至るうえでの有効で効果的な運用を紹介します。
プログラム
1.見積書は利益獲得のスタートである 1) 見積書から取引がはじまる 2) 見積書は利益が含まれる 3) 見積書には会社の発生するすべての費用が含まれる 4) おなじ品目でも会社によって見積金額は異なる 5) いろいろな見積もり方法がある 2.見積もりに必要な基礎知識 1) 見積書の基本情報とは 2) 品目売価の求め方 3) 材料費の求め方 4) 加工費の求め方 5) その他の費用 3.見積書を見よう<事例Ⅰ> 1) 図面と見積書を確認する 2) 見積書で確認すべきことは 3) 見積書に情報がしっかり記載されているか 4) 見積書を査定するためには 5) 見積もり者に求められる能力は 4.見積書では「見えないコスト」を考える 1) 見積金額だけに目を向けてはいけない<事例2> 2) 「見えないコスト」を金額にする 3) 品質、納期、コストに関する方針の整合性は大切である 4) 見積書と生産システム、調達方針を考える<事例3> 5.見積もりの手順とコストダウンの準備とコストダウンの着眼点 1) 購入条件とコストダウンの準備を考える 2) 見積もり計画の準備項目を整理する 3) 見積書の入手の仕方 4) 見積書の査定の仕方とコストダウンの着眼点 5) 価格交渉(商談・技談)の進め方 6.購入品、外注加工品、原材料のコストダウンの着眼点 1) 購入品のコストダウン・アプローチの仕方 2) 外注加工品のコストダウン・アプローチの仕方 3) 原材料のコストダウン・アプローチの仕方 質疑・応答 講師紹介 略歴 日東工器株式会社、アシスト株式会社、関東精工株式会社などで製造現場、生産管理、製品開発、営業などの実務を経験する。 この間、IEやVE手法、小集団活動によるコストダウン、生産管理システム(MRP)の改善による在庫削減、顧客サービス向上、そして新製品開発におけるコストダウンなどを実践する。 1998年日本コストプランニング株式会社を設立。 論理的・科学的な製品コストの求め方とコストダウンの進め方、コストエンジニア育成を指導する。