受講概要
受講形式 会場・WEB 受講対象 開発・設計・製造&研究・企画部門・人事&教育&サービス部門・品質保証・保全・運用・運転部門、 事務・サービス部門等、多分野のスタッフ&リーダ・マネージャー、経営層、組織改革推進者等(業種を問いません)。 予備知識 特に必要ありません 習得知識 1)人間重視のマネージメント法 2)部下を活かし動かす心理学的方法論(アサーション、EQ等) 3)人間力醸成法 4)部下を活かし動かす組織活動の仕組考案法(品質保証&ヒューマンエラー防止) 5)会社人生を豊かにする『気楽な発想法』など 講師の言葉 企業経営においては、世の中に貢献できる『わくわく』感ある製品やサービスを社員、一人ひとりが生み出すことが出来るかが企業戦略の要になってきてます。しかし、マネージメント問題に起因するプロジェクトの失敗が日夜、現場で発生しており、企業経営が脅かされ続けています。 その一方で、どのようなプロジェクトを担当しても、失敗しないマネージャーがいます。彼は、「人間力の醸成と発揮」を基盤に、「部下のやる気」を引き出し『人間重視のマネージメント』を実践」することにより、「強いワンチーム(ONE TEAM)」の形成に成功していたのです。正に「失敗しないマネージャーには訳があったのです」。 本セミナーでは、「人間重視のマネージメント」について、従来の「効率重視型マネージメント」から「人間重視型マネージメント」に転換する具体的な方法として「アサーション&コーチング、EQ等の心理学的方法論」(注1)や独自に考案した「人間力醸成診断」、「人を活かす組織活動の仕組考案のコツ」を登場させます。セミナー内容を部下指導等マネージメントに役立てていただくと共に、演習等の内容を社内教育・研修にそのままご活用いただけます。 (注1)アサーション:心理学的なコミュニケーションパターンの一つ、 EQ(Emotional Intelligence Quotient ):心の知能指数「人間の真の能力はIQではなくEQによるところが多い」(多くの心理学者が提唱)。
プログラム
第1章 「人間重視のマネージメント」&「リーダに必要な資質」 1.「会社人生の選択」と「価値観の認識」 2.「人間のタイプ」と「企業活動」 3.リーダシップのパターンと人間重視型リーダシップ 4.「失敗しないマネージャーの因子と基盤要素」 5.人間重視のマネージメント体系 第2章 「わくわく」感と人間力醸成の構図 2.1 「人間力醸成の構図」 1.人間重視の組織活動 2.「わくわく」感と人間力醸成の構図 2.2 「人間力醸成のコツ」 1.演習1:「人間力醸成のコツ」(「人間理解」) 2.「人間力醸成のコツ」(「人間理解」) 3.演習2:「人間力醸成のコツ」(「価値観の認識」) 4.「人間力醸成のコツ」(「価値観の認識」) 第3章 人間関係の向上と「部下指導」 1.演習3:「上司と部下の人間関係」 2.「アサーション」と人間関係の向上 3.人間力が足りないとどうなる? 第4章 部下を活かす「人間力醸成&EQリーダシップ」 1.「部下が離れていくマネージャー&リーダ」 2.「モチベーション・キラー」と「EQリーダシップ」 3.「EQ」と 「人間力醸成」 第5章 「頼られる上司になるためのEQワークショップ」 5.1[感情の識別]:「自分の感情を知る力」 5.2[感情の制御1]:「感情を制御する力」 5.3[感情の制御2]:「目標に向かう力」 5.4[感情の理解]:「他人の感情を理解する力」 5.5[感情の利用]:「人間関係を処理する力」 第6章 「人間力醸成診断・解説」 1.演習4:「人間力醸成」自己診断 2.演習5:「診断結果&解説」 3.「人間力醸成の早道」 第7章 部下を活かし動かす「人間重視の組織活動の考案・展開」 7.1「部下を活かし動かす品質保証の仕組」 1.「人間重視型思考パターン」 2.「人を活かし動かす社内監査の仕組考案」事例 3.マネージメントの仕組考案(品質保証)の勘所 7.2「部下を活かし動かすヒューマンエラー防止の仕組」 1.「ヒューマンエラー防止」と「リスク管理」 2.人を動かす「リスク管理」の仕組事例 3.マネージメントの仕組考案(リスク管理)の勘所 第8章 会社人生を成功させる価値観&発想法 8.1「会社人生における成功とは」 8.2「会社人生成功のコツ」と「気楽な発想法」 8.3 部下の「やる気」を引き出す「自己認識」 第9章 まとめ&質問 演習付きセミナー ☆受講者の声: ・『先生のお話は、人間らしくてよいことを承認いただけたようで自信をいただきました』 ・『部下の良い点を伸ばせるリーダになりたいと思った』『「出来る所までやる」「相手の立場に立つ」を実践』 ・『良い気づきを得た、講習で学んだことを活かしていきたい』『これまでの経験を振り返るよい機会でした』 ・『どうしても難しく考えてしまうこと難しくやろうとすることが多く、改めて考える良い機会となりました』 ・『部下と接する際、今回の「人間力醸成」のグラフを忘れずに行動しよういようと思います』 ・『「ほんの少し相手の立場に立つ」というのはなかなか実践できていない、これを機により意識を高めていきたい』 ・『「リスク」を難しく考え手詰まりの状態でしたが、「心配や不安なこと」と置き換えて良しとのことで光が見えた』
講師紹介
成蹊大学工学部経営工学科を卒業し富士通(株)入社。
品質検査部門、教育訓練部門を経てシステム開発部門において各種のシステム開発マネージメントに関わる(途上、未来工学研究所主任研究員)。
近年、品質問題を抱える本部組織の品質改善に従事し(主席部長、品質保証部長)、SI分野で日本初の CMM®レベル5を達成、社長賞を受賞。
定年後も続投し、同社人材開発部門で「わくわく」元気塾&品質改善講座を開講。
多くのマネージャー&品質改善プロフェッショナルを育成。
2011年、富士通を退職。
その後、「人間力醸成」を基盤にした各種セミナー・講演・企業研修等、3万人以上の方々への指導を行ってきている。
(注)CMM:世界的に著名な改善モデル Capability Maturity Model and CMM are registered in the U.S. Patent and Trademark Office.
関連セミナー
05/21(火)
終了済みオープンセミナー